授賞式とは?ブランド価値を高めるアワードを成功させる方法

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授賞式のステージイメージ

授賞式は単に賞状やトロフィーを渡すイベントではありません。どんな人にどんな光を当てるかによって、ブランドや企業の姿勢、世間へのメッセージが明確になる強力な施策です。本記事では、授賞式と表彰式の違いから、企画・審査・演出までの基本をわかりやすく解説します。

授賞式とは?基本の意味と「受賞式・表彰式」との違い

授賞式とは、特定の分野で優れた成果を挙げた個人・団体をたたえ、賞状やトロフィーを授与する式典やイベントのことです。その名の通り「賞を授ける」ことに重きを置いています。似た意味の言葉に「受賞式」「表彰式」「アワード」等がありますが、それぞれの違いは次の通りです。

「授賞式」と「受賞式」の違い

授賞式と受賞式はどちらも「じゅしょうしき」と読むため混同されがちですが、視点の置き場が異なります。授賞式は「授ける」なので賞や理念といった主催側の視点が強く、受賞式は「受ける」で賞を受ける側の視点に立っています。一般的に、ノーベル賞などの権威ある賞は「授賞式」が使われます。

「授賞式」と「表彰式」との違い

授賞式と表彰式の違いは対象者です。授賞式は選考や審査を経て「賞」を与える場で、社内イベントの場合も「MVP賞」「ベストセールス賞」など限られた受賞者が対象となります。一方、「表彰式」は必ずしも競争や順位づけが前提ではありません。例えば、長年の功績、勤続年数やチームの貢献なども対象となります。

▽参考記事:
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なぜ授賞式を開くのか?主催者側のメリット

表彰式やアワードがある中で、あえて「授賞式」を開くメリットには次のようなものがあります。

理念・ビジョンを社会に発信できる

「授賞式」は権威ある賞に対して使われることが多いため、主催の理念やビジョンを伝える機会になります。

受賞者の活動を可視化することでコミュニティを育てる

授賞式に際し、受賞理由や受賞者の取り組みを公開することで「何が評価されたのか」が浮かび上がります。これにより、受賞者以外の共感やモチベーションアップにつながるのはもちろん、情報交換や志の高いコミュニティが生まれやすくなります。

業界でのポジショニングができる

「授賞式」の主催になることは「審査員席に座る」、つまり「審査ができるほどの専門性を持っている」ことのアピールになります。受賞者に光を当てることで主催にも光が当たるという側面があるため、授賞式が注目されるにつれて業界内でのポジショニングを上げていくことが可能になるのです。

授賞式の種類と代表的なシーン

ここからは、授賞式の具体的な種類について解説していきます。

業界アワード

ビジネスコンテストやスタートアップ賞など、特定の業界を対象にしたアワードです。業界内での注目度が高く、ブランディングやマーケティングに活かしやすいという特徴があります。

社会課題・SDGs系アワード

自社の業務との接点がある社会課題やSDGsに関するアワードです。業界アワードよりもさらに広範囲にアピールすることができます。開催にあたっては「なぜこのアワードを開催するのか」の理念・ビジョンが重要です。

弊社TOWN HALLにて行われた「WORLD CLEANUP DAY 2025 報告会&授賞式」

学生・クリエイター向けコンテスト授賞式

業界アワードよりもさらに「個人」に焦点を当てたアワードです。この場合、前述の開催理由に加えて「採用」を視野に入れることが多い傾向があります。

社内アワードとの住み分け

「授賞式」は社外向けに開催されることが多く、社内向けイベントである社内アワードとはそもそもの立ち位置が異なります。「誰のためのイベントなのか」によって住み分けがなされていると言うことができるでしょう。

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授賞式の基本構成とプログラム例

ここからは授賞式の基本的な流れ、プログラムについてご紹介しましょう。授賞式は定番の流れがあり、それに沿って開催されることが多くなっています。

授賞式の全体的な流れ

オープニング

イベントは第一印象が重要。映像やBGM、主催者あいさつで世界観と授賞式の意義を印象付けます。

来賓・審査員紹介

来賓や審査員、特別ゲストを紹介します。授賞式においては「誰が選定したのか」も重要なブランディングポイントです。

アワードの趣旨・審査概要の説明

賞の目的や評価基準、いくつもの賞がある場合は賞の種類について説明し、賞の意義や公平性をアピールします。

ノミネート紹介

授賞式は受賞者だけが参加するものではありません。ノミネートされた候補者やその取り組み内容を紹介することで授賞式の意義と表彰される価値が浮き彫りになります。

受賞者発表・授賞セレモニー

授賞式における最大のハイライトです。各賞ごとに受賞者を発表し、賞状やトロフィーを授与します。ここをどれだけ盛り上がる感動的なシーンにできるかがイベント主催の腕の見せ所です。

