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ミラノでスタート!日本で人気を博した「動き出す浮世絵展」

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
動き出す浮世絵展
Photo:プレスリリーより引用

みなさんこんにちは!GPの宮永です。
浮世絵が動き出すイマーシブな展覧会として人気を博した一旗プロデュースの「動き出す浮世絵展」。この注目のエキシビジョンが“初”となる海外開催を、芸術の地ミラノで開始。海外で日本の魅力を発信する本展示のミラノ進出についてご紹介していきます!

4月4日からスタート。日本が誇る浮世絵がミラノで動き出す!

ukiyoe milano
Photo:プレスリリーより引用

名古屋・東京を拠点とするデジタルクリエイティブカンパニー、株式会社一旗プロデュースの「動き出す浮世絵展」。去年の夏に名古屋で開催し話題を集めた本展示が、なんと海を渡って芸術の街イタリア・ミラノに上陸します!

葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など世界的な浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使。日本が誇る伝統の浮世絵を大人から子どもまで楽しめるグラフィカルなデジタルアート作品へとチェンジしてしまったこの展覧会ですが、この“誰でも視覚で楽しめる”仕組みは確かに外国での展示にうってつけかも……。

動き出す浮世絵展
Photo:プレスリリーより引用

一旗さんの目の付け所は流石!しかも開催期間中に「ミラノデザインウィーク2024」も開催されるタイミングなので、ミラノを訪れた多くのインフルエンサーやスター、メディアの目にも触れそうな予感です。

動き出す浮世絵展とは?

動き出す浮世絵展
浮世絵美人たちも動き出す
Photo:プレスリリーより引用

「動き出す浮世絵展」は、名前の通り浮世絵が動き出すイマーシブ体験ができる展覧会のこと。浮かび上がり躍動する浮世絵は、葛飾北斎や歌川国芳を始め、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など世界的にも著名な浮世絵師の作品300点以上を取り扱います。これらの作品をもとに3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングなどの最新技術を使って、立体映像空間で浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートを楽しむことができる展覧会、それが「動き出す浮世絵展」なのです。

動き出す浮世絵展
浮世絵の世界に入り込んだような没入感
Photo:HITOHATA公式HPより引用

初開催は2023年夏。名古屋で開催された「空間体感!動き出す浮世絵 NAGOYA」には約8万人が来場し、当時のメディアを沸かせました。そして第2回目の開催が、今回ミラノで開催される「動き出す浮世絵展 MILANO」。

時代を超えて世界を魅了し続ける浮世絵の傑作の数々が、日本を離れた遠いヨーロッパでダイナミックに躍動するかと思うと、日本人としてなんだかワクワクしちゃいます。本展示を訪れた欧州の方がどんな反応するのか気になります!(そちらは追ってご紹介できればと思っているので、引き続きGPJのチェックを)

【動き出す浮世絵展 MILANO(イタリア語名称:Ukiyoe Immersive Art Exhibition MILANO i mondi fluttuanti del Giappone)】2024年4月4日(木)〜6月16日(日)
TENOHA MILANO(Via Vigevano 18, 20144 Milano イタリア)
https://www.ukiyoeimmersiveart.com/(展覧会公式ウェブサイト)
https://ukiyoe.tenoha.it/(会場公式ウェブサイト)

過去の映像から見る完璧なるイマーシブ体験

さて、それでは「動き出す浮世絵展 MILANO(Ukiyoe Immersive Art Exhibition MILANO i mondi fluttuanti del Giappone)」がどんな内容になっているのか、ミラノだからこその新たな施策等はまだ公式に発表されているわけではないのでお伝えはできないのですが、本展覧会がどんな内容になっているのかは過去の映像から探れそう。

奥行きを感じる赤富士と青の世界
奥行きを感じる赤富士と青の世界
Photo:プレスリリーより引用
動き出す浮世絵展
子供達が遊べるアクティビティも
Photo:プレスリリーより引用
動き出す浮世絵展 プロジェクションマッピング
菜の花が舞う幻想的なプロジェクションマッピングも
Photo:プレスリリーより引用
動き出す浮世絵展
もちろん浮世絵を学べるエリアも完備
Photo:プレスリリーより引用
動き出す浮世絵展
荒々しく力強い演出はダイナミックで思わず見惚れてしまう
Photo:プレスリリーより引用

ダイナミックに浮世絵が動く様はとにかく圧巻。大迫力な映像と引き込まれる3Dサウンドが、圧倒的な没入感を生み出します。幻想的な浮世絵の世界に飛び込むような体験が、この「動き出す浮世絵展」では可能なのです。

「動き出す浮世絵展」制作にあたって

本展のプロデュースと総合演出を務めたのは、株式会社一旗の代表である東山武明氏なのですが、彼がリリースに制作にあたっての興味深いコメントを寄せていたのでみなさんにシェアできればと思います。

東山武明氏
プロデュース・総合演出 東山武明氏(株式会社一旗 代表取締役)
Photo:プレスリリーより引用

「いま、世界では「イマーシブ」と呼ばれる没入感のある体験型のコンテンツが大きな注目を集めています。デジタル技術の進歩によって高精細で臨場感のある映像体験が可能になり、過去の芸術作品を題材に現代のアーティストがデジタルアート作品として新たな感性で再構成する展覧会「イマーシブミュージアム」は、新しいアートの潮流として受け入れられています。

こうした中、本展覧会は一旗とテレビ愛知が共同で企画し、世界的に評価の高い浮世絵をテーマにした空前の規模の「イマーシブミュージアム」としてお届けするものです。

制作にあたっては、最先端のデジタル技術を駆使し浮世絵の面白さ・楽しさ・美しさにさまざまな着眼点でフォーカスし、あらゆる世代に楽しんでいただけるデジタルアート空間の創出を目指しました。

例えば、「ジャパン・ブルー」と絶賛される「藍」をテーマとする空間では、歌川国芳の「宮本武蔵の鯨退治」に描かれた平面的なクジラを立体的な3DCGとして描き、ダイナミックに泳がせました。

また、美人画と花々で彩る「麗」をテーマとする空間では、喜多川歌麿・歌川国芳・歌川国貞が描いた美人画に描かれた背景を拡張し、花見を楽しむ女性たちの優美な姿をモーショングラフィックスで描きました。

舞台裏では、AIを活用して浮世絵のデジタルデータをより高精細にする手法、江戸時代の色彩を再現する手法、輪郭をなぞり線画にする手法、モーションセンサーによって浮世絵がインタラクティブに動く手法など、浮世絵の魅力を最大限に引き出すさまざまな技術を駆使して多彩なコンテンツを制作するとともに、40台以上のプロジェクターによって複雑な立体映像空間を作り上げています。

本展覧会をとおして、浮世絵の魅力や奥深さ、意外性を体感していただくとともに、心が躍るポップアートとして浮世絵の世界を身近に感じていただければ幸いです。」

終わりに

ここ最近、世界へ進出する日本初のコンテンツ。メタバースやSNSなど、オンラインを通じて生まれるコミュニケーションによって世界中がつながる時代になった今、ガラパゴスとも呼ばれる日本は大きな注目を集める国です。作り出すものがユニークだったり、これまでなかったストーリー性を抱える物語や芸術、価値観の宝庫と言っても良いはず。経済面においても世界は激しいインフレが続く中、ある種日本のコンテンツは輸出時。日本ならではのクリエイティブやエンターテイメントを世界に広めるチャンスかも?それではまた。

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公開日:

2024APR

08

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