若い世代がハマる「デザインあ展neo」

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

こんにちは、GP大平です!今回ご紹介するのは、東京・虎ノ門ヒルズの「TOKYO NODE」で開催中の『デザインあ展 neo』。

NHK Eテレの人気番組『デザインあ』の世界観を体験できる展覧会です。本展示会は累計116万人を動員した「デザインあ展」の第3弾として開催され、今回は「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」など、日常の行為(動詞)がモチーフとなった約35点もの体験型展示が展開されています。お客様は子供連れが多いと思いきや、実は若者の方が多い!

今回は、実際に『デザインあ展 neo』を体験し、若者に人気の秘密を探っていきたいと思います。

STEP1「みる」

あの巨大オブジェ
動詞の展示

本展示会では目に入るすべての展示品のインパクトがかなり強く、見ていて楽しいものばかり。例えば、展示会場に入ってすぐの巨大な「あ」のモニュメント。天井から吊るされた巨大な「あ」の文字が来場者を迎えてくれて、期待感を醸成させます。そして、その下には「動詞の庭」と呼ばれるエリアが広がり、日常の道具と動詞が組み合わさった展示が並んでいます。展示物はひとりでに動き、動詞の動きを体現していました。

動詞の展示2
持ち手の展示

他にも、ずらりと「もち手」が並ぶ展示では、日常の動作にデザインがどう関わっているのかを改めて確認することができます。子供や日本語を学ぶ外国人にとっても、日本語を学ぶ良い体験型教材となりそうです!また、展示物から共通して感じたのは、「シンプルだけど、地味に面白い(=シュールさ)」ということ。「シュールで面白い」は、いまの若いZ世代にウケやすいイメージもありますし、このシュールでインパクトのある展示が、若者に人気の理由ではないでしょうか。

STEP2「考える」

展示物にメッセージ性や違和感があると、来場者は自然と展示物をよく観察し深く考えるようになります。展示会では見るだけで終わらせず、来場者にどれだけ感じてもらえるか、考えさせられるかで、お客様の満足度が大きく変わってきます。本展示会でも、「考えさせる」展示が多く見られました。

どれが横断歩道の幅でしょうか
360度「あ」に囲まれたエリア

例えば、この「横断歩道」。ただの来場者動線が横断歩道になっていたのですが、入り口の部分に「みなさんが知っている横断歩道の幅はどれでしょう?」という問いがあり、歩道を渡った先に正解の答えがありました。何もない長い通路が有効活用され、同時に参加者には考えさせる体験を提供し、来場者を退屈させない工夫を感じます。

STEP3「体験する」

体験型の展示会は近年急激に増えていますが、『デザインあ展』も体験型の展示が非常に多く、来場者の没入感を創出します。

歩くを体験中のわたし
歩く私が開場の壁面に投影されている

例えば、「あるく」のエリア。映像の指示通り歩くと、どこから撮影されたのか、自分の歩く姿が会場の壁面に大きく投影され、他の来場者の歩く姿に交じりぱらぱら漫画の一部になったような感覚になりました。自分の姿が一瞬しか映らないというのも、見つける楽しさがあっていいですよね。

空中に吸い込まれるゴミ

「捨てる」の展示では、まさかの天井に大きなゴミ箱が!うまくゴミ箱に入るようにゴミ袋の位置をコントロールする必要があり地味に面白かったです。

私が今回の展示会で最も気に入ったのは「ⅮO IT!」。これは画面に映る指示通りに手を動かすと、それが何かのジェスチャーになっていたり、道具を持っているかのような感覚になるといいう体験型映像です。リズミカルな音楽が流れ、私たち来場者はDJの指示に合わせて手を動かすだけなのですが、日常生活に関わる動作が次々と目の前に起こり、来場者からは「たしかに!」「なるほど……」という声や笑い声が起こっていました。さらに、受付前にあるこのフォトスポットも、実は体験型!自分が「あ」の一部になることができます。黒の服を着ていた来場者は、いいかんじの「あ」になっていました!

「あ」の一部になれるフォトスポット

まとめ

いかがだったでしょうか。『デザインあ展 neo』は、日常の行為をデザインの視点から見つめ直すことで、新たな発見や気づきを提供してくれる展覧会です。子どもはもちろん、大人も楽しめる内容となっており、家族での訪問にも最適です。会期は9月23日までとなっており、チケットは予約制ですので、興味のある方はぜひ遊びに行ってみてください!

WORKS/REPORTイベント実績
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最終更新日:

WRITER

大平 茉奈

MANA OHIRA大平 茉奈

アシスタントプロデューサー

これまでは、舞台に立ち、自分のダンスで人の心を掴もうと努力してきました。これからは、イベントで人の心を掴み、日々仕事を頑張るだれかの1日が「ちょっと特別1日」になる、そんなイベントを作っていきたいです。感謝を忘れず、素直で誠実に、誰よりも情熱を持って業務を全うします。

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