受賞スピーチ

受賞者が感謝や今後の抱負をスピーチします。受賞者の視点からの話があることで、賞により深みが生まれます。

記念撮影・懇親

写真撮影や歓談・懇親の機会を挟み、受賞者と参加者のつながりを深めます。なお、この部分は式典に含まれる場合と、式典終了後に別途開催される場合があります。

閉会挨拶

主催者が全体の総括をし、今後の展望や期待を伝え、式典を閉会させます。

授賞式を盛り上げるコンテンツ

授賞式はその名の通り「授賞」を最大の山場としています。授賞のシーンが最大のハイライトになるイベントのため、エンタメ的なコンテンツよりも賞の意義を高めていくようなコンテンツが望ましいです。

ノミネート者の特集VTR

授賞式は「授賞に至るまでの過程」が重要です。ノミネートされた全員、全企業の取り組みについて掘り下げたVTRを作ることで授賞の意義と授賞式の意義を高めることができます。

受賞者スピーチ

ノミネート者の特集が主催主導なのに対し、受賞者スピーチは受賞者自身の発信です。受賞者の言葉を直接聞ける機会は他の参加者にとっても貴重な学びの機会になるだけでなく、授賞式の格を左右する重要なポイントです。

トークセッション

審査員によるトークセッションを設け、賞について語り合うことにより、授賞式の社会的意義のアピールや受賞の価値を引き上げることができます。

賞づくりから始める授賞式企画のステップ

ここからは「授賞式」の企画をどのように組み立てていくのかのステップについて解説します。

STEP1 賞のテーマと「受賞してほしい人」を決める

授賞式において最も大切なのが「何についての、どのような賞なのか」の組み立てです。ブランディング、社会的意義、プロモーション等々、授賞式を通じてどのような目的を達成したいのかによって賞のコンセプトが変わります。また「どんな人に受賞してほしいのか」を最初に固めておくことで、賞自身に筋が通ります。

STEP2 応募・ノミネート・審査の仕組みを設計する

STEP1の内容が固まったら、参加者(応募者、ノミネート者)へのアプローチ方法や審査基準について考えます。世間的な知名度を求める場合はいかに多くの人を巻き込むかも考えましょう。

STEP3 審査員・パートナーをどのように巻き込むか

授賞式に欠かせない存在といえば「審査員」です。「誰が審査しているか」は授賞式の格に直結します。「どんな方が審査に関わったら賞の目的が達成できるか」「その人が審査員になるメリットとは」を考えて設計していきましょう。

STEP4 授賞式当日の形式(リアル/オンライン/ハイブリッド)を決める

授賞式の開催形式は開催規模や予算の他、「授賞式を誰に知ってほしいか」で大きく変わります。賞の存在を広く知らせたい場合はオンラインが適していますし、特定の業界など、ターゲットを絞った賞ならばリアルのみにするのもひとつの方法です。ハイブリッドの場合も、リアル会場に力を入れるのか、オンライン側に力を入れるのか吟味することが大切です。

授賞式を成功させる演出・会場づくりのコツ

演出の一例

具体的に授賞式を盛り上げる演出についてご紹介しましょう。

レッドカーペットやランウェイで「特別感」を演出する

「賞」といえば真っ先に思い浮かぶのがレッドカーペットやランウェイです。定番ですが、受賞者・参加者両方が自然に高揚感を味わうことができる演出でもあります。

照明・音響・映像で“受賞の瞬間”を最大化する

受賞者発表のシーンは授賞式の最大のハイライト。あらゆる演出を駆使して盛り上げましょう。その際、受賞者が最も目立つように組み上げることが大切です。

オンライン視聴者も熱量を感じるカメラワーク・画面設計

オンライン、もしくはハイブリッド形式の場合、「オンライン視聴者に熱量や賞の意義を感じてもらう演出」が欠かせません。単純な中継ではなく、オンラインならではのカメラワークや画面作りを駆使して盛り上げを演出しましょう。

サステナビリティを意識したデザイン

授賞式は賞の社会的意義が問われるケースが少なくありません。賞の内容にもよりますが、派手さよりもサステナビリティを意識したデザイン・環境への配慮が重視される傾向があります。

インクルーシブなイベント設計

昨今のイベントトレンドとして、年齢・性別・障害・言語などの違いで参加しづらい人を出さないためのインクルーシブなイベント設計のニーズが高まっています。車いすでも通りやすいような通路の広さとスロープを確保したり、字幕や手話を取り入れたりといった配慮を行うことにより、誰もが安心して楽しめる場をつくることが求められます。

GLOBAL PRODUCEの授賞式・アワード支援事例

ここからはGLOBAL PRODUCEが手がけた授賞式・アワードの例をご紹介します。


株式会社コーセー:生花と晩餐会形式で「自然な花道」を表現

KOSÉ Awards 2025会場の様子

「KOSÉ Awards 2025」は、社員の日頃の努力と挑戦を称える社内表彰式です。座席をあて円卓ではなく晩餐会形式にし、参加者の視線が自然に受賞者に集まるレイアウトを実現。ステージには生花をふんだんに使った装飾を施し、心地よくも格の高さを感じるアワードになりました。

