GP JOURNAL

「妖怪×アートイルミネーション」怖いけど美しい…そんな不思議な異世界へ

こんにちは!GP白谷(しらや)です!

最近は夏の暑さも秋風へと溶け込み、ずいぶんと過ごしやすくなってきました。僕はこの時期にする夜散歩が一年の中で一番好きです。気持ちよくてついつい歩きすぎてしまいます。

気がつくと「あれ、どこだここ」と見たこともない路地にたどり着いたりします。もしかしたら“何か”に誘われているのかもしれませんね。。。

そんな、ちょっぴり変わった体験ができるイベントが目黒にあるんです!

「和のあかり×百段階段 2022〜光と影・百物語〜」とは

正面のかわいい金魚提灯が異世界へと誘います

「和のあかり×百段階段 2022〜光と影・百物語〜」は9月25日まで開催されていたアートイルミネーション。ホテル雅叙園にて大人気の恒例イベントです。

光と影、異なるふたつの要素が織り成すコントラストを縦軸に「百物語」の要素を「百段階段」と絡めた演出が楽しめるという趣向。百物語では、百番目の怪談が語り終えられた時に本物の怪異が現れるとされます。階段を上り終えた時には一体何が起こるのでしょう?

「百段階段」とは

百段階段

そもそも文化財「百段階段」とは、ホテル雅叙園東京の前身となる料亭「目黒雅叙園」にあった長い99段の階段。87年前の1935年に建てられた貴重な木造建築で、階段と宴が開かれた7つの部屋が残されています。各7つの間が展示スペースとなっており、段数を重ねるごとに雰囲気が怪しくなっていきます。

建物自体、当時の雰囲気がそのまま残されており、とても味わい深いものでした。

特におすすめな“間”

7つの間の中でも特に気に入った2つをご紹介します!

①「漁樵の間」

漁樵の間:竹のあかり

「漁樵の間」に広がっていたのは、純金箔や彩色木彫が豪華絢爛な美しい「竹のあかり」。

部屋一面に日本画が描かれている他、柱にも彫刻がなされていて、展示物だけでなく部屋自体が持つパワーは、正直群を抜いていました!

②「妖怪提灯」

進む前に「人ではない者たちの世界へ迷い込んでしまったようです」という看板が。どうやらここからは妖怪たちが集う宴会へと迷い込んでしまったようです…

ここの間だけ、照明が暗く雰囲気が圧倒的にありました!

頂上まで登った先には,,,?

ラスト10段を上ると…?

いよいよ99段を上りきり、「頂上の間」へ。上った先にはどんな恐ろしい妖怪が待ち受けているのかと思っていたら、、、

頂上の間:中心を華やかに彩るいけばな

そこには陽の光が降り注ぐような空間が待ち受けていました。

階段を上りきることで、怪しい夜が明け新しい朝を迎えることができたのです!木のアロマが香る優しい空間に心癒されました。

今回は明かりにポイントを合わせてご紹介しましたが、現場では“音”や“香り”など、実際に体験するからこそわかる仕掛けがあふれていました。毎年恒例のイベントなので、来年がどうパワーアップしてくるか楽しみですね。

以上、それではまた!

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公開日:

2022OCT

05

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