周年イベントとは?社内・社外の目的別アイデア30選・事例・成功のポイントを解説

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
周年イベント イベントステージデザイン

周年イベントとは、企業の創業や設立から5年、10年といった節目を記念して開催される社内外向けのイベントです。単なる「お祝い」を超え、社員のエンゲージメント向上、顧客・取引先へ感謝の伝達、リブランディングやビジョン等、重要な経営戦略として位置づけられます。 本記事では年間200件以上のイベントを手掛けるプロの視点から、目的別の企画アイデア30選、成功のポイント、予算感、準備スケジュールまでを網羅的に解説します。顧客・取引先向けの周年イベントをより詳しく知りたい方は、関連記事「お客様向け周年イベントの実施ポイントと事例」もあわせてご覧ください。

関連記事▽
お客様向け周年イベントの実施ポイントと事例

周年イベントとは

周年イベントとは節目の年を記念して行うイベントで、概ね5年単位・10年単位で行われることが多くなっています。開催には安定した経営が大前提となるため、周年イベントそのものが社員や関係企業への強力なアピールになります。

周年イベントの目的

そもそも、周年イベントの目的・役割とは何でしょうか?

周年イベントの目的は「ターゲット(対象者)が誰か」によって変わり、社員向けとお客様向け(外部向け)に分けられます。 それぞれについて解説していきます。

社員向け:エンゲージメント向上・一体感醸成・リブランディングなどの告知

周年イベント ステージデザイン

周年イベントは企業が長年愛されてきた証です。その一員としての誇りを再確認し、愛社精神を育み、モチベーションを高める効果が期待できます。周年イベントは全社員が集まるケースが多いため、一体感を醸成する場にもなります。熱気が高く盛り上がるため、新プロジェクトやリブランディングの告知の場としても最適です。

社外向け:感謝を伝える・ブランディング・プロモーション

周年イベント ランウェイステージ

社外向けの周年イベントはお客様に感謝を示す場であると同時に、ブランディングやプロモーションのチャンスでもあります。BtoC企業では周年限定モデルや復刻企画、セールなどを通じて話題化や売上促進が行えます。また、BtoB企業では、クライアントや取引先を招いた感謝イベントを通じ信頼関係の再確認や今後の関係強化につなげることができます。本記事では周年イベント全体の一部として概要を紹介し、顧客・取引先向けに特化した設計ポイントは関連記事で詳しく解説しています。

カテゴリー別・周年イベントアイデア30選

周年イベント 会場デザイン

周年イベントの成功は、目的を達成するための企画アイデアにかかっています。ここでは、「社内用(イベント当日向け)」「社内用(イベント後も利用可能)」「社外向け」に分け、それぞれにピッタリの「実現性の高い企画アイデア」をご紹介します。

社内エンゲージメントを高める企画(周年イベント当日)

あらゆるカテゴリで使える、基本的だけど外せない企画です。ここをしっかり押さえることでイベントの質が変わります。

1.周年表彰・アワードセレモニー

長年会社を支えてきた社員やチーム、象徴的な成果を残したプロジェクトなどを表彰する施策です。周年という節目に行うことで、単なる表彰ではなく「この会社が何を大切にしてきたのか」を全社で共有する機会になります。また、受賞者インタビューなどのVTRを盛り込み受賞理由やエピソードを丁寧に紹介することで、会社の価値観や文化を可視化できるだけでなく、参加者のモチベーション向上や一体感の醸成にもつながります。

2.周年ヒストリーパネル

定番かつ王道の施策です。周年イベントの会場内に設置すれば気分も盛り上がり、参加者がパネルを見ながら思いを馳せたり、思い出話をしたりと交流のきっかけにもなります。歴史をたどるだけでなく、関連企業やクライアントとのエピソードを積極的に盛り込むと、関係性を深める施策としても役立ちます。

3.次の周年に向けての長期的ビジョン発表

周年イベントは節目ではありますが、企業はその後も続いていきます。だからこそ「周年」をブランディングに活かさない手はありません。周年イベントを開催できること自体が安定した企業だというアピールになりますが、イベント中に「次の周年(未来)」に向けての長期的ビジョンを見せることでさらにブランディング効果を高めることができます。

