GP JOURNAL

振袖だけが晴れ着じゃない。“好きな服”がドレスコードのユニークな成人の日イベント

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
seijinshiki
Photo:プレスリリースより引用

みなさんこんにちは!GPの宮永です。

毎年何かしらニュースに取り上げられる成人の日。新成人の門出を祝う日本の伝統的なおめでたい日ですが、今年はそんな成人の日の中でもちょっとユニークなイベントを発見。コンセプトは“思いっきり自分らしい服を着て過ごそう”という目から鱗なコンセプト。

話題性抜群のこちらのイベント、一体どんな内容だったのか気になっちゃいますよね??

ありのままの自分を楽しむSEIJIN-SHIKIとは?

1月7日。ありのままの自分を楽しむスペシャルなイベント「SEIJIN-SHIKI」が代官山で開催されていたようです。企画は日本のブランド「クーゼス」とウェディングを手がける企業「スペサン」のダブルタッグ。

因みにクーゼスは女性の体型に合わせたメンズのオーダースーツを制作したり、LGBTQ+カップルのためのオリジナルウェディングをプロデュースしたりと今の時代を汲んだ活動を展開。そんな彼らの企画ですから、そりゃもうスペシャルな成人の日のイベントだった様子。彼らが出したコンセプトはこんな感じ。

”成人の日。
人生で一度きりのことだから
思いっきり自分らしい服を着て過ごそう。
たくさんの同世代の友だちと出会い
楽しく笑いながら過ごす
一日限りの特別なパーティ。”

うんうん、確かに。って思いませんか?振袖でキリッと伝統を重んじてって成人の日も良いものですが、人生で一度しかない特別な日。大人になって独り立ちする日だからこそ、本当の自分を全面に出して門出を祝いたいんだ!って人にはうってつけのイベントだと改めて関心。というかコンセプトが新しい。ありそうでなかった成人の日のイベントがこの「SEIJIN-SHIKI」だったんですね。

成人を祝う特別なコンテンツ

参加者全員が振袖で正装し地区代表の話を式典で聞くいわゆるTHE・成人式。一方で身も心も自分らしくいることのできるそれぞれのドレスコードに身を包んだ参加者が参列する本イベントは全く違う趣向が凝らされていました。

各々の好きな服装に身を包んだ参加者たちがレッドカーペットを歩いて登場した本パーティ。会場にはプロのカメラマンが「最高の自分」を撮影してくれるフォトスポットが設置。カラフルな封筒が壁に並べられたコーナーでは、未来の自分や新たな仲間に手紙を書く「TIME CAPSULE LETTER」という企画も。

これは自分や家族、大切な仲間や恋人に手紙を書くことで、改めて自身と対話するためのものなんですって。手紙を書くだけではなく他人の手紙を読むことで、「同じ考えを持つ人がいる」という新たな気づきを得ることができる構成に。

並行して「#しかたなくないプロジェクト」と銘打つコーナーもあり、ここでは普段「しかたないことだ」「諦めるのが当たり前だ」と見過ごす日常のモヤつきを改めて言葉にすることで前向きに可視化するスポットも。

色々な意見を聞く場。多くの人々との出会いの場。

Photo:instagram@#セイジンシキ

本イベントでは全国から集った100~150名の参加者同士や、人生の先輩であるインフルエンサーとの交流を通じて、これから先の人生に一層希望を持てるような体験ができるよう企画されていました。

例えば同世代の新しい友だちと話すことができる立食形式でのパーティ、少し大人の先輩サポーターに普段相談できないことや悩みを聞いて貰う機会を設けられるなど至れり尽くせり。

参加したサポーターは自分らしいライフスタイルを確立している大人たち。全ての人がそれぞれの価値観や考え方のもとで人生を過ごしているという当たり前だけれど見過ごしてしまう常識を、成人になるその年の記念すべき日に改めて感じることができるって、後々思い出したときに良いイベントだったなぁって改めて実感するでしょうね。

イベントに“何が求められているのか”を知るということ

クーゼスの代表田中さんは、オーダースーツの販売に全国各地を飛び回る中で「振り袖を着たくない」「もっと自分らしい服装で行きたい」「LBGTと周りにカミングアウトしていないから参加を迷っている」といった声を沢山もらったのだそう。そんな生の声から生まれた本イベントの目的は、“新しい門出を祝うイベントに心残りがないようにすること”だったんですね。

因みにクーゼス(keuzes)とはオランダ語で「選択肢」の意味なんですって。

自分の生き方や在り方に合った選択ができるような商品やサービスを展開して来た彼らだからこそ思いついたイベントなんだな、と改めて思いました。

イベントを企画するときに必要なのはやっぱり現場の声。今何がイベントに求められているのか、人々の本音を掬い上げ実行する力。これが次世代のイベントづくりに必要な技なのではないか、なんて思うのです。それではまた!

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公開日:

2023FEB

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