GP JOURNAL

ここ最近のサウナ事情からポップなコンテンツを学ぼう

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“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
サウナ、ポップコンテンツ、サウナ最新事情

こんにちは。グローバルプロデュース宮永です。
最近自分的にヒットしたサービスと言えば、「語らう」ことを大切にした新感覚「プライベートサウナ」です。
黙って耐えるみたいなイメージがあるサウナで“語る”というコンセプトそのものが面白いですよね!

ここ最近『サ道』により、サウナが広く日本人の生活に浸透してきました。チームラボとサウナのコラボだったり、キャンプ場でのテントサウナだったり、普通のサウナじゃ飽き足らず、ユニークなサウナが続々登場中の昨今です。

ということで、ここ最近私がネットサーフィンにより見つけた昨今のサウナ事情をご紹介。ただのサウナ事情と侮るなかれ。今やサウナはサウナを切り口とした生粋なるエンターテイメントに進化中。ポップなコンテンツは見栄えも良く人を呼びます。イベンターとして我々が学べることは沢山あるのです!

ユニークなサウナコンテンツ5選

サウナの中で語り合おう

まずはこちらから。先ほど触れた、“語らう”をコンセプトにしたサウナです。
サウナブームが起こり、ライフスタイルに浸透してきた……と思った矢先にコロナ禍が発生。そのため、これまではソーシャルディスタンスのあるサウナだったり、一人でゆっくりと楽しめるサウナ、はたまた屋外のサウナなどが話題でした。

でも皆さんよく考えて。サウナって実は語らう場として最適じゃない?

そんな「語らう」をテーマとしたコミュニケーションサウナを目指し、東日本橋に誕生したのがこちらのサウナ「OOO(オー)」なのです。完全予約制の貸し切りサウナで、最大3名と最大6名の2部屋のみ。水風呂やセルフロウリュ、広々とした休憩スペースがきちんと完備。気心の知れた仲間や家族とサウナという非日常的な空間で腹を割って、いや、裸の付き合い的な感じで赤裸々に語り合う機会をくれるサウナなんです。

『サウナで語り合うって言われても、そんな長く入っていられるか不安……』そんな人もご安心を。こちらのサウナは休憩スペースの居心地の良さが秀逸。足を伸ばして寛ぐことができるフラットな小上がりはリラックスした状態で、サウナの室内でしていた話の続きを楽しむことができます。

ちなみにメインとなるサウナは、サウナカルチャーのお膝元であるフィンランド式サウナと日本の茶室をかけ合わせた面白いデザインになっています。

球場にサウナスタンドが?!

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Photo:HOKKAIDO NIPPONHAM FIGHTERS HPより引用

目から鱗とはこのことでしょうか。これまで考えもつかなかった組み合わせで新たなスタイルのサウナが来年春に向けて作られている……という情報をキャッチ。

どんなサウナかというと、聞いて驚くなかれ。なんと野球場に設置されたサウナ(!?)。

プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」の新しい本拠地として、開業する新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」。こちらの球場は福岡に次ぐ日本で2番目の開閉式屋根付き球場となり、3万5000人を収容するほどの規模とのこと。そして、このスタンドにサウナが登場するそうなのです。

サウナ施設が入るのは、レフトスタンドに建設予定のタワー型ランドマーク「TOWER 11」。世界初となる球場内サウナではサウナだけでなく、温泉も楽しむことができるのだとか。さらに、屋内の休憩テラスは水着着用可能。ビールや軽食を楽しめるバーカウンターも設置されるらしい。楽園か!

サウナ、ポップコンテンツ、サウナ最新事情
Photo:HOKKAIDO NIPPONHAM FIGHTERS HPより引用

話はまだ終わりません。このサウナ施設にはプロサウナー兼サウナビルダーである「ととのえ親方」なる人が監修を行うんですって。パワーワード多すぎません……?ちなみに、試合がない日も温浴サウナは利用できるそうです。

野球にそこまで興味がない人、もしくはサウナにそこまで興味がない人たちが双方の魅力を知るよいチャンスになりそうなこの球場。日本のみならず世界的に話題になること間違いなし。

