GP JOURNAL

80年代の人気者。パックマンの世界に遊びに行こう!

ChatGPTで要約する

“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
パックマン、博物館、展示、PAC‐MAN×スカイガーデン パックマンのゲーム博物館
Photo:Image: @officialpacman

こんにちは!
GPの宮永です。

80年代に世界的に爆発した日本生まれのポップアイコンと言ったら外せないのがパックマン。
パクパクと全てを飲み込んでしまうけれど、丸くて黄色くてなんだか憎めない、そんな不思議な存在はあの時代、国境を越えて一世を風靡したのでした。

さてそんな80年代の人気者、パックマンの世界観にどっぷり浸かることの出来るイベントが横浜で開催中との情報をキャッチ。その名も「PAC‐MAN×スカイガーデン パックマンのゲーム博物館」。2月28日(月)までの開催とのことなので、ダッシュでチェックしにいかなくちゃ!

【復習】パックマンとは一体なんだ?

パックマン、博物館、展示、PAC‐MAN×スカイガーデン パックマンのゲーム博物館
Photo:プレスリリースより引用

とここで一旦復習。

「パックマンって、うん。あの黄色くて大きくて、それでパクパクしてて全部飲み込んじゃうやつでしょ」とここまでの共通認識は一般的になんとなくありそう。(……ありますよね? ね?)でも、そもそも何から生まれた何のキャラクターなのか今の若い世代は知らなさそうなので、ここで一旦復習しておきましょう。

『パックマン』とは、バンダイナムコゲームス(当時の社名はナムコ)から1980年5月22日に発表されたアーケードゲームです。
ゲーム内容はいたってシンプル。プレイヤーは4方向レバーを使いながら、青い壁の迷路の中のパックマンを操作します。ゲーム内には「赤」「ピンク」「水色」「テンプレート」のモンスターが存在しているので、彼らをかわしつつ迷路内に設置されたドットを食べ尽くすというシンプルなもの。

パックマンはなんとなくカワイイのが売りですが、これはナムコの企画担当がデザインしたもの。というのも、当時のゲームセンターは『スペースインベーダー』ブームの影響で、戦争を題材にしたシューティングゲームがかなりあったらしいんです。
でも戦争ものだけじゃ女性は入りづらくない? と考えた企画担当者が、 女性やカップルをメインターゲットに絞り、殺伐としていない和やかな雰囲気のゲームを企画。そして生まれたのがパックマンだったんですね。
今やゲームは老若男女が楽しむコンテンツとなりましたが、その流れは黎明期にゲーム会社側が老若男女をターゲットにしたからこそなのかもしれません。

日本の黄金期へ想いを馳せる、三世代で楽しめるイベント

パックマン、博物館、展示、PAC‐MAN×スカイガーデン パックマンのゲーム博物館
Photo:プレスリリースより引用

さて、話を元に戻して……。
「PAC‐MAN×スカイガーデン パックマンのゲーム博物館」では「パックマン」はもちろんのこと、80年代に描かれた様々なビデオゲームの原画展示や、当時の手書きのゲーム企画書を閲覧できるギャラリー、懐かしいゲームを遊べるゲームコーナーまで揃っています。

ビデオゲームアートギャラリー

80年代に描かれた様々なビデオゲームの原画を展示する、80年代のアートを楽しめる空間。さらにはゲーム企画書のコピーを直に触って閲覧できるコーナーも。

ゲームセンター

「パックマン」をはじめとする80年代にトレンドとなったゲームに加え、ワニワニパニックや太鼓の達人など、若者にもなじみ深いゲームが設置されています。

パックマンDJブース

暗めの空間×電飾の光で当時のゲーセンの雰囲気が演出された空間。夜景をバックに設置された大型モニターや電飾の80年代らしい雰囲気の中、ゲーム音楽を聞くことの出来るユニークなスポットです。

書き下ろしイラストのフォトスポット

本イベントのために書き下ろされたオリジナルイラストのバックパネルや、パックマンフィギュアなど、ファン垂唾のマニアスポット。

限定コラボメニュー

展望フロア内併設のカフェ「スカイカフェ」では、限定のコラボメニューを楽しむこともできます。パックマンのボーナスアイテムをイメージしたフルーツいっぱいの華やかなドリンクを楽しんでみては?

パックマンと80’s、そしてジャパン

世界で最も知られた日本産のコンピュータゲームの一つ、パックマン。アメリカで発売されるなり、一気に一世を風靡します。その有名ぶりから当時は『80年代のミッキーマウス』とも呼ばれていたんだそう。

なんとアメリカではアニメまで!

その知名度は今も尚続き、この5年内でもSFアドベンチャー映画『ピクセル』や『レディ・プレイヤー』にも登場するほど。また、この『ピクセル』公開時、アメリカの人々にスクリーニングした結果、驚くことに100%がパックマンを知っていたのだとか。100%ですよ!?パックマン、とんでもない……。

つまり、80年代からいまの世代までが何かしらの形でパックマンを知っている。言い換えれば、おじいちゃんやおばあちゃんとその孫たちが共通の話題を持てるということなんです。それってすごい事だと思いません? 侮るなかれ、80年代の日本のポップカルチャー。

いまでも日本は大量のポップコンテンツを世に送り出しています。例えば『鬼滅の刃』や『NARUTO』『ONE PEACE』に最近ではNETFLIXで公開されている『JOJOの奇妙な冒険』なんかも人気ですよね。
でも、パックマンのように何世代にも続くような社会現象になるポップコンテンツって最近何かあるでしょうか……? インターネットが波及した事により、一時的に広まりやすくはなったものの、目新しいものが次から次に現れる世界で、この『ひとつをじっくりと好きになる』のは難しい事なのかもしれません。

とはいえ、コンテンツ強国である日本。可能性は満ちている!クリエイターの人々が今よりもっと自由な発想をして安心して名作を生み出せる環境になってほしい。とエンタメシーンに身を置く一人として思うのです。

TRENDトレンド

公開日:

2022JAN

24

当社のサービス業務の流れ、実績をお聞きになりたい企業様はこちら
お問い合わせ

《 イベントのトレンドや世界の最新情報をお届け 》