GP JOURNAL

北海道物産展中止から出た知恵「復袋(福袋)」に注目

こんにちは!実家から、大量のトイレットペーパーやハンドソープなど、今欲しい生活用品が入った「特製の福箱」が送られてきました、大川です!

日本のみならず世界中でイベントが軒並み中止に。まあそれも仕方がないことでしょう。…しかし、しかし「このイベントだけはどうしても行きたかった!」と思っている人は私だけではないはず。

そのイベントとは『北海道物産展』。

そう、毎年必ず人気を博し、デパートの特設会場が戦場になる物産展の人気者「北海道物産展」です。ウニ、蟹、イクラ。今年はこんな事態になってしまって行くことができなかったけれど、来年は必ず…!

そう思っている方(私含め)に朗報です。

現在、北海道物産展の相次ぐ中止に伴い、お正月以上にオトクで美味しい福袋『北海道ふっこう復袋(福袋)』が発売されています。

物産展は北海道グルメ界隈にとって、欠かすことのできない巨大なマーケットです。状況的に中止はやむを得ない、だからといって何もしないわけにはいきません。イベントがなくなってもそこで諦めず、新しいアイデアへと発展させる軽やかな身のこなし。イベント運営者は学ぶことがあるのではないでしょうか!

美味しいものであふれる北海道を救うには!?

『北海道ふっこう復袋(福袋)』とは

本来であれば全て売れる、北海道物産展の美味しい商品たち。しかし今回の新型コロナ感染症拡大を受けて、物産展は急遽取りやめに……商品や食材は大量に残ることとなったのです。

そこではじまった取り組みが『北海道ふっこう復袋(福袋)』。

過剰在庫をスタッフが手分けして箱に詰め、インターネットの通販サイトからおうち時間を楽しむ人々に届けます。商品は、冷凍、冷蔵、常温の3タイプ。それぞれ5000円から10万円まで5種類が用意されています。福袋なので中身を選ぶことはできませんが、侮るなかれ。スイーツ、海産物、お惣菜などの北海道グルメがもりもりに詰め込まれ、取り寄せた人々から感動の声が。

このご時世に経済効果が!?

はじめは『物産展の中止』という危機的状況からナマモノである食材を救済するために始まった『北海道ふっこう復袋(福袋)』ですが、今や驚くほどの人気に。

予想以上の売れ行きに物産展の方々も驚いているし、このご時世に経済効果まで出ているのだとか。
それもそのはず、だって外食もままならない今、少しでも自分の気分をあげるために美味しい食べ物を欲している人は沢山います。そんな双方の状況が一致したからこそ、この一大ムーブメントは起こったのでしょう。

やはり、危機をチャンスに変えるためには柔軟な考えと勢いのある行動力が必要です。何にでも言えることとは思いますが、エンターテイメントやコンテンツを提供するイベントは、こういう時こそフレキシブルに本領発揮できるのではないでしょうか。

“伝える”を考える

この物産展も、もとはといえば『北海道の「美味しい」を全国の皆様へお届けしたい!』という思想のもと運営されています。

特設イベント(物産展)という場を作るのは、新鮮な美味しさをその日のうちに味わってほしいから。実際、物産展に通い詰めるお客様もたくさんいます。
しかし、それは『唯一の正解』ではありません。
今の時代は流通も冷凍技術も発達しているので、フレッシュさや美味しさといった本来伝えたいものをきちんと届けられる環境なんですよね。

あまりにも今までやってきた方法に依存しすぎてしまうと、こういう『実はできる』部分が見えなくなってしまう。この取り組みの本当の素晴らしいポイントは、柔軟な発想で迅速に新しいアイデアを実現したことにあります。結果、本来の軸がぶれることなく、さらにはハッピーを格上げして全国の人々の元へアイテムが届く結果になったのです。

今、多くのイベントが取りやめにはなっていますが、どのイベントもアイデアを絞り出し、オンラインやストリーミングサービスで新しいエンターテイメントのあり方を模索しています。

伝えたいことがちゃんとあるなら、その伝え方は多様でいいはず。そんな根本的なことを改めて思い出させてくれる『北海道ふっこう復袋(福袋)』でした。

日本ふっこうプロジェクト
GLOBAL PRODUCEから日本を元気に

OTHERSその他

2020MAY

20