▽プロデュース事例:
オートバックスセブン50周年記念イベント

4.役員や勤続年数が長い社員による「思い出トーク」

真面目なプログラムの合間に、箸休めとして有志で昔話・失敗談・面白話を語ってみてはいかがでしょうか?役員の「今だから言える失敗の話」は役員の人となりを感じさせますし、長く続いている企業であればあるほど、世代間ギャップや当時の時代背景が面白いコンテンツとなるだけでなく、会社をより深く知るキッカケとなります。また、『実際に起きたできごと』の記録は貴重な資産になり、内容によっては以後の社員教育に転用も可能です。

5.オリジナル・アニバーサリーフード

周年イベントでケータリングを出す、もしくは懇親会がある場合、コーポレートカラーを使った料理、ロゴをあしらったスイーツなどを提供することで特別感を出すことができます。また、紅白饅頭やどら焼きなどにロゴを焼き印で入れたオリジナルお土産も喜ばれる施策です。

6.全社対抗・周年クイズ大会

チームを組んでのクイズ大会です。定番のヒストリー系クイズから社食の人気メニュー当て、マニアックな質問、トリビアなど、式典の堅苦しさを緩和しつつ会社への理解を深めることができます。チームの組み方によっては交流のキッカケにもなります。

7.社員の名言展

社員エンゲージメント向上に注目するなら、「社員の名言」を集めた社員の名言展もコンテンツになります。社長や役員だけでなく、全社員を対象に「この部署のモットーはこれ」「あのときこんな名言が飛びだした」「上司のこの言葉が支えになっている」等々、印象的だった言葉を集めることにより会社の文化や雰囲気を改めて知る良い機会になります。

8.お揃いカラーなどのドレスコード設定

仲間意識を高める仕掛けのひとつが「会社のイメージカラーの小物を身につける」などのちょっとしたドレスコードです。参加者自身がアイテムを選ぶことにより参加意識が高まるだけでなく、「何を身に着けようか」というワクワク感が高まります。また、身に着けたアイテムを通じて交流を促すこともできます。

社内エンゲージメントを高める企画(イベント後も活用)

周年イベントの企画は「当日限りのもの」と「イベント後も残るもの」に分かれます。両方のバランスを取りつつ、残るものは「どう活用するか」を意識して企画することが大切です。

9.周年ヒストリーVTR

動画ならではの特徴を生かし、時代ごとの世界情勢を紹介したり当時のヒット曲をBGMに使用したり、歴代社長のスピーチを並べたりと、動画ならではの切り口で歴史をたどることができます。また、イベント終了後も残すことができるため、社内ブランディングやプロモーションのためのコンテンツとしても活用が可能です。

10.周年スローガン・キャッチコピーの作成・告知

周年イベントを行うにあたって欠かせないコンセプトを言語化し、スローガンやキャッチコピーにして告知します。周年イベントにかける想いや目指すものが明確になるため、企画側も参加側も一貫性をもってイベントに臨むことができます。

11.周年イベントロゴ

一目見るだけで特別さを感じられ、様々な場所で利用できる施策です。招待状に印刷したり、ノベルティに使用したり、限定商品に使用したり……社内イベントからプロモーションまで様々に活用できる他、イベント全体に統一感を出すことができます。

12.ライブドローイング

周年スローガンや社是などをプロの書家が書くライブパフォーマンスです。目の前で作品が生まれることによって高揚感を掻き立てるだけでなく、書き上げた作品を会社に飾ることで周年イベントの熱気を思い起こさせることができます。

13.フォトモザイクアート

全社員の写真を集めて周年ロゴなどのモザイクアートを作成する施策です。特に従業員数が多い会社でオススメです。デザインの幅が広く、全員に参加した実感が得られること、現物が残ることが特徴です。

