GP JOURNAL

ホイットニーも来日。ホログラムを使用した世界のコンサート

ホイットニー・ヒューストン
Photo:Forbesより引用

みなさんこんにちは!GPの宮永です。
技術がものすごい勢いで進化を遂げる今日この頃。これに伴い、エンタメシーンも日に日に凄まじい勢いでレベルアップしています……!

さて、ニュースで知っている方も多いと思いますが、今年絶対に見過ごせないコンサートが日本に上陸します。そう、今は亡き伝説のディーバがホログラムとなって来日し、舞台の上で美声を披露してくれるのです……!

ホイットニー・ヒューストン、ホログラムコンサート日本上陸!

その歌声で全世界を魅了し、アルバム・シングル等で2億枚以上を売り上げたホイットニー・ヒューストン。ディーバって言ったらこのお方でしょ!と世に知らしめた美声はもちろん、そのアイコニックなスタイルから常に注目を集めていました。

2012年にこの世を去った伝説の歌姫の「ホログラムコンサート」は、これまでラスベガスやイギリス各地など世界各国で感動の渦を巻き起こしています。そんな必見ステージが、ついに1月26日(木)日本に上陸。2日間に渡り渋谷のオーチャードホールで開催されました。

ホイットニーの煌びやかな衣装チェンジや客席に向けるさりげない仕草など、ビジュアル面でも見どころが盛りだくさんだったこのコンサートは、そのクオリティの高さからいつの間にかホログラムということを忘れてしまうほど。

コンサートでは花火が打ち上がり、嵐が吹き荒れ星屑が舞う背景スクリーンの演出も。これはまさにホログラムならではの演出ですよね〜!さらに、本ライブは生ライブでは不可能なファンタジックな演出が散りばめられた必見のコンサートになっていました。

因みにこちらの映像は、クリスティーナ・アギレラと歌っているもの。

「もう二度と観られないと思っていたホイットニーが今、目の前にいる。そして、予想をはるかに超えるクオリティで眼前に迫ってくる圧倒的な歌声とパフォーマンス」とリリースでも語られています。そう!これがホログラムの魅力。

これまで伝説を残してきた数々のレジェンダリーな人物を蘇らせ、また一緒に楽しいエンタメシーンを作り上げる。そんな夢のようなことができるのが、ホログラムなのです。

過去行われたホログラムのコンサート7選

ホログラムを使用したコンサートはホイットニーだけではありません。これまで世界では多くの伝説的アーティストたちがホログラムコンサートを行ってきました。例えばこんなラインナップ。

ABBA

「マンマ・ミーア」でもおなじみのスウェーデンの国民的ポップグループ、ABBAが2021年に40年ぶりに復活し、ニューアルバム『ABBA Voyage』をリリースしました。この時点でメンバーはすでに全員70歳代半ばなのですが、リリースコンサートを開催。

と言っても、本人たちがそのまま出てきたわけではなく……デジタル技術を駆使した仮想『ABBAters』として、これまでなかったタイプの革命的なコンサートを行ったのです。

ステージには10名の生バンド、そしてアバターのメンバー4人が登場。曲によって着替えたり、曲の間のMCを挟んだり、もはやアバターなのか本物なのかわからないレベルのクオリティに来場者全員が息を飲みました。

ちなみに、なかなかに興味深いメイキング映像も上がっていたのでこちらもシェアさせていただきます。

BTS×コールドプレイ

アメリカNBCの音楽番組『The Voice』に登場した英国ロックバンド、コールドプレイ。

普通にライブを行うと思いきや、実施したのはK-POPアイドル、BTSとのコラボライブ。ここ数年で、大きく発展したバーチャルライブ的な演出手法で行われた超ハイブリットな演出の仕方に双方のファンはそりゃもう大盛り上がり。

え、でもさ普通に一緒にやればいいじゃん。と思う方、違うんです!これ超意味があるんです。というのも実は現在BTSは長期休暇中。つまりこれって、実際にライブパフォーマンスに参加できないアーティストがパフォーマンスを行える時代に突入したってこと。むしろ長期休暇中だからこそホログラムでやったら話題になるのでは?というアメリカの高度なショービジネスマインド、流石です。

