バーチャルが現実に?ゴーグル不要のXR体験「パラリアルステージ」

こんにちは、GPの宮永です。今回紹介するのは、秋葉原UDXで開催された体験型XRイベント『VketReal 2025 Winter』。世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」を手がける株式会社HIKKYが主催し、その中で国内初となるゴーグルレス没入型XRアトラクション「パラリアルステージ」が2025年12月20日(土)~21日(日)にかけて公開されました。
ゴーグルを装着せずに現実の空間そのものが少しずつ書き換わっていくような体験は、これまでのVRやXRとはだいぶ違ったアプローチ。「何がすごいのか」「どんな体験だったのか」という視点から、今回の展示を振り返っていきましょう!
会場は秋葉原UDX 2F アキバ・スクエア。本イベントでは、国内初となるゴーグルレス没入型XRアトラクション「パラリアルステージ」が公開されているのですが、これがまあすごいのなんの……!
ゴーグルをはじめとしたデバイスを一切装着せずにイマーシブな体験できる点はもちろん、現実空間・映像・音・人の動きがリアルタイムで融合していく設計が、「パラリアルステージ」の大きな特徴。一般的なVRのように仮想空間へ“入る”のではなく、今まさに立っている空間そのものが、少しずつ別の世界へと書き換わっていく。そんな感覚に近い体験が用意されていました。
パラレルステージで体験できる内容とは?
リアル会場とバーチャル空間が連動する本体験型コンテンツの参加者は、VRの世界に入り込みながら、会場側のアクションとも影響し合うかたちでゲームに参加。ただ映像を見るだけでも、単純に操作するだけでもない。リアルとバーチャルが同時進行する感覚が、このステージならではの特徴なんです。
チョコまみれのイチゴが飛び交う、予測不能のバーチャルバトル

視界いっぱいに広がるのは、甘くて少しシュールなバーチャルの世界。空を見上げると、チョコレートまみれのイチゴが、大砲から勢いよく発射されていきます。
ステージ内では、動き回るバーチャルの住人たちがあちこちを駆け回り、状況は常に変化。参加者は、イチゴが大砲にセットされるのを阻止するため、タイミングを見ながら行動していくことになります。
先の展開が読めない分、思わず声が出てしまう場面も。笑いと緊張が入り混じる、ハチャメチャでユニークなステージです。
ビームを構え、バトルの舞台へ。勝敗を握るのは巨大ピンボール
パラリアルステージに足を踏み入れると、「一緒に遊ぼう」と声をかけてくるバーチャルの住人たち。コントローラーを手に取りビームの撃ち方を教わったら、いよいよバトルのスタートです。

イチゴをぶつけようと奔走する住人たちを狙い、タイミングを見計らってビームを発射!命中した住人は、クリスマスツリーのオーナメントとして彩られていく演出もあり、攻撃しながらもどこかユーモラスなムードがまた楽しい。

このバトルの勝敗を左右するのが“巨大なピンボール”。VR空間で住人に命中させたり、リアル会場側でビームを当てたりすることで、各チームのボールが増えていきます。ボールが多いほどゴールインのチャンスが高まり、勝利に近づく仕組みに。

ゴールインを決めるのは、VR側か、それともリアル側か。最後の瞬間まで展開が読めない、ドキドキと笑いが入り混じるバトルはここでしか体験できない!
次世代型エンタメコンテンツ「パラリアルステージ」に要注目
パラリアルステージが注目される理由は、その体験が“これまでのXRやVRの延長線上”ではないところ。何かを装着したり、操作方法を覚えたりすることなく、空間に足を踏み入れた瞬間から自然に没入体験が始まる。体験者は「XRを体験している」という意識すら持たないまま、現実とバーチャルが溶け合う感覚に入り込んでいく。
テクノロジーを前面に押し出すのではなく、“体験そのもの”を主役に据えているからこそ、年齢や知識を問わず楽しめる可能性が広がります。展示、ライブ、観光、エンタメ施設など、今後さまざまなシーンへの展開も想像できる今注目の次世代型コンテンツです。
終わりに
「XR体験を分かりやすくした」ものではなく、XRという言葉を意識せずとも成立する、それが「パラリアルステージ」。現実が少しずつ書き換えられていく感覚や、その場に立たないと分からない違和感と没入感。エンタメシーンはもちろん、その他さまざまなシーンにおいてちょっと未来を先取りしたい人にとって、かなり気になる存在ですよね。これは一度体験してみる価値がありそうな予感。それではまた。

