『果てしなきスカーレット』公開記念!作品世界へ没入する「細田守監督作品と思考実験展」開催

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「細田守監督作品と思考実験展」メインビジュアル
Photo:株式NO MOREより引用

『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『竜とそばかすの姫』etc。これまで多彩な作品を送り出し、多くの人の心を動かしてきた細田守監督。最新作『果てしなきスカーレット』の公開を記念して、細田監督の作品世界と“思考実験”を融合させた体験型展示細田守監督作品と思考実験展が開催中です。

映画の世界を歩きながら思考する。細田守作品展の全貌

『果てしなきスカーレット』イメージ
Photo:株式NO MOREより引用

細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』の公開を記念して開催される本展は、「映画 × アート × 思考」を掛け合わせた体験型イベントです。展示名にある「思考実験」という言葉の通り、鑑賞者がただ作品を見るだけではなく、自分自身で考え、問い、気づく ことをテーマに構成されています。

会場では、細田監督の代表作である

  • 時をかける少女
  • サマーウォーズ
  • おおかみこどもの雨と雪
  • バケモノの子
  • 未来のミライ
  • 竜とそばかすの姫

などの名シーンや世界観を再構築した空間が次々と登場。

『時をかける少女』画像
Photo:株式NO MOREより引用
『時をかける少女』画像
Photo:株式NO MOREより引用

その中を歩きながら、「時間」「家族」「愛」「選択」など、作品に共通して流れるテーマを 自分の思考で掘り下げる体験 が味わえます。まさに「映画の中を旅しながら、自分自身の答えを見つける」ような、他では味わえない没入イベントです。

「思考実験展」って?“考えること”そのものを作品へ。

「思考実験展」イメージ画像
Photo:株式NO MOREより引用

「思考実験展」は、ただ作品を「見る」「聞く」だけではなく、来場者が自分で考え、そのプロセスを作品として体験するユニークな展示シリーズです。

会場では提示される問いやシチュエーションに向き合い、映像・音・空間と対話するように自分なりの答えを導いていきます。その中で、自分の内側にある感情や価値観がそっと浮かび上がってくる瞬間も。こうした「内面を旅するような体験」は、「人間の内面」や「生きる意味」を描き続けてきた 細田守監督の作風とも深く響き合います。

本イベントの見どころを紹介

細田守作品の「問い」を体感する

「思考実験展」イメージ画像
Photo:株式NO MOREより引用

今回の「細田守監督作品と思考実験展」は、監督が手がけてきた7つの作品世界をテーマに構成された特別版。それぞれの作品に潜む“問い”が、来場者自身の思考を自然と引き出すように仕掛けられています。

たとえば——

  • 『時をかける少女』では「もし時間を巻き戻せたら?」という“選択”の揺らぎ。
  • 『サマーウォーズ』では「本当のつながりとは何か?」という家族とコミュニティの問い。
  • 『おおかみこどもの雨と雪』では「親であるとはどういうことか」。
  • 『竜とそばかすの姫』では「デジタルと現実の境界はどこにあるのか」。

展示空間では、こうしたテーマがインスタレーションや音声ガイド、インタラクティブ演出として再構築され、まるで作品世界の登場人物になって歩いているような感覚 を楽しめます。

“思考の旅”としてのアニメーション体験

映画を観るとき、私たちは無意識に登場人物と一緒に考え、迷い、選択をしています。このイベントでは、その「考えるプロセス」自体を体験として切り出し、丁寧にデザインしているのです。

各セクションでは、作品の象徴的なシーンや音が流れる中、来場者は「もし自分ならどうする?」という問いと向き合うことになります。答えは人それぞれで、正解も不正解もない。でもその“考えた時間”こそが、この展示の主役。映画を“観る”のではなく、映画と一緒に“考える”ための体験装置 として成立している点が、とてもユニークです。

限定グッズやビジュアル展示も

会場には、ここでしか入手できない限定グッズやコラボアイテムも並ぶ予定。『果てしなきスカーレット』のビジュアルを使用したポスターやステーショナリー、過去作品の名カットをモチーフにしたアートカードなど、ファンならつい手に取りたくなるアイテムが勢ぞろい。

さらに、制作資料やコンセプトアートの展示も用意されており、「細田作品がどんな問いから生まれているのか」を垣間見ることができます。

『果てしなきスカーレット』とは

『果てしなきスカーレット』イメージ
Photo:株式NO MOREより引用

最後に、今回の展示のメインとなる最新作『果てしなきスカーレット』について、さらりとご紹介します。

本作は“色”をテーマに描かれる細田守監督の完全新作長編アニメーションです。タイトルにある「スカーレット(深紅)」は、情熱・衝動・心の奥底にある感情を象徴する色。過去と未来の狭間で揺れる少女が、自分の「想いの色」を探す旅に出る という物語です。

すでに公開されている予告映像では、燃えるように鮮やかな“赤”の表現が印象的で、『時をかける少女』以来となる“時間と選択”のテーマが再び描かれるのでは?とファンの間でも話題に。

今回の「思考実験展」は、この映画と深く連動しており、展示空間の随所に“スカーレット”を象徴する赤い光や映像が登場。映画の世界観を先取りしつつ、作品のテーマに触れられる構成になっています。

映画を観る前に体験すれば理解が深まり、観たあとにもう一度訪れれば、自分の中の答えが変わっている かもしれない。本展示は、“行くタイミングで意味が変わる展示”になっていると言えそうです。面白いですよね。今年の冬は、是非映画『果てしなきスカーレット』とセットで本展示を楽しんでみてはどうでしょうか。“新たなエンタメの形”を目撃できるかもしれません。それではまた。

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WRITER

宮永 麻代

MAYO MIYANAGA宮永 麻代

取締役/CMO/エグゼクティブプロデューサー

気づけばイベントプロデューサー歴15年以上、、!表彰式、インセンティブトリップ、キックオフ系案件が特に多いです。
イベントプロデュース業のほか自社のWEB、広報等のマーケティングまわりのほか社内業務改善のDXを推進。

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