イベント制作 × AI。いま現場で使える最新活用法
ChatGPTで要約する
みなさんこんにちは!GP川島です!
いまやAIは、ビジネスのあらゆる領域で欠かせない存在になっています。もちろんイベント業界でも同じです。企画書の作成から台本づくり、パース生成、ナレーションの音声化、さらには英語でのコミュニケーションまで「これって人がやるしかないよな」と思っていた仕事の一部が、気づけばAIに肩代わりされつつあるのです。
この記事では、私自身が日々の制作現場で実際にどうAIを使っているのか、リアルな活用術をご紹介します!
企画書作成
イベント会社たるもの「企画書作成」は逃れられない宿命……。色々なアイデアを考え、最終的にそれらを一本の形にすることが求められます。
そんな時こそ、ChatGPT。私もフル活用しています。その名前の通り、会話形式でやり取りできるのが最大の強み。
企画書作成には「一貫性があるか」がとても重要ですが、一度迷走が始まるとなかなか整理がつかないものです。これを“対話”で構築していけるのは本当に助かります。さらにありがたいポイントは、「どんなにテキトーに投げても、投げ返してくれるところ」。
「何かアイデアやアウトプットが欲しいけど、誰かにお願いするなら前置きをしっかり伝えなきゃいけない……」そんなジレンマもなく、軽い気持ちでパスしてしまえば返答してくれるんです。本当に最高です。
そしてもうひとつ強調したいのが、音声入力です。
正直、キーボードを打つのも手間じゃないですか?でも「ChatGPT」です。入力は“音声会話”だけでOK!思いついたことをそのまま口に出すだけで、AIが文章にして企画書へとまとめてくれる――。
これが、いま私にとっての新しい制作スタイルです。

議事録
お恥ずかしながら、私もまだしっかり使いこなせてはいません。これまでいくつかツールを試しましたが、どれも精度がイマイチに感じてしまっていたからです。
ただ「Notion AI」は期待大!Notionはそもそも自由度が高いプラットフォームです。基本的な議事録機能を備えつつ「編集」の手間が少ないのが特徴。「ちょっとニュアンス違うな」とか「まとめ方を変えたい」と思ったときに簡単に修正できます。ぜひ使ってみてください!
最近は、追加機能として「notion mail」たるものも出てきているようで、要チェックです!

イベントパース作成
こちらは、すでにGP社内でも一般化されている活用術です。イベントのイメージをビジュアルとして見せたい時に使用されています。最近では、会場の写真を読み込ませて、その会場での実施風景を依頼したりなど、細かな指示もできるようになってきています。
ただ、現状はまだまだ出力が不安定なことも多数。何度も試行錯誤をして、奇跡の神パースの出現を祈らなければいけないことも。
しかし、これは時間が解決してくれるはずです!私の理想は、平面図や機材リスト、備品リストを事前情報として読み込ませると空間を正確に自動構築してくれること。「風景の角度を少し変えたかっただけなのに、イメージが全部変わってしまった」などの困り事もなくなるかと思います。
さらにいうと、事前材料である図面情報や機材リストなどもAIエージェントが探してきてくれるようになると思います。「言葉で指示する」だけで、図面レベルから正確なパースを描ける時代が来そうな予感です!ただ、権利の問題が一番の問題になりそうですね。

英語連携
実は私、グローバルプロデュースの社員にもかかわらず、英語をペラペラ話せるわけではありません……。でも、今やAIがあればほとんどの英語対応が可能。 実際に LinkedInでの英語圏企業への発信やクライアントリレーションにAIを活用しています。
- 投稿文を英語でドラフト
- 日本語と併記して自分の理解も深める
- 海外からのメッセージに自然な返信を生成
- 提案資料も英語版を自動整形
これだけで、英語ネイティブでなくても、堂々と振る舞うことができています!AIは翻訳を超えて、コミュニケーションのスタイルそのものを整えてくれているイメージです。
グローバルプロデュースという名前にふさわしく、AIを使えば日本人であっても自然に世界に手を伸ばせる。AIは私にとって、グローバルの扉を開く最大のパートナーです!

おわりに
いかがでしたか?
AI活用は、今やイベント業界でも欠かせないテーマになっています。
長期的に見れば「イベント制作そのものをAIが飲み込むのでは……?」と思うくらいのスピード感。だからこそ、自分自身の“私にしかできない価値”をもっと高めていかないといけませんね(笑)。
ただ、自分としてはAI事情に詳しいとかそういうことよりも、「こうしたらラクできるな!」といった発想力の方が大事だと思っています。邪な気持ちも時に革命の源泉になるんです(笑)。ぜひ皆さんもAIをばしばし活用して、理想の仕事スタイルを構築していってください!
というわけで、この投稿もAIくんと一緒にお届けしました!