渋谷の真ん中の「足湯」体験「伊豆足湯温泉パーク」が斬新だった
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2025年10月12日(日)に渋谷ストリーム前にまさかの足湯が登場?!しかもこのお湯、伊豆半島の源泉そのものを渋谷に持ち込むというのだから前代未聞。そんな一日限定の「街中温泉フェス」について今回はご紹介します。
渋谷で開催「伊豆足湯温泉パーク」とは?

渋谷ストリーム前広場に突如あらわれるのはまさかの「温泉」?!2025年10月16日(土)に開催された「伊豆足湯温泉パーク」は、渋谷のど真ん中で伊豆半島の源泉に浸かれる“街中リトリート”が叶う一日限定のイベントでした。主催は伊豆半島ジオパークと東急不動産。「温泉×伊豆半島×リトリート」をテーマに、伊豆の自然・文化・食・人をまるごと体験できるコンテンツが勢ぞろい。渋谷にいながら“伊豆旅気分”を味わえる、ちょっと特別な日だったのです。
一日限りの限定企画!渋谷ストリーム前・稲荷橋広場に伊豆の源泉が登場
今回の目玉はなんといっても、伊豆半島の源泉をそのまま持ち込んだ足湯体験。伊豆といえば温泉の聖地。その魅力を“渋谷でそのまま味わう”という温泉会きっての前代未聞の試みでした。
伊豆半島5種類の源泉を一度に楽しめる

Photo:プレスリリースより引用
イベントで使用されるのは伊豆半島各地から厳選した5種類の源泉。熱川温泉や修善寺温泉、河津温泉など、それぞれ泉質や効能が異なり、「しっとり」「つるつる」「すべすべ」と肌触りも変わるのが面白く、源泉による違いを比べられるのも本イベントならでは。
デジタル没入のXR足湯体験でリアルに伊豆半島を体感

Photo:プレスリリースより引用
足湯のすぐ隣では、XR(クロスリアリティ)技術を使ったデジタル足湯体験も。ゴーグルをつけると、目の前に広がるのは伊豆の海岸線や温泉街。映像、音、香り、そして実際の温泉の熱。五感がシンクロするこの没入体験では、まるで現地を旅しているかのような臨場感が味わえます。
伊豆半島を楽しく学べるクイズラリー企画も

Photo:プレスリリースより引用
会場内では、伊豆半島の自然や文化をテーマにした「クイズラリー」も実施予定。地質や温泉の仕組み、伊豆の名物に関するクイズに挑戦しながら、ブースを巡るスタイルです。大人も子どもも一緒になってワイワイ参加できる体験型企画で、正解者にはオリジナルグッズもプレゼントなんて嬉しいコンテンツも。
「温泉×伊豆半島×リトリート」 豪華ゲストによる参加型イベントで“オフロう!”

北出恭子氏(温泉家/杏林大学地域総合研究所客員研究員)
Photo:プレスリリースより引用

赤松美香 氏(ヨガインストラクター)
Photo:プレスリリースより引用
イベント中盤には、テーマにちなんだトーク&体験イベントが続々開催されました。会場には温泉愛好家からヨガインストラクターまで、豪華ゲストが集結。
最初のオープニングトーク「ココロもカラダも『オフる』まちのつくりかた」では、東急不動産HDと静岡県・伊豆半島ジオパークの担当者が登壇し、「オフる=リラックスして心と体を整える」をテーマに、都市と自然の新しい関係性について語ります。
続いて、温泉家の北出恭子さんによる「温泉〇✖クイズ大会」。温泉にまつわる豆知識が次々と出題され、ゲーム感覚で温泉について学べるチャンスに。最後は足から温まるぽかぽかヨガでフィナーレ。湯気と音楽に包まれながら呼吸を整える。そんな心地よい時間になったこと間違いなし!
温泉や伊豆半島にまつわる特設ブースも勢ぞろい!

[ブース1]東伊豆町の「雛壇飾り」と「雛のつるし飾り」
会場中央に設けられたフォトスポットには、東伊豆町のシンボル「雛壇飾り」と「雛のつるし飾り」がずらり。
ユースカルチャーの発信地と伝統のカルチャーのクロスオーバーは一見の価値あり。
(Photo:プレスリリースより引用)


[ブース3]杏林大学温泉観光学ゼミブース
学びの場も忘れずに。杏林大学温泉観光学ゼミによるブースでは、温泉文化の歴史や地域観光の取り組みを紹介。若い世代が温泉文化を未来につなぐ姿勢は要チェック。
(Photo:プレスリリースより引用)

[ブース4]雛のつるし飾りワークショップ
さらに、「渋アート×ニコニコ会」コラボによる雛のつるし飾りワークショップも開催。昭和女子大学の学生による子ども向けワークショップも登場。東伊豆町・西伊豆町・河津町による特設ブースも並び、地域の特産品や観光情報を発信します。
(Photo:プレスリリースより引用)
また、渋谷ストリーム4Fの「TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT」では、伊豆3町のポップアップが登場。

Photo:プレスリリースより引用
ここでしか味わえない伊豆コラボメニューも提供され、食でも“伊豆の旅気分”を味わうことが可能な内容に。
終わりに
渋谷の街に“足湯”が出現する一日。それは、ただのイベントではなく、都市の真ん中で「自然と人がつながる時間」を生み出す小さな実験場とも言えそう。伊豆の湯けむり、笑い声、足元から伝わる温もり。そのすべてが、都会の真ん中に癒しを運び込んでくれるはず。渋谷で味わう“都会の温泉体験”、この秋いちばんのリトリートになる予感。それではまた。





