GP JOURNAL

人生最高の電車の旅。ウェス・アンダーソンの電車ができたってよ!

ウェスアンダーソン、wes anderson、シグナス、イギリス、豪華客車、豪華列車、ベルモンド
Photo:ADmagazineより引用

みなさんこんにちは!GPの宮永です。

何か面白い記事はないかな〜とリサーチしていた矢先に英在住者の友達からメッセージが。
なんでも「イギリスで超面白そうな豪華客車見つけちゃった!」とのこと。

添付のURLを開くと、なんとあの映画監督ウェス・アンダーソンの世界観がバッチバチに楽しめる豪華列車ができたっていうじゃないですか!わたし大好きなんです。あの独特な世界観は彼の作品の中でしか作り出せないアイコニックなもの。映画界のディズニーランド(言い過ぎか?)!

しかもこの豪華客車、出来た背景や狙いも興味深い。ということで、今回はイギリスに新しく登場したウェスアンダーソンの世界観を満喫できる豪華客車、その名も「シグナス」についてご紹介していきます。レッツゴー。

ウェス・アンダーソンって?

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Photo:BELMOND公式HPより引用

とまあ、かなり飛ばして話進めちゃってますが……「そもそもウェスアンダーソンってどなた?」っていう方もいますよね。あまりピンとこない人にも、まずは彼についてかる〜くご紹介。

ウェスアンダーソンは『グランド・ブダペスト・ホテル』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 』、『天才マックスの世界』などで知られる、ハリウッド随一のクリエイティブな映画監督です。彼の表現する世界観に虜になった人々は世界中で数知れず。カルト的人気を誇る映画監督ですね。

『グランド・ブダペスト・ホテル』

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 』

『天才マックスの世界』

彼の魅力といえば、ブレることない独自の美学、そして緻密に計算された芸術のような世界観。この世界観の中でストーリーが展開されれば一風変わったユニークな物語でもさらっと脳みそに入り込み、見終わった頃にはガツンと脳裏に焼き付くことになるのです。

「ウェス・アンダーソン客車」はどんな客車?

そんな彼の世界観を反映させた豪華客車がこの度登場。その名も「シグナス」。

ラグジュアリーリゾートを手がけるベルモンドがこの度ウェス・アンダーソンへコラボレートを提案。電車好きの彼は快くこの話を受け入れ、唯一無二の豪華客車が実現。そしてつい最近イギリスでローンチされて世界中のファンが大騒ぎ、とまあこういう流れだったんですね。

さてこの「シグナス」ですが、そもそもイギリスを走る豪華列車「ブリティッシュ・プルマン」の一部。1950年代の車両をウェス・アンダーソンが新たにリデザインしたんです。

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Photo:ADmagazineより引用
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Photo:ADmagazineより引用

既存のアール・デコ調のデザインに彼の美意識が溶け込んだこの車両の特徴は、シンメトリックなラインと鮮やかなパステルカラーのカラーパレットで彼の映画の世界観を彷彿とさせること。

ファンの私からするとエメラルドグリーンのカーペットとシート、ピンクの天井が「まさに!」と大興奮。グランドブタペストホテルを今夜あたり見直さねば…と思っちゃう。

「シグナス」のツアーは往復路。なのでどこかに行って下車するという所謂旅に使う通行手段ではなく、あくまでも列車の中での時間を楽しむというものです。しかし歴史深い街を訪問したり、車窓から眺める景色に忙しない日常を忘れたり、現実からの逃避をするにはもってこい。これこそ、現代人に必要なエンターテイメントではないでしょうか。 ちなみに、シグナスには26人まで乗車可能で貸切予約も可能だそうですよ!

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Photo:Conde Nast Travellerより引用
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気になるチケットのお値段ですが……1人あたり約6万円強からで、個室は1室あたりなんと約27万9000円(!!!)。個室を利用した場合には特別なグラスでシャンパンやカクテルを楽しめるといった追加のサービスもあり世界観を満喫できます。プラスでミシュランのお料理も楽しめるのだとか。

作られた背景

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Photo:ADmagazineより引用

正直、割高感はありますよね。しかし、ベルモンドは「需要は必ずある」と言い切っています。その上で2022年は「とても忙しくなるはずだ」と見込んでいるのだとか。というのも、これまでにもベルモンドは豪華列車の旅を提供しており、これらがどれも人気が高いそうなのです。常に売り切れを叩き出すチケットもあるとのこと……。

私が思うに、現代人はきっと疲れているんですよね。ここ最近、なんてことない風景を楽しんだ記憶ってありますか?

本を読んでのんびりぼーっとする時間とか、音楽を聴く時間。そんな時間をパーフェクトな世界観と一緒に提供してくれるのが豪華客車なのではないでしょうか。飛行機だとすぐついちゃうし、景色は楽しめない(空の旅も良いものですがずっと見続けるってことはないですよね)。『世界の車窓から』って番組があるくらいですから、やっぱり電車からの景色には魅力がある。それに、その土地の風景ってその街の歴史を語るもの。そういう余裕ある時間を提供してくれるのが豪華列車だったんですね。

あとはSDGSの影響もあるかもしれません。ヨーロッパでは旅行をする際、飛行機を使わない層が確実に出てきています。環境負荷が一番かからない電車で自分にも環境にも優しい旅をするってコンセプトが今の時代にマッチするのかも?

正直、コロナで旅行に行けない期間が長かったですよね。心を安らかにしてくれる、ゆとりある列車旅行の需要が高まるのも納得です。

終わりに

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Photo:Conde Nast Travellerより引用

時代とハイセンスがマッチした豪華客車の旅。一度見たら虜になるウェス・アンダーソンの世界観に入り込めたらどんなに良いか…って願望が実現しちゃうスペシャルな列車。

そしてその期待を裏切らない世界観は、流石ストーリーメイカーディレクションです。ウェス・アンダーソンはそもそも列車好き。自身の作品の中にも『ダージリン急行』や『グランド・ブダペスト・ホテル』など列車が登場する映画が多数。そんな彼がこだわりにこだわり抜いた豪華客車からは、世界観がキモなイベント業界が学ぶことは沢山ある。

ということなので社長、研修で行きましょう(真顔)。
とりあえず今夜はウェス・アンダーソン作品を何か見てから眠ることにします。それではまた!

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公開日:

2022FEB

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