年始に開催されていた写真展『時をかけるサウナちゃん』

NAKEDやチームラボとサウナとの掛け合いによってバレはじめてきたサウナとアートとの相性の良さ。年始3日に渡り開催されていたこちらの写真展をご存知でしょうか。

『時をかけるサウナちゃん』

と、時をかけるサウナちゃん……?はい、時をかけるサウナちゃんです。こちらの写真展はサウナとアートを融合させた写真展として渋谷で開催されていました。

撮影された場所はサウナーであれば誰もが知る東京最古のサウナ「サウナセンター」、近未来型銭湯「改良湯」、近未来型銭湯「改良湯」。サウナちゃんとしてモデルを務めたのは宮崎あみさ、楠茉夏、西山野園美、西山乃利子の4名。彼女たちが各日ごとで登壇するトークショーなどのイベントも行われ、作品の舞台となったサウナとのコラボグッズも販売されました。

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Photo:instagram@時をかけるサウナちゃんより引用

こちらの展覧会では普段は利用するだけのサウナ施設に裏側や、非日常的なサウナの魅力をたっぷりと楽しむことができたそう。そうそう、サウナって、サブカルチャーっぽいところからブームが巻き起こったんですよ。本写真展はそんなサブカルとの相性が良さそうな匂いが。サウナに入らずともサウナの切り口で何かが始まる。いや、本当に幅広い。ニッチに手広く、あっぱれです。

坂茂が手がける「デザイナーズサウナ」

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Photo:プレスリリースより引用

お次は世界の坂茂が手がける「デザイナーズサウナ」のご紹介。その名も「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(山形県鶴岡市)」です。

山形県庄内地方といえばまず出てくるのが美しい水。ここを代表するランドスケープがこちらのホテルなんですね。そしてここに新たにリニューアルオープンという形で生まれたのがサウナの新施設、天然温泉・サウナ・フィットネスを含むスパ棟なんです。そしてこのサウナの設計は坂茂さん。

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Photo:プレスリリースより引用

坂さんと言えば!な紙管を模したベンチや、六角形に統一された椅子や天井部分など、美しくスタイリッシュにそして、究極の癒しを建築でさらに引き出すような設計がされています。

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Photo:プレスリリースより引用
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Photo:プレスリリースより引用

サウナ室に設置された大きな窓から庄内地方の美しく豊かな景色をのんびりと眺めるなんて贅沢なととのいタイム。私も著名建築家の建築内で心身ともにととのいたい。

下北沢で大人気アウトドアサウナイベント開催

最後にこちら、2021年の晩秋にGP誕生の地、下北沢で開催されたアウトドアサウナイベントをご紹介。イベント名は『サウナタウン下北沢』です。小田急線下北沢駅から徒歩4分、立ち寄りやすい絶好の屋外スペースで整えられちゃうサウナ体験は、仕事に疲れた働く大人たちからしたら有難い以外の何物でもなかった様子。期間限定での開催でしたが、期間中はかなり注目されていました。

空き地を活用した屋外スペースに用意されたのは薪テントサウナ。そう、こちらで楽しめるのはまさかの本格屋外サウナなんです。

ちなみのこちらのイベント、実は2021年4月に渋谷で初開催され、10日間で1400人が来場した大人気イベントの第二段。ということで下北Ver.では規模を大幅に拡大し、400平米の屋外スペースに10基以上の日本製薪テントサウナ、さらには5人までだったら貸切OKのVIPサウナテントも設置。サウナテント内では様々な香りのロウリュ体験ができるほか、水風呂とリラックススペースももちろん用意されていました。

さらに面白いのが、エリア各所に設置された廃業した銭湯の備品であつらえた装飾たち。この渋〜い感じが良い仕事してますよね。現在大幅に開発されている下北沢の根底にある渋めなソウルを感じます。

あと、こういったイベントでやはり注目したいのが「サウナ飯」。こちらのイベントでもとん汁やしょうが焼き、静岡おでん、から揚げ、バーニャカウダーなどが用意されていました。

終わりに

いかがでしたか? サウナブームは一過性かな?と思った時期もありましたが、そんなことはありませんでした。サ道に目覚めた人々によるサウナ啓蒙活動と、さらに普及するための斬新なアイデアやコンテンツには目を見張るものがありますね。

トレンドのピークが過ぎても今だに話題となるサウナ、それはサウナを切り口とした時代を捉えたコンテンツが常に設けられているから。これまではおじさんっぽかったサウナが今やお洒落なもの、日常に欠かせないものとなった所以はそれこそ“コンテンツ力”に他ならないのです。一大ブームが巻き起こり、それを定着させることに成功したサウナーたちによるポップな企画から見習えることが沢山あるように思いませんか?

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公開日:

2022JUN

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