イベントと映画、脚本はどう違うの?【DIRECTOR’S TV】
こんにちは!GP神谷です。
今日は『大成功するイベントの構成』についてお話ししていきたいと思います。

……とはいえ、『イベントの構成』と聞いてもピンと来ないですよね。
「イベントって流れがあらかじめ決まっていて、そこに当てはめていくものじゃないの?」なんて感じている人もいるかもしれません。
そんなことはありません!
イベントにおいて『構成』は成功のカギを握る大事な要素なのです。
イベントの成功は『構成・脚本』で決まる!?
一見、テンプレートの流れがあるように思えるイベントですが、実は分単位で綿密に計算された構成になっています。
・限られた時間枠の中で何をして、何をしないのか?
・誰が、どのタイミングで出ると盛り上がるのか?
・参加者が最初から最後まで楽しめるイベントの流れとは?
この構成が完璧なイベントは満足度が高く、感動を生み、思い出に残ります。反対に こういった構成を考えないで作ったイベントは「物足りない」「盛り上がらない」なんてことになりかねません。
イベントとは、いわば『体験する物語』。クライアントの目的を達成するため、参加者全員で作り上げる物語です。だからこそ、参加者が楽しめて、参加したかいがあったと感じてもらうための構成や脚本が重要なんです!

では、その『イベントの構成や脚本』を作るとき、何を参考にしたらいいのでしょうか?
GP的なオススメは『映画』と『TV』。それぞれの違いを見ていきましょう!
こんなに違う『映画とTVの脚本の考え方』。イベントに合うのはどっち?
『脚本・構成』と聞くと、真っ先に映画とTV(ここでのTVとは、バラエティやワイドショー、情報番組などです)が思い浮かぶのではないでしょうか。
では、この二つは同じような構成・脚本の作り方をしているかというと……実は違うんです!
その違いをざっくりとまとめてみました。
映画 | TV | |
時間 | 決まっている | 決まっている |
中断 | 終わりまで見ること前提 | 気軽に切り替えられる |
双方向性 | ほぼない | 導入可能(クイズなど) |
リアルタイム | できない | 生放送可能 |
こうして見ると、意外と違いますよね。
映画やTVはそれぞれの特徴を理解した上で脚本を作りこんでいます。
例えば、映画は最後まで見てもらえる可能性が高いため、じっくりと伏線を貼って最後に回収し、感動を呼び起こす仕掛けがされていることが多いです。

その一方、TVは気軽にチャンネルを変えられるので、別番組に浮気されないように効果音やテロップで派手さを出したり、クイズで視聴者の気を引いたりと、細かい仕掛けを次々に繰り出していくものが多くなっています。

では、イベントに合うのはどちらの脚本でしょうか?
内容によって異なりますが、基本的に
リアルイベント=映画の脚本
オンラインイベント=TVの脚本
と考えるのがオススメです。
では、それぞれの脚本を、どう参考にしたらいいのか……?
ここからさきは『DIRECTOR’S TV』でじっくりお話ししています。
ぜひご覧ください!
KNOWLEDGEイベントノウハウ
公開日:
2021NOV
22