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劇団四季『アナと雪の女王』圧巻のマッピング!絶対注目するべき点!!

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

こんにちは、GP野田です。先日、劇団四季が上演している『アナと雪の女王』を観劇してきました!皆さんもご存じの通り、大ヒットした映画であり、続編も上映されたアニメーション映画ですが、映画ではなく舞台で観る作品のポイントを紹介できればと思います!

『アナと雪の女王』

2021年6月から竹芝にある四季劇場『春』でロングラン公演を行っている最中で、映画は当時興行収入が全世界のアニメーション映画で第1位でした。そんな作品が2018年からはブロードウェイで公演され、今は日本でも観劇できるなんて最高だと思いませんか?

ディスニープリンセスの中でも、四季が公演を行っているのは、『アナと雪の女王』『美女と野獣』『アラジン』『リトルマーメイド』の4作品のみです。しかし他にも『ライオンキング』や『ノートルダムの鐘』『アイーダ』があります。そしてその中でもアナと雪の女王は主人公の幼少期も出てくるので、子役にも是非注目してほしいところ。他にも見てほしいと思うポイントをご紹介させてください!

客席からの舞台写真 OP前の客入れ状態の舞台 劇団四季 アナと雪の女王
なんと前から3列目の席でした!近い!!

POINT(1)この作品といえばプロジェクションマッピング!

この作品は雪に包まれた世界のシーンがほとんどです。スクリーンに投影される映像とは違い、舞台美術などに投影する技法であるマッピングは、パネルに雪景色が一面広がるのですが、なによりも迫力が言葉にならないぐらい凄いです!!!

特に劇中歌である『ありのままで』は、エルサが心生まれ変わるシーンですが、舞台の奥行を最大に生かし、幕、美術、映像、照明の技術を存分に使って見どころ満載です。たった4分弱の間に映画同様に氷のお城ができるシーンや早着替えなど、目がいくつあっても足りないくらい場面転換が多く切り替わり、あっという間にその場面が終わってしまいます。

そしてマッピングは美術だけでなく床にも投影されるので、2階席からしか見えない氷の景色が広がります。海外のテレビで行われた映像がYouTubeに上がってみるので是非見てほしいのですが、ネタバレ注意です……!

POINT(2)生オーケストラの演奏による迫力のある音楽

この作品は劇団四季の作品でも数少ない生オーケストラの作品です。客席前方に半地下のスペースがあり、仕切りで隠されてるオーケストラピット(通称オケピ)があります。2階席から見るとオーケストラの様子が少し見えたり、また1階席でもよく見たら指揮者が振っている様子が見えたり……。

この生演奏がとっても音に重圧感があり、シーンの迫力をより一層引き立たせます。他の作品も生オケで演奏してほしいのですが、もちろんリスクはその分大きいですよね……。以前四季劇場『秋』でこけら落とし公演が行われた『オペラ座の怪人』が生オケだったのですが、やはり音は世界観に引き込ませる最大の魅力でもあるなと感じました。また、劇団四季の歌は映画の歌詞やメロディーと少し変わっています。映画にはないシーンや歌が増えており、歌詞の意味を深く読み解くと映画とはちょっと違ったニュアンスでまた新しい作品になります。サウンドトラックもでているので、気になる方はアップルミュージックなどで是非聞いてみてください。

『オペラ座の怪人』のオーケストラと役者の合同稽古の様子

POINT(3)世界観を創り出す照明の効果

雪や氷といえば白や水色といった淡く薄い色のイメージが強いと思います。たしかにこの作品のほとんどが青い世界です。しかしその青を一番引き立たせているのが照明です。ちょっとした光の強さ加減で同じ青でも何種類もの青の世界が広がったり、紫や緑、赤などの色を加えることによってまた違った青の世界になります。

そして“怒りは赤”といった感情を照明によって表すこともあります。今回はエルサが能力と葛藤するシーンが多くありますが、マッピング×照明でより主人公の感情がわかりやすくなっています。台詞や表情では表せられない感情を照明で表してしまう。またプロジェクションマッピングは人の影が目立ちやすいです。実際にこの作品でも青や白い空間の中に黒い影あると目立ってしまいますが、マッピングの投影する角度や照明の光の強さ、角度でその影を最小限にし、世界観を壊さないように工夫されています。

最後に

この作品はロングラン公演なのでまだまだ観劇する機会はあります!是非是非足を運んで観ていただきたい!プロジェクションマッピングに生オーケストラが聴けるなんで一石何鳥??と思うほど。「もう一回観に行きたい!」と思うのが四季の魅力であります。でもこの気持ちって、イベントにも大事ですよね……。まだまだ四季の作品を観に行く機会があるので、またご紹介できればいいなと思います。皆さまにも言葉で表せない感動を是非体感していただきたいです。

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公開日:

2023JUN

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