「日本の企業イベントでアジアのビジネスを魅了する：最新トレンドと成功の鍵」

こんにちは、GP柳瀬です。

ここ数年で国内外のビジネスイベントのあり方は大きく変化しています。アジアでは旅行需要が急速に戻り、2024年には日本を訪れた外国人旅行者が3,690万人を突破しました。これは2019年の過去最高を約16％も上回る数字です。その勢いは2025年も続いており、6月末までにすでに2,151万人が訪日。年間では過去最高を更新する見込みです。日本は「文化」「安全性」「利便性」で常に高い評価を受けており、世界中の人々に選ばれる場所となっています。

今回の記事では、そんな高まる関心に応える形で「アジアの企業が日本でイベントを開きたい！」と思えるようなポイントをまとめました。最新のイベントトレンド、日本で開催する魅力、サステナブルな工夫、そしてGPの経験を活かしたアドバイスをご紹介します。

2025年版 アジア企業が注目するイベントトレンド

まずは、アジア企業が注目するイベントトレンドをご紹介します。

インタラクティブで没入感のある体験

• ゲーミフィケーション：ポイントやランキングを取り入れたゲーム感覚の仕組みで、参加者の熱量を引き出します。
• AR/VR・ホログラム：拡張現実や仮想現実で製品を体験したり、プロジェクションマッピングで会場をまるごと変身させたり……また、バーチャル試乗などの演出は驚きと感動を与えます。
• AIによるパーソナライズ：AIチャットボットやレコメンド機能で、一人ひとりに合ったセッションや交流の場を提供。質問や案内も自動対応し、参加者の満足度を高めます。

定番化したハイブリッドイベント

オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド形式は、今や一般的なスタイルになりました。距離や時間の制約を取り払い、初参加者の割合が高いのも特徴です。オンライン参加者も投票やライブQ&Aで一体感を得られ、移動を減らすことで環境にも優しい形式です。

サステナブル＆社会貢献型のイベント

• 再利用できる装飾やデジタルプログラム：日本の表彰式でも環境配慮が当たり前に。
• 地元食材の活用：Aichi Sky Expoでは地域の農産物や素材を積極的に採用し、地元経済を応援。
• 再生可能エネルギー：会場では再エネ利用が広がり、Aichi Sky Expoは日本初のCASBEE Sランク・ZEB Ready認証を取得。CO₂排出量のモニタリングやカーボンオフセットの仕組みも導入されています。

進化するデジタルツール

• イベント専用アプリ：参加者ごとのスケジュールや通知、交流の場を提供し、体験をより便利に。
• SNSとの連動：ハッシュタグやライブ配信でイベントの熱気を外部へ広げ、ブランド力を強化。
• 会場設計の効率化：3Dシミュレーションや座席配置ソフトで、遠隔地でも共同で効率的に準備ができます。

日本でイベントを開く魅力

「日本でイベントを開く魅力」は、住んでいる我々にはピンとこない部分もあるかもしれません。言語化してみると、他にはない魅力にあふれていることを感じます。

伝統と先端が共存する体験

神社でのパーティーや沖縄での空手体験、北海道での雪上アクティビティなど、日本ならではの多彩な体験が可能。参加者に忘れられない思い出を提供できます。

安全で信頼できるインフラ

• 世界有数の安全性：東京・大阪は「最も安全な都市」の常連なので、安心して運営ができます。
• 便利な交通網：正確で環境負荷の少ない鉄道網に加え、国際アクセスの良さも大きな魅力です。
• 世界に誇るおもてなし：ホテルや会場スタッフの丁寧な対応は、参加者の満足度を大きく引き上げます。

サステナビリティに積極的な都市

国や自治体が主導し、再エネ利用・ごみ削減・地産地消・SDGs評価など幅広く推進。Aichi Sky Expoでは100％クリーンエネルギーを使用し、先進的なモデルとなっています。

学術・ビジネス交流の拠点

アジア太平洋で最多の国際会議を開催し、研究機関や企業が数多く集まる日本。視察やネットワーキングも充実しており、ノーベル賞受賞者の多さはその実力を物語っています。

日本の表彰式とGPの強み

GPは日本でたくさんの表彰式イベントを手掛けてきました。経験に裏付けられた強みをご紹介します。

日本式アワードの魅力

日本の企業表彰式は「成果を評価する場」であるだけでなく、「努力やチームワークを称える場」でもあります。社員の一体感を高め、やる気を引き出す効果があります。最近では映像演出や照明を駆使した映画のような空間演出が主流になり、サステナブルな工夫も加わっています。

GPのクロスカルチャー事例

GPは海外クライアント向けのイベントも多数担当しています。奥谷夏郎プロデューサーは「明確なスケジュール」「SOW（作業範囲の明確化）」「提案資料」の3点を大切にし、クライアントと制作チームのビジョンを一致させることが成功のカギだと語ります。

例えば、銀座のクラブで行われたネットワーキングイベントでは六角形スクリーンやダイナミックな照明、ジャズと日本舞踊を融合させたダンスグループ「ARAIFUMI」のパフォーマンスが国際的な観客を魅了しました。
また、とある企業のキックオフは狂言で幕を開け、その後は居酒屋風の空間で宴会を開催することで外国人ゲストに「本物の日本」を体験してもらいました。

このように、伝統と現代性をうまく組み合わせた柔軟な演出がGPの強みのひとつです。

アジア企業が日本でイベントを開催するときのポイント

• 開催地の選択：東京・大阪以外にも京都や北海道・沖縄など、地域ごとに個性豊かな体験が可能です。
• 文化体験を取り入れる：剣術のデモ、和紙作りのワークショップ、地元祭りなど、伝統文化は国境を越えて人々を魅了します。
• サステナビリティを重視：再エネ利用やリサイクル、デジタル化、地元食材の活用を通じて環境にも地域にも優しいイベントを。
• ハイブリッド形式を検討：現地参加できない人も配信で巻き込むことでリーチを広げつつコスト効率を高めることができます。
• 信頼できるパートナーを選ぶ：防火規制や労働法など複雑な手続きも、現地事情に精通したイベント会社と組めば安心。GPの「TEAM DRAGON」にはバイリンガルスタッフが多く在籍し、海外クライアントとの橋渡しもスムーズです。

まとめ

日本のビジネスイベント市場はサステナビリティとデジタル技術を取り入れながら成長を続けています。安全で便利なインフラ、ユニークな文化体験、最新の技術、そして世界に誇るおもてなし。これらすべてが、アジア企業にとって日本を魅力的な開催地にしています。

GPは表彰式から国際会議、ハイブリッドイベントまで幅広く手掛け、日本国内外のクライアントと共に新しい価値を生み出しています。もし日本でイベントを検討されているなら、ぜひGPにご相談ください。日本ならではの魅力と新しい発想を掛け合わせた、心に残る特別な体験を一緒に作り上げていきましょう！