社外向け周年イベントの代表的な企画

周年イベントには社員向けだけでなく、顧客・取引先など社外の関係者に感謝を伝える目的もあります。ここでは、周年イベント全体の企画アイデアとして代表的な社外向け施策を紹介します。招待客の体験設計、PR導線、ファン化まで踏み込んだ詳しい設計は、お客様向け周年イベントの専門記事で解説しています。
顧客・取引先向けの周年イベントを詳しく見る

14.周年記念パーティー

長年の縁ある顧客や取引先を招き、感謝を直接伝える王道の施策です。単なる会食ではなく周年の歩みや今後の展望を交えて伝えることで、これから先も共に歩んでいくパートナーだという印象を強め、関係性を深めることができます。

15.共同ヒストリー展示

自社の歴史だけでなく、顧客や取引先との歩みも含めて年表やパネルとして展示する企画です。「この案件から付き合いが始まった」「このタイミングで一緒に新しい挑戦をした」など、関係性の積み重ねを可視化することで、単なる会社紹介ではなく“共に歩んできた歴史”として伝えることができます。

16.感謝メッセージ入り周年記念ギフト

顧客や取引先へ記念品を贈る施策です。この際、重要なのは「配ること」ではなく「感謝が伝わること」です。ロゴ入りノベルティなどの定番品だけでなく、これまでの感謝を記したメッセージを添える、自社らしさが感じられる品を選ぶ、相手方企業の名を入れるなどの工夫で印象が大きく変わります。

17.取引先・顧客インタビュー動画

顧客や取引先にインタビューを行い、自社とのエピソードや印象に残っている出来事を語ってもらう企画です。企業側から一方的に歴史を語るよりも、第三者の言葉が入ることで信頼感が高まり、周年コンテンツとしての厚みも出ます。また、社内にも「自社がどのように評価されてきたか」を見せることができるためインナーブランディングの効果も期待できます。

18.周年記念誌の贈呈

周年を記念した冊子やブランド紹介本を作り、顧問先や協力会社に贈呈する施策です。創業の背景や転機、代表的なプロジェクト、今後のビジョンなどを掲載します。営業資料ほど堅すぎず、会社案内ほど無機質でもない、読み応えがある資料を作り上げることで、自社をより深く理解してもらい、関係性をより深めるキッカケともなります。

19.周年記念対談・トークセッション

長年付き合いのある顧客や取引先を招いて対談やトークセッションを行う企画です。過去の取り組みや苦労、今後の業界展望などを語り合うことで、今まで積み上げてきた関係性を来場者に伝えることができます。また、社外から見た自社の強みや価値を語ってもらえるため、社内・社外両方のブランディングに効果があります。

20.歴代ポスター・CMギャラリー

チラシやCMを打っている企業ならば、歴代ポスターやCMを一挙公開してみてはいかがでしょうか。自社だけでなく、長年の付き合いがある顧客や取引先も懐かしさを掻き立てることができます。また、歴代CMやポスターの変遷を知ることで自社のセールスポイントやブランディングの変遷を知ることもできます。

▽事例:JR SKISKI 30周年歴代ポスターパネル展

21.参加型周年記念ムービー

周年記念イベントに取引先が参加する場合、周年記念ムービーにも登場依頼をしてはいかがでしょうか。ムービーに登場することにより、共にビジネスを進める仲間としての一体感が得られるだけでなく、「自社を大事にしてくれている」と感じさせることもできます。

ブランド発信・PRにつなげる企画

周年イベントは、企業のこれまでの歩みを伝えるだけでなく、次の展開を社会に向けて発信する機会にもなります。ここでは、周年イベント全体の企画の一種として、ブランド発信やPRにつながる代表的な施策を紹介します。具体的な顧客体験設計やマーケティング施策としての活用は、社外向け周年イベントの専門記事とあわせて検討してみてください。

参考記事▽
お客様向け周年イベントの具体的な設計ポイント

22.周年記念記者発表会・メディア向け発信イベント

周年を機に、新たなビジョンや記念プロジェクト、限定商品、社会貢献施策などを発表する場として、記者発表会やメディア向けイベントを実施する企画です。周年は企業に注目が集まりやすいタイミングであるため、単なる祝賀で終わらせず、次の展開を社会に向けて発信する好機になります。発表内容に新規性や社会性を持たせることで、広報効果や話題化も狙いやすくなります。

