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『鋼の錬金術師でわかる!イベントプロデューサーの役割』

みなさま、こんにちは。
10月末まで東京ドームシティで行われていた『鋼の錬金術師原画展』に行く予定が
2回連続台風でキャンセルになった染宮です。

10月の週末、それも2度も台風が来るなんて
貴重な休日をなんだと思っているのか!
おかげで行き損ねてしまったではないか!(怒)

……なんて恨み節から始まりました、今回のTOPICS。
テーマは『鋼の錬金術師でわかる!イベントプロデューサーの役割』です。

・イベントプロデューサーって、どんな役割なのですか?
・イベントプロデューサーは、どんな考え方をしているのですか?

という、素朴な疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

お仕事内容を聞いても、いまいちピンとこないのがイベントプロデューサー。
「それなら、何かにたとえてみよう!」ということで
12月に実写映画化を控え、原画展の全国ツアーが行われている
『鋼の錬金術師』をたとえに使ってみることにしました。
(ご存じない方は、ぜひ原作マンガを読んでみてくださいね)

<主人公のエドは、イベントプロデューサーに『向かない』>

さて、それではさっそく、例えていきたいのですが……

困ったことに、『鋼の錬金術師』の主人公である
エド(エドワード・エルリック)はイベントプロデューサーに向きません。
彼にイベントプロデューサーをやらせてはダメです。
大変なことになります。スタッフが泣きます。

なぜかというと、エドの視点は常に
『自分自身に向いている』からです。

彼は間違いなく優秀で、強くて、頭の回転が良く、行動も早いのですが
視点が常に『自分と、自分の大事な人』に向いています。

彼が守りたいのは、自分の大切な人。
悪く言えば、視野が狭く、スケールが小さい。

だからこそ、爆発力があり、
最前線で敵のボスと戦うことができるのですが……

この生き方が
『たくさんの人と作り上げる』イベントとは
めちゃくちゃ相性が悪い!(笑)

最初から最後まで
自分の力だけでなんとかしようとしてしまうエドは
イベントプロデューサーには向いていないのです。

では、誰なら
イベントプロデューサーに向いているのでしょうか?

私の個人的な意見ですが、
通称『大佐』……ロイ・マスタングなら
素晴らしいイベントプロデューサーになれると思います。

<目的と視野の広さが、イベントプロデューサーのカギ>

ロイがなぜイベントプロデューサーに向いているかというと
彼は『大きな目的のために、組織を最高の状態で動かしている』からです。

彼の大きな目的は国のトップになることなので
この点はイベントプロデューサー向けではありませんが(笑)

彼は常に『自分がかかわる組織の立場』『仲間たちの状態』を気にかけ
最高の仕事ができるように導いています。
指示をすることはありますが、命令はほとんどしません。

指示は的確。必要なら根回しや説得もします。
対立している勢力の仲を取りもったりもします。

いざとなれば
自分が最前線に立って戦うこともありますが
自分だけでは挑まず、必ず仲間と協力します。

自分がラスボスの前に立つことはない代わりに
物事がスムーズに進むよう、筋道を立てて動いているんです。

なぜ、そんなことができるかというと
彼の視界には常に『仲間』が映っているからです。
仲間がどう動けばうまくいくか、
そのために、自分は何をすればいいかを自然に考えられる。
エドとは対照的な視点の持ち主なのですね。
この視点は、まさにイベントプロデューサーそのものです。

イベントには、本当に多くのスタッフが関わります。
音響、照明、ステージ設営、誘導、ゲスト、司会……
それぞれが、それぞれの誇りをもって仕事をしています。

イベントプロデューサーはスタッフの上司ではなく、まとめ役です。
「この人の言うとおりに動けば、うまくいく」
そう思われるほどの信頼と、実際にうまくいった実績があるからこそ
スタッフがそれぞれの立場で、最高の仕事ができるのです。

<舞台に立つのではなく、舞台を作るのが、イベントプロデューサー>

『鋼の錬金術師』では
主人公のエドと弟のアルが自分たちのために頑張る姿と
国を良い形に導くため、ロイ率いる軍部が奮闘する姿が同時に描かれます。

この関係は
イベント参加者と、イベントを作る側……イベントプロデュース側の関係に
とても良く似ています。

イベントプロデュースは
イベント参加者に楽しんでもらうこと、喜んでもらうことが最大のお仕事。

その意味で
イベントプロデューサーに向いている人は
少年漫画の主人公そのものではなく
彼らを支える周りの人、といえるのかもしれません。