仕事ができる人とは……?「仕事ができる人の当たり前」を読んでみた!
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こんにちは!坪内です!突然ですが、皆さん最近の仕事の調子はいかがですか……?
坪内は正直に言うと、スピード感が出ないときがあり悶々する瞬間が何度かあります……。(次の日にはすっぱり切り替えていますが!)
「仕事ができるようになりたいな」と漠然と思っていた時、ふと、果たして仕事ができる人は何を「当たり前」にしているのだろうかと疑問を感じました。
そんな時に本屋さんに行って出会ったのが『仕事ができる人の当たり前』(著:西原亮)でした。
この本から私が学んだ「仕事ができる人の当たり前」をご紹介いたします。

“事実”と“主観”を切り離す
『仕事ができる人は常に論理的に考え、客観的な根拠を求める』。
客観的な根拠とは事実のこと。その事実を伝えることこそが当たり前のように見えて難しいです……。
例えば、上司にプレゼンの結果を伝える際に、事実は「今回の提案内容について、来週の金曜までに社内で検討する」という内容であるのに対して、伝えたことは「今回の提案内容について、“ぜひ前向きに”社内で検討し、来週の金曜までに“決定する”」だとします。いかがでしょうか。この二つには違いがあります。伝えたいことには「こうあってほしい」という自身の願望が入っているんです。ここで上司との認識齟齬が起きてしまいます。
比べてみると違いが一目瞭然ですが、伝えたいことに自身の想いが乗っかって、ニュアンスが変わって相手に伝わってしまうことはあるのではないでしょうか。思い返すと自分もある気がします……。
相手に報告をする際は主観を切り離し、事実だけを考えて伝えることがスムーズに仕事をする上で重要なポイントです。
シングルタスクに切り分ける
マルチタスクが当たり前、かつ、生産的な働き方として求められる時代ですが、「シングルタスク」に切り分けることは重要です。例えば、資料作成の際はついつい考えながら資料を作成しがちです……。しかし、それは「考える」と「作成する」のマルチタスクの状態。効率が良さそうに見えて、実際は効率が悪くなっているのです!
「考える作業」、「確認する作業」、「作成する作業」など、作業ごとにシングルタスク化して仕事を進めていくことが重要です。シングルタスク化することで集中力があがり、結果的にはスピード感のある仕事ができるんです。忙しくなると性質の異なる作業を同時に進行させてしまうことありますよね……。急いでいる時こそ、気持ちを抑えて一度シングルタスク化するようにしてみてください。坪内も訓練しようと思います。TODOをシングルタスク化するコツは「作業の性質」や、「頭の使い方」でTODOを分けることです!
常にゴールからの逆算思考
常に「この業務は何が終わったら終わりなのか」という逆算思考で常に仕事を進めることが、仕事ができる人の当たり前です。そこで役に立つ魔法の言葉が「そもそも」です。
例えば、クライアントヒアリングを社内3人で設定しているのに、日程が合わないとしましょう。そこで考えるべきは「そもそも3人の必要があるのか、2人でも問題ないのではないか」ということ。
このように、仕事上で無駄を省くためのコツは「そもそも」です。「そもそも」という言葉で必要なことのみを考え、必要のないことはサボってしまう。これこそが限られた時間の中でタスクをこなしていくために重要な思考なのです。「そもそも」という言葉を常に頭の片隅に置いておくようにしたいですね!
本を読み切らなくていい
この言葉を見た瞬間、ハッとしました。現在241ページ目。私はこの本を丁寧に1ページ目から読んでいたのです。本は全て読み切る必要がないと分かってはいても、1ページ目から通して読むという強迫観念が植え付けられている方も少なくはないのではないでしょうか。私のその一人です。
この本の中で印象的だった言葉が、「たった一文でも自分に刺さり、仕事で使えるようになったら、その本の役割は終わり」というものです。全て読み切らなければと思うと読み始めるのも億劫になり、結局本を買ってから2週間……1ヵ月……と月日が経ってしまいがち。しかし、前述の言葉を思い出すと本を読み始めるハードルが下がりますよ。「そもそも」、本の内容を全てインプットすることは不可能。それならば、この本の中で自分の業務上で参考になるポイントを見つけようという宝探しのような気持ちで読むことが本の良い活用方法なのかもしれません!
おわりに
今回は特に印象的だったワードを4つ取り上げてみました。私自身この本で働く上での意識が大分変わった気がします。「常に本質をとらえることこそが仕事ができる人の当たり前」と感じました。そして、実生活に活かすにはインプットだけでなくアウトプットも大事です。(皆さんお気づきでしょうか。実は、さっそく、ジャーナル内で「そもそも」の教えを活用しています……!)
ぜひ、この機会にこの本を手に取ってみてください!