23.周年特設Webサイト

周年関係の情報がすべてまとまっている魅力的なwebサイトは情報提供・告知の点で非常に有効です。カウントダウン機能を盛り込んだり、コンテンツを徐々に公開したり、当日への機運を高める仕組みを盛り込むのがオススメです。

24.ポップアップ

BtoCで効果的な周年企画がポップアップです。限定商品を販売するポップアップショップの他、過去の製品を一挙に展示するミュージアムやブランドコンセプト・世界観を感じさせるポップアップイベントなど、改めて自社のありかたを振り返りアピールする施策です。

25.周年記念チャリティ・社会貢献プロジェクト

周年とチャリティや社会貢献プロジェクトは非常に相性が良い施策です。チャリティは注目度の高さが成否に大きく影響しますし、社会貢献プロジェクトはブランディング施策としても有効なため、周年という注目が集まるタイミングを活かせる企画と言えるでしょう。

26.著名なアーティストによるオリジナル楽曲制作

オリジナルソングは特別感があり、かつ記憶に残りやすい施策のひとつです。著名なアーティストが作成することでアーティストのファンからの注目を集めることができますし、特設サイトやYouTubeで公開することで、広く印象づけることができます。

27.SNSフォトスポット

BtoCの企業にオススメなのがフォトスポットです。店舗やポップアップに設置することでSNSでの拡散を狙うことができます。周年期間のみにすることで特別感が増すのもポイントです。

28.周年記念デザイン、モデルの開発

専用デザインやモデル、限定カラーなど、文字通りの「特別なアイテム」が周年の雰囲気を盛り上げます。サービス業などの場合は限定デザインのノベルティを制作するのもオススメです。

29.お気に入り商品投票・復刻

BtoC、製造業系の企業の場合、周年記念モデルと同じぐらい話題になるのが「過去の商品の復刻」です。単なる復刻ではなく、アンケートで最も人気のあったモデルを期間限定で復刻販売するという流れを作ることで商品のファンが喜ぶだけでなく、お気に入りの商品を復刻してもらうために積極的に宣伝し、バズりやすくなるなどの効果も期待できます。

30.異業種コラボレーション商品・イベント

周年ならではの特別感を活かす施策のひとつが異業種とのコラボレーションです。IPとのコラボデザイン商品や業種の垣根を超えたアイデアの組み合わせ、異業種とコラボしたポップアップなど、新しい可能性を見せることで新鮮さを出すことができます。

周年イベント最新動向

周年イベント ハイブリッドイベント

周年イベントの開催トレンドは、過去数年の社会情勢を経て大きく進化しています。特に2025年以降、イベントプロデュースの現場で注目されているトレンドは次の3点です。

リアル回帰と「ハイブリッドイベント2.0」への進化

オンラインイベントの興隆を経て、改めてリアルイベントが持つ臨場感や熱気の重要性が再認識されています。一方でオンラインの利便性は手放せないものとなっており、その二つを両立できるハイブリッドイベントのニーズは高まる一方です。この流れを受け、ハイブリッドイベントは「リアルでは一体感を高め、オンラインでは画面作りの妙と双方向性のあるシステムを盛り込む」といった、同じイベントを2つの方法で開催する方向に進化しています。

「過去への感謝」から「未来への投資」へ

かつての周年イベントは歴史と功績を振り返ることが中心でしたが、現代では「次の100年へ向けたビジョンやパーパスを発信する場」へとシフトしています。AIの導入、サステナビリティへの取り組みなど「未来の企業価値向上にどう向き合うか」のスタンスを明確にし、それに合わせてリブランディングを行うことも求められています。

参加者が主役となる「体験型コンテンツ」の浸透

周年イベントは式典の色合いが濃い印象がありますが、最近では特に若年層の社員エンゲージメントを高めるため、参加者が主体的に行動することで企業への愛着や強い帰属意識を刻む「参加型・体験型デザイン」が求められています。

