【90’sカルチャーの情熱に迫る!】“REBOOT BRAINS”現場レポート
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こんにちは、GP石田です!
突然ですが、今90’sカルチャーがアツいこと、ご存じですか?当時を知らないZ世代によって90年代の音楽、ファッション、ゲーム―――どれもが“目新しい”カルチャーとして再評価され、再ブームを巻き起こしています。
今回は、そんな90’sカルチャーの熱を体感できるポップアップイベントをご紹介!その名も、新宿マルイメンで開催されている、「REBOOT BRAINS〜ラジカセと雑誌とVHSと90年代〜」です。
新宿マルイメンに突如現れる、ポップな異空間!
新宿マルイメンの1階。
いつもの商業施設のなかに、突如現れるポップでにぎやかな空間――――



ラジカセ、雑誌、VHSといった、90年代特有の濃いグラフィックの数々。所狭しと並ぶ個性豊かなアイテムのハチャメチャ感が心地よい!Z世代の私は、こんなの見たことない……!の連発でした。
遊び心あふれる!ユニークなアイテムたち

こちらは、当時若者の間で流行したカセットプレイヤー『ソニースポーツ』の展示。ただ展示するのではなく、なんと『iMac』の筐体の中にディスプレイされているんです!遊び心たっぷりでユニークですよね!

こちらはおもちゃ……?と思いきや、なんとラジオなんです!ラジオを流すと、このロボット君が体を揺らしてノリノリに。こんなユニークなアイテム、今の時代にもほしい……。
「ただ“古き良きもの”で片付けたくない」
こうして90’sアイテムに魅せられていると、ふと声をかけてくれた方が。今回のイベントの主催者の1人で、『スタビリティ』を運営する下嶋一洋さん。
彼が作業されている机には、ひときわ目を引くアイテムが。

お話を伺うと、こちらはまさかのBluetoothスピーカーだそうです!当時使用されていた水中カメラを改造して、現代の技術を吹き込んで蘇らせた一台はまさに“アートと実用性のハイブリッド”でした!
元々ヒップホップカルチャーが大好きだという下嶋さん。彼はこの活動のなかで『サンプリング』の精神を大切にされているといいます。
「ただ“古き良きもの”で片づけたくない。ここにあるものはすべて、細部にまで作り手の情熱や個性を感じたものなんだ。』
最近のデバイスはなんでも小型化され、“便利さ”を求められます。しかし、この時代のように一見使いにくそうなものでも作り手の愛情が詰まったものには愛を感じて素敵じゃないか。お話のなかで、そんな熱い想いがひしひしと伝わってきました。

90’sカルチャーから学ぶ『感性』の大切さ
一つ一つがアートであり、作り手の魂が宿っている。そんな迫力に終始圧倒されました。
『便利』『効率』が価値基準になりがちな今、『好き』『カッコイイ』『面白い』といった感覚的な価値観が、いかに人を魅了するか。そんな大切なことを思い出させてくれました。
私もイベントプロデューサーの卵として、誰かの感覚をくすぐるような、熱のあるイベントを制作したい!そう決意の固まった、良い出会いでした! 皆さんもぜひ、生きた90’sカルチャーに触れてみませんか?

開催概要
期間/2025年4月11日(金)~ 6月15日(日)
場所/新宿マルイメン1階 イベントスペース
時間/11:00~20:00