マリア・カラス

なんてエレガントなんでしょう。オペラ界のマドンナ、マリア・カラスもホログラムとしてコンサートを行っていました。

20世紀最高の歌姫、マリア・カラスがステージによみがえる『マリア・カラス in コンサート』と銘打ち開催されていたマリア・カラスの世界ツアーはそりゃもうすごいのなんのって。

これまで、アメリカ、メキシコをはじめ、フランス、イタリア、ドイツ、スイス、ベルギー等、ヨーロッパ各国で好評を博したこちらのツアー、映像見てもらえるとわかると思いますが、鳥肌ものでしょう。

最先端の3Dホログラム技術とレーザー・テクノロジーで生き生きと歌うマリア・カラス。本物を見たかったな、と思わせる圧倒的存在感がすごすぎる。

この曲の歌い出しの待ってるところとかめちゃくちゃリアル。なんでこれでタイミングがあうのか不思議です。

マイケルジャクソン

こちらも当時賛否両論を巻き起こしたラスベガスで行われたビルボード・ミュージック・アワード2014でのマイケル・ジャクソンのホログラムライブパフォーマンス。

パフォーマンスした楽曲「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」は、当時リリースしたアルバムに入った新曲です。金色のジャケット、白いTシャツ、赤いズボンでパフォーマンスするマイケルまさに音楽界の王者そのもの。ホログラムで作られたセットは、まるでプロジェクションマッピング のように場面が変わる変わる。もちろんホログラムMJも、キレッキレのダンスで会場を湧かせています。

美空ひばり

昭和の歌姫、美空ひばりも2019年にNHKの企画でホログラムのコンサートを行っています。歌われたのは現代のAI技術を用いて実現した新曲『あれから』。この曲はヤマハの深層学習技術(ディープラーニング)を使用した歌声合成技術『VOCALOID:AI』を用いて作った全くの新曲です。

因みに番組のテーマは「AIは人間を感動させることができるのか」。

事前に作り込まれたセットの照明の明るさや色をCGに反映することによって、リアルタイムで照明が当たっているように見せているのだとか。また、セット手前と奥に電飾を配置することでスクリーンに奥行きを持たせているのだそう。

Psy

2013年に世界的K-Popブームの走りとして市場を開拓したアーティストPsyもホログラムを使用してコンサートを行っていました。派手な照明とレーザービームがあふれる演出、とにかく見ていて楽しいのが特徴です。

ホログラムで映し出されたPsyは砂のように消えたり現れたり自由自在に舞台に現れ、背景もリズムに合わせてどんどん変わっていくこの臨場感がたまらない!コンサートに訪れた観客の興奮は最高潮、つまりこれって超リアルってことじゃないですか。

バディ・ホリー

こちらもレジェンド。50年代に活躍したアメリカのミュージシャン、バディ・ホリーもホログラムとなってコンサートツアー「The Rock ‘N’ Roll Dream Tour」を行っていました。

見所としては、超絶リアルなバディ・ホリーの姿やパフォーマンスはもちろんのこと、リマスタリングされた音も本格的なんだこれが…。ホログラムのバディの後ろにはフルライブバンドとバックコーラス。そう、バディ・ホリーっていうのは全てのミュージシャンがリスペクトする伝説的なミュージシャンですから、音のクオリティが1番重要。完璧な音響にパフォーマンス、全てかなった超ゴージャスホログラムコンサートだったのでした。

終わりに

ホログラムといったら映画『スターウォーズ』や『ブレードランナー』のこちらの有名なシーンを思い出す人は多いのではないでしょうか。

子供心に見ていたあのSFならではのホログラムが、今やもう現実になっているなんて信じられない思いでいっぱい。しかもこれが大衆娯楽に反映されているのが凄まじいなと思うのです。

“なくなった人を蘇らせること”については未だ議論を巻き起こすホログラムエンタメですが、今後どのようなルールが作られ、1番良い方法で商業化していくのか目が離せません!それではまた。

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公開日:

2023MAR

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