式典用VTRに思い出のエピソード投稿コーナーを入れる、エンタメコンテンツに謎解きゲームを入れるなど、イベントのトーンに合わせて盛り込むことで効果を最大化することができます。

周年イベントを成功させるポイント

周年イベントは特別なイベントのため、定番イベントとは異なる成功ポイントがいくつかあります。ここでは成功ポイントについて解説します。

目的とターゲットを先に決める

周年イベントと言っても、目的とターゲットによってその内容は大きく変わります。「誰のために」「何のために」を定めずに進めてしまうと企画が迷走しかねません。最初に目的とターゲットを定め、ずらさないようにしましょう。

コンセプトとストーリーを設計する

目的とターゲットが決まったら、それに合わせたコンセプトを作ります。コンセプトはイベントに一貫性を持たせる柱であり、企画で迷ったときに立ち返る場所になるので明確にしましょう。コンセプトが完成したら、そのコンセプトを満たすストーリーを構築していきます。ここの順番を間違えるとイベントがぼんやりしてしまうため、あくまでも『コンセプトを中心』に考えることが大切です。

社内を巻き込んで参加意義を高める

周年イベントは全社を巻き込んでの盛り上がりが欠かせません。社員全員が自分ごととして捉えられるような企画を盛り込み、当日に向けて機運が高まるようにしましょう。

予算に応じて優先順位を決める

特別なイベントだからこそ、周年イベントは予算が膨らみがちです。あれもこれもと盛り込んでいくと、当初の予算をはるかに超えてしまうこともあります。企画の際には予算に応じて優先順位を決め、その範囲内で企画を練り上げることが大切です。

実施後の発信・活用まで設計する

周年イベントに限らず、イベントは開催して終わりではありません。イベントで得た学びや高まったエンゲージメントをどう維持し、普段の仕事に活かすかが大切です。「イベント後にどんな変化を得たいか」まであらかじめ考えて企画することで、イベントの効果が最大化します。

サステナビリティを考慮したイベント設計

今、環境への配慮は企業活動において重要なテーマです。特に、周年イベントは企業のブランドイメージを内外に示す機会でもあるため、環境に配慮したイベントを行うことで企業の社会的責任(CSR)やESG戦略をアピールすることができます。

具体的には次のような施策が考えられます。

エコフレンドリーな会場選び:フードロスに積極的に取り組む会場や再生可能エネルギーを使用する施設を優先する

プラスチックフリーの取り組み:プラスチック製品の使用を削減し、リサイクル可能な素材を活用したデコレーションやノベルティを選ぶ

ゴミ削減:食品廃棄物を最小限にするため、地元のケータリング業者を活用したり残った食材をフードバンクに寄付したりといった仕組みを取り入れる

デジタル化の推進:紙の招待状やパンフレットの代わりにデジタルツールを活用し、イベント管理や資料配布をオンラインで行う

周年イベントの準備スケジュール・進め方

周年イベントは規模が大きくなる傾向があるため、準備にはそれなりの時間がかかります。ここでは大まかな準備スケジュールについてご紹介します。

12か月前:目的設定、体制作り、イベント会社への依頼、会場決定

周年企画は会場手配の関係からも、一年以上前から企画をスタートさせます。まずは目的やターゲット、コンセプト、イベント企画を実際にすすめていくメンバーといった『芯』の部分を決定します。イベント会社に依頼する場合はこの段階から検討、そして打診を進めていきましょう。

12~6か月前:演出・コンテンツ設計

会場を決め、予約をしたら演出やコンテンツの設計を進めていきます。周年イベントは予算オーバーになりがちなので、優先順位をしっかりさせながら進めていきましょう。

6~3か月前:招待・参加者の確定、制作物の準備

周年イベントは全社員、取引先、顧問先など様々な参加者が想定されるため、イベントの企画が固まってきた時点でスケジュールを押さえてもらえるよう声掛けをすることが大切です。合わせて、当日に配布する制作物や、会場装飾の準備などにも取り掛かります。

