アイデアはカフェで生まれる。秋に訪れたい都内カフェ3選
ChatGPTで要約する
こんにちは、GP石田です。
日に日に空気がひんやりとしてきましたね。
私にとってカフェは、仕事のアイデアを練る大切な『思考のアトリエ』です。企画を練ったり、次のイベントの構想を広げたり……。
実は、弊社代表の光畑も下北沢のとあるカフェで「グローバルプロデュース」の社名のアイデアをひらめいたそうです。クリエイティブとカフェは深い関係があるのかもしれません。
ということで、今回は秋にこそ訪れたい都内のカフェを3つご紹介します。
古民家カフェ 蓮月/池上

池上本門寺のすぐそばに佇む「蓮月」は、昭和初期に建てられた古民家を改修したカフェです。かつては蕎麦屋や旅籠、結婚式場として人々に親しまれてきた歴史ある建物です。

扉を開けた瞬間、まるでジブリのような世界が広がります。木の香りとやわらかな光、色とりどりの草花、飾られた時計や額縁がどこか懐かしく、まるで祖父母の家を訪れたような安心感があります。二階へ続く木の階段はミシミシと音を立てるのですが、その音が心地よかったです。この空間にいると、五感が研ぎ澄まされ、新たなアイデアが次々と出てきそうな感覚になりました。

窓の外には中庭が。訪れた日は雨がしとしとと降っていたので、その情景がより一層風情を添え、心がゆるやかに解けていくような時間を過ごせました。

GYRE.FOOD uni(ジャイルフード ユニ)/明治神宮前

「さまざまなものが土から生まれ、やがて土に還る」——そんな“循環”をコンセプトにしたカフェが、原宿のファッションビルにあります。店内は緑に囲まれ、壁や床には土が塗り込まれた自然と調和するデザイン。都会の真ん中とは思えないほど、緑のオアシスです。コンセプトをデザインで体現していると、より説得力が増し、その世界観に没頭できますよね。イベントマンとしてもとても勉強になります。

ひときわ目を引くのは階段状の客席。まるで美術館のオブジェのような造形です。テーブルの仕切りがない分、店内全体がひとつの穏やかな空気を共有していて、居心地のよい時間が流れていました。

奥には緑に囲まれたテーブル席もあります。都会っぽさも残しつつ、南国リゾートのような非日常感を味わえます。
渋谷区ふれあい植物センター/渋谷

最後に紹介するのは、渋谷にある「日本で一番小さな植物園」。まさかこんな都会の真ん中に、こんな緑豊かな場所があるとは思いませんでした。え?ここはカフェ?そんな気持ちにさせるほどの、圧倒的な景観です。ここには『見るだけでなく、育てて食べる楽しみがある植物園』というユニークなコンセプトのカフェが併設されています。

提供されるメニューは、園内で育てた植物をモチーフにしたボタニカルなラインナップ。マンゴーやバナナ、オレンジなど、普段なかなか見られない果実が育っている姿を実際に見られるのも楽しみのひとつです。自然の恵みを五感で感じながらいただくドリンクやスイーツは、体にも心にも優しいひとときでした。

おわりに
私にとってカフェ巡りは、ただお茶を楽しむ時間ではなく、新しいアイデアの種を見つけるための小さな旅です。古民家の温もりや、都会の中に息づく緑、静かな空気に包まれる空間——それぞれが思考をやわらかくし、心の引き出しをひとつひとつ開いてくれる気がします。
季節の移ろいとともに、発想も少しずつ色づく秋。あなたもぜひ、自分だけの『ひらめきのカフェ』を探してみてください。


