GP実績のサステナブルイベントをご紹介【朝日地球会議2025】
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皆さんこんにちは、羽仁カンタです。
最近弊社が携わったイベントにて多くのサステナブル施策が見られたので、今回はこちらについてジャーナルを書かせていただきます。
朝日地球会議2025の開催

2025年10月24日(金)と25日(土)に、東京ミッドタウン八重洲カンファレンスにて、朝日新聞社さま主催の国際フォーラム「朝日地球会議 2025」が開催され、昨年に続き、我々GLOBAL PRODUCEもイベントプロデュースパートナーとして携わらせていただきました。
現在、リアル会場セッションのアーカイブ配信に加え、多彩なオンラインセッションもWebにて配信中です。2026年1月15日まで公開されていますので、ぜひご覧になってみてください。
▼朝日地球会議2025 HP
https://www.asahi.com/eco/awf/
本イベントにおいて、今年も多角的なサステナビリティ施策が展開され、アクセシビリティや環境負荷低減などの点で体現しておりました。
みなさまにもこの朝日地球会議2025にて実施されたサステナブル施策について、何点かご紹介したいと思います。
アクセシビリティ面

まず、オンラインを含む全てのセッションに、日本語字幕が付与されておりました。
メイン会場内では、ステージ近くに字幕用モニターを設置するほか、来場者自身のスマートフォンでも字幕の表示が可能です。
さらに、優先スペースの設置やサポートスタッフの配置によって、来場されるすべてのお客様に安心してご参加いただける会場運営を目指しておりました。
「参加できる人だけが参加する場」から「届くべき人にちゃんと届く場」へ──この考え方を我々は形にしていくべきだと考えております。
環境面
ステージセット

ステージセットは昨年のものを再利用し、オンライン/リアルセッションどちらでも活用しておりました。
カフェコーナー
リアル会場では、フェアトレードコーヒーを使用し、ノベルティは昨年同様FSC認証ノートを配布しております。
カフェコーナーでは、紙コップ・おしぼり・ペーパーナプキンを無漂白で統一し、マドラーも木製にするなど、細部まで負荷を抑える工夫をしておりました。

マイボトル利用の取り組み
登壇者・来場者にはマイボトル持参を促し、会場に給水スポットを設置。スタッフの多くもマイボトルを利用し、使い捨て容器の発生を抑えておりました。

リアル会場セッションの【気候変動と生態系を通して考える、地球の未来】では、FSC認証紙パックの水を用意していたものの、登壇者の方全員がマイボトルを持参されていたことが印象的でした。
セッション冒頭では、愛用しているマイボトルの使いやすさや想いに関して、登壇者の方が愛着込めて紹介してくださったことで、会場全体の意識がぐっとサステナビリティに寄った空気になりました。参加者の行動変容と運営の意図が合致する、理想的なシーンになったと感じております。
バックヤードでのサステナビリティ意識
さらに、表立って目に見えないバックヤードでも、サステナビリティを徹底しておりました。
スタッフ用の弁当容器において、無漂白のものや、サトウキビの搾りかすを原料にしたバガスという紙製のものを使うことで、リアル・収録ともに使い捨てプラスチック容器を極力使わない設計に。
昨年に引き続き、バックヤードを含めた細かなところまで環境配慮を行き届かせることができたイベントであると感じております。
こうした運営面での環境設計は、他の企業イベントにも展開しやすい内容ではないでしょうか。
ジェンダー面

その他の点では、ジェンダーバランスも重要な要素でした。
朝日新聞社さまが掲げる「どちらかの性が40%を下回らない」方針に沿って、2025年の登壇者は女性約47%/男性約53%でした。
社会課題を語る場そのものがインクルーシブであるべきだという考え方に、GPとして強く共感しております。
終わりに
GLOBAL PRODUCEはイベントを「発信の場」で終わらせず、「サステナビリティを体験で学べる場」にもしたいと考えています。
“BRING HAPPINESS TO THE WORLD THROUGH EVENTS.”というGPの想いを、今回の運営にも重ねながら私も見ておりました。
もちろんまだまだ理想形ではなく、できることは多くあると考えております。
今回の朝日地球会議で得た知見を今後手掛けるイベントにも還元し、より環境と人にやさしい「日本型サステナブルイベント」のモデルとしてGLOBAL PRODUCEからも広げていければと思います。