3~1か月前:演出・運営準備

イベントにおいて「3カ月前」は事実上の直前です。各種準備が進み、イベント当日のイメージがしやすくなる時期です。当日の流れや演出などをしっかり確認していきましょう。また、招待者への招待状の送付、最終出欠確認なども大切です。

開催後:レポート・映像活用・社内外発信

周年イベントは開催当日はもちろん、その後どう活かすかも重要です。開催レポートをPRに使ったり、イベントで使用した映像をHPに乗せたり会社で放映したり、社内だけでなく社外にも発信することでその効果が何倍にもなります。

周年イベント企画事例

株式会社グローバルプロデュースが実際に企画・制作・プロデュースした事例をご紹介します。

50周年記念イベント(株式会社オートバックスセブン)

50周年記念イベント(株式会社オートバックスセブン)

会場:グランキューブ大阪
人数:約800名
実施目的:50周年の節目に当たり、お世話になった方々へこれまでの50年間の感謝を伝えると共に、これからの50年のビジョンを示したい

株式会社オートバックスセブンは50周年を記念した特別イベントを開催。今までの感謝を示す第一部とこれからの50年に向けての変化を伝える第二部という、歴史と革新の両方を伝えられる構成に。演出はもちろん、入場方式やオンラインパネルディスカッションなど、未来への期待を高めるコンテンツを盛り込みました。

第56期全社キックオフミーティング(株式会社コスモスイニシア)

50周年アニバーサリー&キックオフイベント(株式会社コスモスイニシア)

会場:ホテル宴会場
実施形式:リアルイベント
実施目的:50周年アニバーサリーイヤーのキックオフとして、社員のモチベーションを上げ、50周年企画を盛り上げる

株式会社コスモスイニシアは50周年記念イベントとキックオフを合体させた社内周年イベントを開催。『「個」が躍動し、日本一、笑顔と驚きを創造する企業』という会社のVISIONと映画『グレイテスト・ショーマン』のイメージをかけあわせ、ショーとしての盛り上がり、キックオフとしての格、アニバーサリーイヤーの起爆剤としての役割を兼ね備えたイベントとなりました。

45周年記念インセンティブトリップ(株式会社CPコスメティック)

ハワイでの報奨旅行×周年イベント(株式会社CPコスメティック)

会場:ハワイ
実施形式:リアルイベント(インセンティブトリップ)
実施目的:モチベーションアップ

株式会社CPコスメティックは周年とインセンティブトリップを合わせたイベントをハワイにて開催。社員のモチベーションアップ、仕事へのやる気を引き出すのはもちろん、スケジュールが詰まっている中でもハワイの自然を感じられるよう、音響・照明にこだわった演出を行いました。

60周年記念海外インセンティブツアー(JBCCホールディングス株式会社)

60周年記念イタリア・ローマインセンティブツアー

会場:イタリアローマ
実施形式:リアルイベント(インセンティブトリップ)
実施目的:チームビルディング

成績優秀者対象の海外インセンティブツアーを単なる旅行ではなく、グループ会社間の垣根を超え、絆や結束を高めるチームビルディングの機会とすることを大きな目的として開催しました。また、60周年記念のイベントとして、参加した社員の記憶に残る特別感のあるものにしたいという願いを実現しました。

ストーリーテラーが社史を物語として語る周年イベント(健康食品メーカーF社)

ストーリーテラーが社史を物語として語る周年イベント

参加者:5,000名
会場:展示ホール(幕張)
実施形式:リアルイベント
実施目的:周年を記念して、お祝いと今後のメッセージを伝えるイベントにしたい

周年イベントらしさの表現として、ストーリーテラー(語り部)が登場。『周年の旅』をモチーフに、会社の歴史をまるで劇を見ているように振り返りながら理解を深めていく演出を行いました。

スマホを活用した参加型演出が光る周年イベント(化粧品メーカーE社)

スマホを活用した参加型演出が光る周年イベント

参加者:2,000名
会場:東京ドームシティホール
実施形式:リアルイベント
実施目的:演出に凝った、一体感を生み出せるような展開をしていきたい

ドアオープンの際、イベントへのモチベーションを上げるべく、ステージ上でモチベーターによる煽り演出を採用。参加者のイベントへのボルテージをあげ、そのままイベント本編へ。
オープニングでは参加者にスマホの明かりをつけていただき、暗転すると2,000名のスマホの明かりが点灯し、一体感を創り上げるシーンを演出しました。

FAQ -よくあるご質問-

Q.周年イベントの予算はどのように設定・管理すべきですか?