株式会社PR TIMES:だれ一人取りこぼさない、インクルーシブにこだわった授賞式

Public of The Year 2025

株式会社PR TIMESが開催した「Public of The Year 2025」は「社会を動かす」「社会をつなげる」「その年の社会の象徴」「社会的価値を生み出す」という4つの視点から選出された、社会を動かし、つなげた人物とその行動を表彰するアワードです。「全ての受賞者が自分の力で登壇できる環境をつくりたい」という思いから、バリアフリー法の屋外スロープ基準に沿った車椅子で自走可能なスロープランウェイを設置。介助なく安全に登壇できる環境を整えました。

キヤノンシステムアンドサポート株式会社:ハイブリッド形式で“どこからでも参加できる”授賞式を実現

キヤノンシステムアンドサポート株式会社 会場写真

キヤノンシステムアンドサポート株式会社のPresident Awards(社長賞表彰式)は受賞者が社員から称えられる場所・空間を作りたいという目的で開催されたアワードです。「どこからでも参加できる」表彰式を目指し、オンライン参加者もリアル会場で参加しているかのような臨場感はもちろん、リアル・オンラインそれぞれの特徴を生かした演出を行いました。

B-first株式会社:ブランド価値とスタッフの誇りを高めたアワード構成

All Agu. Awards 2024の様子

B-first株式会社のAll Agu. Awards 2024はAgu.グループ1,000店舗突破とアワードを組み合わせたイベントです。リアル開催ならではの臨場感、ダイナミックさを力点に置きつつ、美容師業界のプロが求めるハイクオリティなステージ装飾、光の演出にこだわりました。

よくある質問(Q&A)

授賞式と表彰式、どちらを選んだほうが良いですか?

授賞式と表彰式の大きな違いは「競争要素」の強さと受賞者の数です。授賞式はひとつのテーマについて競うという傾向が強く、受賞者がごくわずかに限られます。少数のスターを際立たせたいなら授賞式が向いているといえるでしょう。反対に、日頃の貢献を広くねぎらいたい、イベントを通じて組織全体の一体感や士気を高めたいという場合は表彰式がおすすめです。

審査の公平性や透明性はどう担保する?

まず重要なのが「審査のルールや流れをあらかじめ分かりやすく決めて共有すること」です。また、審査は一人ではなく複数人で行い、外部の有識者に審査員になってもらうことも大切。さらに、発表時には「なぜこの結果になったのか」を公開すると、公平さと透明性を守ることができます。

授賞式の予算はどのぐらいですか?

授賞式にかかる金額は会場の規模や審査員の人件費やLP制作の有無、内容によって大幅な金額差があります。ブランディング施策としての対外的なアプローチも必要となるため、社内イベントとしての表彰式に比べると費用が掛かる箇所が多くなります。規模によって異なるため明言はできませんが、数百万~を想定したほうが良いでしょう。弊社ではご予算に合わせた企画の優先順位付けからご提案が可能です。

開催の何ヶ月前から準備すれば間に合いますか?

授賞式は対外的にノミネート者を募集し、審査するという過程が入るため、社内イベントなどに比べて時間がかかります。「授賞式」そのものの準備は半年~3カ月間程度としても、審査段階から考えると一年以上の期間が必要だと考えた方が安全です。

授賞式を「やって終わり」にしないためには?

授賞式はゴールではなく「スタート」と考えましょう。受賞者に勉強会などを開催してもらったり、受賞者の取り組みを広報したり、褒賞以外の「受賞すること」「賞に注目すること」のメリットを最大化する施策を重ねていきます。特に賞をゼロから作る場合、賞そのものを育てていくことも授賞式の大事な役割です。

まとめ

授賞式と表彰式は似ているようで、目的も効果も少しずつ違います。主催側が「誰をたたえ、どんなメッセージを世の中に届けたいのか」を明確な言葉にし、賞そのものの設計から当日の演出まで一貫させることで、単なるイベントを超えた強力なブランディング施策になるのです。

KNOWLEDGEイベントノウハウ

最終更新日:

WRITER

宮永 麻代

取締役/CMO/エグゼクティブプロデューサー

気づけばイベントプロデューサー歴15年以上、、!表彰式、インセンティブトリップ、キックオフ系案件が特に多いです。
イベントプロデュース業のほか自社のWEB、広報等のマーケティングまわりのほか社内業務改善のDXを推進。

REVIEWED BY

GLOBAL PRODUCE Co., Ltd.

GLOBAL PRODUCE Co., Ltd.株式会社グローバルプロデュース

年間250件以上のイベント企画・制作・運営を手掛けるイベントプロデュースのプロフェッショナル集団。株主総会、周年イベント、表彰式などの社内イベントから、PRイベント、展示会まで、リアル・オンライン・ハイブリッドを問わず、企業の「伝えたい」を形にする最適なコミュニケーションを設計・提供しています。

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