GP JOURNAL

デジタルネイティブ世代の特徴を捉える

ChatGPTで要約する

“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

山岸希望(MAGGY)です!
 
一概に世代で括るのはナンセンスだとは思いますが、マーケティングにおいては、年齢層の特徴を掴むことは重要なポイントです。
イベントプロデューサーにとっても、参加者の年齢層に適したテーマやコンテンツ案が求められるため、時代の流れには、常にアンテナを張る必要があります。
 
総務省の26年度末の調査によると、携帯の世帯普及率は94.6%、パソコンは78%だそうです。通信機器はほぼ全ての人にとって身近な存在になったと言えます。

この当たり前の時代に生まれ育った世代を“デジタルネイティブ”と呼びます。

今後消費者へと成長していくこの“デジタルネイティブ世代”の特徴を考察し、
イベントマンの視点から捉えていきます。

デジタルネイティブって!?

生まれた時からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた世代である。
つまり、現在の年齢にすると20歳くらいまでの年代が該当し、デジタルネイティブ世代は、いよいよ社会人になってくることになります。
 
25歳の私には22歳の弟がいます。3年差です。
この3年間に起きたデジタルの革新による影響はとても大きいと、日頃弟を見ていて思います…
 
例えば…
弟世代は、初めての携帯電話がスマートフォンでした。
LINEから始まった彼の友人関係において、アドレスや電話番号は特に意味がありません。
昼休みの時間に撮影した動画をYouTubeやVineにあげることも日常です。

そんな驚きのデジタルネイティブ世代の特徴を上げてみます。 

物欲の変化から、“体験”への執着

最初から世界中のエンタメにアクセスできる彼らにとって、CDなどの現物の購入は熱狂的なファンでない限り魅力的なお金の使い方ではありません。またシェアへの発想が柔軟になった彼らは家・車や自転車・洋服やバックなど多様なシェアリングサービスを駆使して、モノに囲まれない手段を選びます。
そして、彼らが”買う“のはコンサートやボルダリング等、そこに行かないと体験できない”経験“にお金を使うことを豊かな人生だという認識が高まっています。

イベント的活用法

参加者が限定されていることへの付加価値を煽る。
知名度の高いアーティストをキャスティングするだけでなく、
参加者自らが発掘した気分になれる(拡散したくなるもうすぐ売れそうな)アーティストを起用する。

価値観の多様化

これはもう周知の事実ではありますが、新しいデバイスの登場により、「テレビを見ない」といったような生活者の行動の変化は大きな要因でしょう。他にも、デジタルネイティブは“個性”“自分らしさ”を探し求めています。バブル時代、皆が同じブランド・学歴・大企業など“ブランド”を得ようとしていた時代に反するかのように、デジタルネイティブ世代は「均質化することへの反発」=個性という意識が生まれ、国内に留まらず自分らしい好みや理想像などをネットを駆使して探し求めているようです。

≪イベント的活用法≫

→デジタルネイティブなミレニアム世代がイベントへの参加動機を向上させるため、どうすれば良いのか?
①インタラクティブ性あるプログラムを設計
一方で受け身ではなく、「双方向」で対話させ、自己表現できる場を提供する。
自己啓発にもなるようなプログラムも取り入れる。
②彼らが興味を持つ、支持する物を提供
“デジタルネイティブ世代”は一日中何十回もスマートフォンやタブレットを触っている。
なのでイベント会場にWi-Fiを設置して、快適に感じてもらえるイベント環境を作る。
③自由度の高いオペレーション
既成観念にとらわれず、堅苦しい形式をやめ、選択できる、参加者が割と自由に動けるようなオペレーションを考える。
④シェアしたくなる要素
普通ではない物を使って装飾したり、SNS映えする物を用意したり、彼らが思わず他の人にシェアしたくなるような要素をイベント会場に提供してあげる。

他にも、「現実の出会いとネットでの出会いが曖昧。」「相手の年齢や所属・肩書にこだわらない。」「情報は無料と考える」等、“デジタルネイティブ世代”を分析すべき点はまだまだありますが、
今回は、物欲と価値観を見てみました。
 
さぁ、今の10代はどんな世代と呼ばれるのでしょうか?
今年生まれた子供たちは?
 
変わり続ける世代ごとの文化の差は
目が離せませんっ!

OTHERSその他

公開日:

2018FEB

09

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