GP JOURNAL

映像制作の参考にしたい!クリエイティブなMV(ミュージックビデオ)集

ChatGPTで要約する

“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
クリエイティブ、アイデア、MV、ミュージックビデオ、イベント、映像制作
Photo:YOUTUBE@photofinishrecordsより引用

みなさんこんにちは。GPの宮永です。

今回のお題は「クリエイティブなMV」!ということで、シンプルながらエッジとアイディアの効いたMVを集めてみました。イベントで活用する機会の多い動画ですが、斬新なアイデアを探しているなら、若手監督が名を馳せる登竜門であるMVをまずはチェックしてみませんか?

創作アイデアの詰まったMV7選

ということでクリエイティブなMVを厳選いたしました!早速一緒にチェックしていきましょう。

1:SOUR「日々の音色」

こちら2009年製作……と、かなり前の作品なのですが、今見ても「新しい」って思えるところが凄い。コロナ時代に移行し、こういった作品の撮り方が増えてきましたが当時は目新しかったはずです。

世界中のファンとインターネットでのビデオ通話を通じて共同で作品を作り上げる。しかもただただ動画を繋ぎ合わせるのではなく、違うフレームの人同士が写真を撮りあったり、それぞれの顔のパーツで表情を作ったりと遊び心満点。一つ一つのフレームをモザイクに見立てて設計された動画はクリエイティブ以外の何物でもありませんよね。

これが10年前に作られたっていうんですから、その独創性にただただ驚かされます。

2:JUL & MAT「Metronomy – On the motorway –」

シンプルなのに頭に焼きつく……そんな衝撃的なMVがこちら、JUL & MATによる「Metronomy – On the motorway –」。使用するのは3本の筆と3色の絵の具、そしてペーパーのみです。

MVというよりかはアーティスティックな映像作品に近いですよね。音に合わせて動く筆は予測できない曲線に加え、混ざり合う色彩とともに新しい表情を生み出します。

ストーリーはありませんが、それで良し。いつまでも見続けられる飽きのこない作りになっています。ミニマルで低予算、しかし光るアイデアと予算さえあればここまで人々を引き込む作品を作ることも出来る!華やかなのでイベントのオープニングムービーとして活用するのもありなのかも。

3:Passion Pit 「Take a Walk」

空を飛ぶってどんな気持ちなんだろう。そんなちょっとした興味心を視覚的に教えてくれるMVがこちら。とは言え空を飛ぶ鳥や飛行機の目線ではなく、バウンドし街中を行ったり来たりするボールの目線ってところが粋なんです。

この映像はドローンを使用して撮影されました。当初新技術だったドローンも今では随分と身近な存在になりましたよね。GPもつい先日ドローンを使用した映像を撮影したところ。次回はこんな感じのストーリー性があるものに挑戦するのもアリなのかも!?

4:Double Vision「3OH!3」

これも少し古い作品にはなるんですけど、多分どの時代に見てもおしゃれだなと思ったのでご紹介。

インターネットサイトのページに見立ててそこにモデルを置いて撮影しているだけなんですけど、このアナログ感がすんごく良い…!

「だったら本当のサイトを簡易的に作ってそのまま写せば良いじゃないか」というご意見もあると思うんですけど、ここにリアルな人物が入ってちょっとした演技してるから面白いんです。

可愛くてオシャレなのは勿論なんですけど、このアイデアイベントで使えると思うのは私だけ?例えば、イベント内の授賞式や実例紹介をするときに、導入としてこういった映像を作っておいて、本映像内にあるように再生ボタンを押したらインタビュースタート!とか良くないですか?

5:Bon Iver「iMi」

世界中にファンも多いBon IverのMV。音楽の美しさを最大限に映像で表現する時って、シンプルで良いんだよ!と思わせてくれる映像です。

映像は白い服を身につけたダンサーが同じ場所で踊り続けるというもの。そこにタイプで歌詞が入り込んでくる。ダンサーの動きに呼応するカメラワークと彼女の足元を舞う砂が演出道具。あとは美しい空の色とモダンアートのような枯木のみという徹底ぶりに、究極の美をミニマルに追求する製作陣の意気込みを感じます。

6:OK Go「 The One Moment 」

クリエイティブなMVを生み出すアーティストとして真っ先に名前が上がる「OK Go」。彼らの映像作品は出来れば全て見てみてほしいのですが(めちゃくちゃ勉強になるのです)、今回紹介するのは2016年にリリースされたこちら「 The One Moment 」。

これ、普通に見てると分からないと思うんですけど、実はわずか4.2秒という短時間に仕掛けられた様々なギミックをスローモーションカメラで超絶スローモーションで撮影して切り取っているんです。

色鮮やかな大爆発から色とりどりの水しぶき、ボールの落下とまたまたポップな爆発、そして割れまくる水風船etc …。スローモーションで撮影すると、本当はシンプルなものだったとしてもドラマティックに演出できちゃう。これも映像作りにおける大きなヒントですね。

7:Oren Lavie「Her Morning Elegance」

Oren Lavieの「Her Morning Elegance」。“彼女”の物語をコマ撮りで捉え、ベッドを舞台にドラマを繰り広げる芸術的なMVになっています。

グラミー賞にもノミネートされたこちらのMV。誰の家にだってあるものだけで構成されているにも関わらず、見ている私たちの想像力を膨らませる魅せるムービーです。それはきっと、日常の中に当たり前にある理不尽さや、その中にある幸せなどの、誰もが経験したことのある共感性がテーマにあるからなのかもしれません。

身の回りにあるものだけでここまでストーリー性の濃い作品を作り出すことが出来る。技術はもちろんだけれど大切なのは伝えたいことなんだ、と改めて振り返らせてくれる素晴らしい作品です。

終わりに

イベント運営をする上で欠かせないど動画制作のアイデア探しとして、他イベントで使用した動画をはじめ、「イベント+動画制作」などネット検索を駆使する方が大半だと思います。ですが、実は私たちの探しているアイデアって他ジャンルのメディアに眠っていることが大半なんです。

特にMVは若手映像監督の登竜門だったりします。経費がそこまで割けないアーティストのMV……だからこそ、お金をかけずにアイデアで勝負する作品が多いので、あっと驚くクリエイティブなものが見つかるかもしれません。

TRENDトレンド

公開日:

2021DEC

16

当社のサービス業務の流れ、実績をお聞きになりたい企業様はこちら
お問い合わせ

《 イベントのトレンドや世界の最新情報をお届け 》