 開催規模や目的によって大きく変動しますが、1,000万円〜大規模なものでは1億円以上の予算で実施されるケースもあります。

予算を設定する際は、以下の3つの要素から逆算して組み立てるのが確実です。

  • 1. 会場・飲食費: ホテル宴会場、カンファレンスホール、ユニークベニューなどの会場費用
  • 2. 演出・進行費: ステージデザイン、映像制作、コンテンツ、照明・音響機材、タレントや司会者のアサイン
  • 3. ゲスト対応費: 招待客の交通宿泊費、記念品(ノベルティ)など

初期段階で総額の上限を決めることが重要です。その上で、イベントで最も伝えたいメッセージに合わせて「演出にこだわるか」「飲食など、おもてなしにこだわるか」など、予算配分にメリハリをつけるのが成功の秘訣です。GPでは、参加者の上質な体験の担保のために原則500万円〜プロデュースを承っております。まずはお気軽にご相談ください。

Q.オンライン・リアル・ハイブリッドはどんな基準で選べばよいですか?

A. 周年イベントの開催形式を選ぶ基準は「誰が参加するか」です。社内イベントで全社員が一か所に集まれそうならばリアル開催が視野に入りますし、BtoCの企業でユーザーを巻き込んだPRイベントにしたいのであればオンラインを重視すべきです。また、支社が海外にもある場合、国内のメンバーを会場に集め、海外支社のメンバーはオンラインで参加するハイブリッド形式がぴったりです。このように「参加者は誰か、参加しやすい形式は何か」も重要です。

Q.サステナビリティに配慮した周年イベントにする工夫はありますか?

はい、サステナブルな試みを取り入れている会場を使用する、カーボンニュートラルを目指す、会場装飾にリユース可能な資材を利用するなどが考えられます。また、ノベルティを配る代わりにオンライン上でムービーを公開したり、クーポンをQRコードにして配信するなど、電子化をうまく活用するのもポイントです。

まとめ:周年イベントは企業が一気に成長するチャンス!

周年イベントは企業にとって、社員にとって、お客様にとって特別なイベントであり、よりポジティブなコミュニケーションを行うチャンスです。好意的にとらえられることが多いイベントだからこそ、誰に向けて、どんなコンテンツを、誰のために、どんな方法で行うのかを吟味することにより、企業を一気にステップアップさせることも可能となります。
過去から現在へ、そして未来へ。より成長した姿で次の周年を迎えられるよう、今何が必要か、楽しみながら考えて企画してみてください。

弊社でも周年イベントの開催実績が多数ございます。気になることがありましたら、ぜひ弊社の案内もご覧ください!

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企業のお客様向け周年イベントとは?実施ポイントと事例を紹介

周年イベントプロデュース

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KNOWLEDGEイベントノウハウ

最終更新日:

WRITER

川本達人

CPO/企画責任者

イベント演出のワクワクを提案するGPの得意技を更に研ぎ澄ましながら、全社社員が“プランニングは楽しいし仕事を創るうえで大切な武器だ”というマインドを浸透させていくことが私の仕事です。
これからのGP飛躍にご期待ください!

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GLOBAL PRODUCE Co., Ltd.

GLOBAL PRODUCE Co., Ltd.株式会社グローバルプロデュース

年間200件以上のイベント企画・制作・運営を手掛けるイベントプロデュースのプロフェッショナル集団。株主総会、周年イベント、表彰式などの社内イベントから、PRイベント、展示会まで、リアル・オンライン・ハイブリッドを問わず、企業の「伝えたい」を形にする最適なコミュニケーションを設計・提供しています。

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