LEDウォールスタジオが熱い!最新施設と活用事例をご紹介

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“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

オンラインやハイブリッドイベントが普及した今、注目を集めているのがLEDウォールスタジオです。今回はLEDウォールスタジオとグリーンバックの違いや最新施設、イベントでの活用事例についてご紹介します。

CG合成スタジオが進化している!?

「CG合成空間」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。多くの方が、壁前面が緑色に塗られたスタジオををイメージすると思います。

グリーンバック LEDウォールスタジオ
このような感じですね。

この緑色の空間「グリーンバック」はCG合成のメジャーな手法です。しかし、実は今、業界に新たな波が押し寄せているのです。その名も「LEDウォールスタジオ」。世界や国内のLEDウォールスタジオや活用事例をご紹介します!

LEDウォールとグリーンバックは何が違う?

まず、LEDウォールとグリーンバックの違いを説明しましょう。グリーンバックは撮影後にCG合成をするための緑色の背景で、LEDウォールは複数のLEDパネルを組み合わせた巨大なスクリーンです。

グリーンバックは撮影中は一面緑色なのに対し、LEDウォールは映像を表示して撮影を行います。LEDウォールの場合、登壇者は自分がどのような空間にいるかわかります。

映画撮影もLEDスタジオで完結する時代

LEDウォールは新しい技術ですが、すでに映画撮影などの画質の良さが問われる業界でも使われ始めています。「遠い昔、はるか彼方の銀河系で……」でお馴染みスター・ウォーズシリーズでの初の実写ドラマとなる「マンダロリアン」では、270°LEDウォールに囲まれたスタジオで撮影が行わました。

宇宙空間という膨大な費用がかかりそうなセットも、LEDウォールであれば一瞬で表現/切り替え可能です。実際のセットを作らないため、撮影後の廃棄ゴミが出ないという点で環境面でもメリットがあります。

今までの技術・設備では不可能だった「リアルに感じるぐらい精度の高い映像を表示することができる」のがLEDウォール最大のポイント。全ての撮影がスタジオで完結してしまう時代が、もうすぐそこまで近づいてきています。

55秒あたりは必見です

さらに、ラスベガスには360度LEDウォールを備えたイベント会場「Sphere」が登場。内部はもちろん、外壁にまでLEDウォールを搭載し、圧倒的な映像美が話題になっています。

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没入感満点!最新LEDウォールスタジオ紹介 

ここからは最新LEDウォールスタジオをいくつかご紹介いたします。

GMOグローバルスタジオ

GMO GLOBAL STUDIOは500インチ3面LEDウォールや最新鋭の音響・照明・配信設備を備えた次世代型ハイブリッドイベントスタジオ。XR合成やAI多言語字幕にも対応し、リアル・オンライン・ハイブリッドすべてに対応可能。VIP向けの個室や展示会や立食パーティが可能なスペースを備えており、国内外の多様なニーズに応える、グローバル発信拠点です。

ヒビノビジュアル Div.「Hibino VFX Studio」

このスタジオの特徴は高精細なLEDスクリーン。天井、両サイドにもLEDが設置されており、よりリアルな表現が可能です。

また、カメラ技術も一級品です。どんなにLEDスクリーンが美しい映像を映せたとしてもカメラ技術が伴わないと違和感が出たり影が映りこんでしまうのですが、このスタジオでは反射の効果まで計算された設計で、まるでその場にいるような「圧倒的没入感、臨場感」を演出できます。

さらに、XR技術との融合技術も備えており、まさに超最先端なスタジオになっています。

サイバーエージェント「LED STUDIO™」

「カムロ坂スタジオ」でサービス提供が始まった、「LED STUDIO™」。サムスン電子製の巨大画面LEDウォールによるCG映像とLEDライティング技術が組み合わさったことで生み出される、高精細な空間での撮影が可能です。

また、サイバーエージェント社が保有する3DCG技術や空間スキャン技術を活かし、オリジナルのCG背景とLED照明のライティングパターンで制作した「オリジナルのLED空間モデルデータ」の提供も予定しているとのこと。こちらの詳細はまだ出ていませんが、あらかじめ背景データが用意されるのだとすれば、撮影のハードルはぐぐっと下がるはず。

海外や地方の風景を背景としたロケーション撮影や、イベントコンテンツ制作等幅広い利用が想定されます。

いかがでしたでしょうか?
LEDウォールスタジオ、美しいですよね!今まではスクリーンに表示されている画像には「ああ、映像だな」と感じてしまうものが多かったのですが、LEDスクリーンは本当にその景色が広がっているかのようです。

移動しなくてもスタジオ内だけで様々なロケーションでの撮影が可能なスタジオ撮影。海外はもちろん、宇宙にだって恐竜がいる世界にだって行けちゃいます。グリーンバックでも注目されていた部分ですが、LEDスクリーンによってさらにその可能性が広がりました。

LEDウォールを使ったスタジオでのイベント事例

入社式やキックオフイベント、株主総会など、様々なジャンルでLEDウォールを活用したイベントが行われています。ここではその事例をいくつかご紹介いたします!

表彰式(キヤノンシステムアンドサポート株式会社)

キヤノンシステムアンドサポート 表彰式


キヤノンシステムアンドサポート株式会社はGMOグローバルスタジオにてハイブリッドスタイルの社長賞表彰式を行いました。LEDウォールを活かし、リアル参加者もオンライン参加者も「同じ空間にいる」と感じられる演出にこだわりました。カメラワークやオンライン参加者のコメントが現れる仕組みなどの導入により、全員参加感のあるイベントになりました。

新商品発表会:インビザライン・ジャパン合同会社

インビザライン・ジャパン 新商品発表会

インビザライン・ジャパンは新商品のお披露目・機能を紹介する新商品発表会イベントをGMOグローバルスタジオにて開催しました。口腔内スキャナという専門的な領域の商品のため、より体験感が増すよう、スタジオのポテンシャルを活かしたイマーシブな演出の他、業界でも有名な歯科医師の登壇やビジネス上のメリットの紹介など、様々な方向からアプローチを行いました。

入社式:GMOインターネットグループ株式会社

GMOインターネットグループはGMOグローバルスタジオにて2025年度入社式を開催しました。入社式のイメージに合わせ、満開の桜が咲き誇る幻想的な空間を演出。また、YouTube Liveにて配信することで全国のパートナーもリアルタイムで参加できる仕組みを構築しました。

まとめ

技術の進化により、オンラインやハイブリッドイベントの会場として脚光を浴びるようになったLEDスタジオ。より一体感を味わえるため、これからのイベント会場の選択肢の有力候補となることは間違いありません。
GLOBAL PRODUCEでは、会場選びからコンセプト設計、イベント企画から運営まで、トータルプロデュースが可能です。細かなヒアリングを通し、豊富な選択肢の中から「最適な会場」をご紹介させていただきます。イベント開催をご検討の際は、ぜひお声掛けください。

KNOWLEDGEイベントノウハウ

最終更新日:

WRITER

川本達人

TATSUTO KAWAMOTO川本達人

CPO/企画責任者

イベント演出のワクワクを提案するGPの得意技を更に研ぎ澄ましながら、全社社員が“プランニングは楽しいし仕事を創るうえで大切な武器だ”というマインドを浸透させていくことが私の仕事です。
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