ここが私のアナザースカイ「水野翼さん編」
こんにちは、GP大平です。
今回のゲストは、GP歴10年以上の水野翼さん。
一見クールで少し怖そうに見えるのですが、実際に話してみると、とても柔らかく穏やかな人。そのギャップもまた、水野さんの大きな魅力です。
今回は、そんな水野さんの“アナザースカイ”についてお話を伺いました。


水野さんの原点
水野さんは、小さい頃から“お祭りごと”が大好きだったそうです。
保育園の運動会。地域のお祭り。誰かが準備をして、誰かが盛り上げて、みんなが笑顔になる空間。
「とにかく小さい頃からワクワクするようなイベントごとが好きだったんですよね」
そう語る表情は、今でも少年のようでした。
そして、その“ワクワク”は、中学卒業頃に出会ったダンスによって、さらに加速していく。
ただ踊るだけではなかった。
「自分でゼロから作るのが好きだったんです」
自分で振り付けを考え、曲を編集し、見せ方を組み立てる。いつしか、水野さんは“楽しむ側”から、“作る側”へと変わっていったといいました。
水野さんが夢中になったのは、ダンスの中でもストリートダンス。仲間とチームを組み、創作し、ステージに立つ。コンテストにも何度も出場し、東日本大会で優勝した経験もある実力者です。


ダンスとイベントの共通点
ただ、水野さんが本当に惹かれていたのは、“踊ること”そのものだけではなかったようで、どう見せれば、感情が動くのか。どう流れを作れば、空気が変わるのか。その感覚は、今のイベントづくりに驚くほど重なっていのだとか。
「イベントの企画書を書いてると、ダンスと似てるなって思うんです。感情の起伏をどう作るか、みたいな」
音の入り方。
照明の切り替わり。
空気が変わる“間”。
ダンサーとして身体で覚えてきた感覚が、今はイベント演出へと変換されて感じている。BGM提案の幅が広いのも、これまで無数の音楽に触れてきた経験があるから。企画書のビジュアルや見せ方にも、“魅せる人”としての感覚が滲む。
GPに入社してからも、その感性が活きる場面は数多くあったという。
懇親会でダンスの振り付けを担当したり、キャスティングでは知り合いのダンサーを手配したり……。これまでの経験が、イベントの現場で自然と繋がっていたと話してくれました。
就職活動の時、ダンス一本で行くか、会社員になるか迷わなかったのか。そう聞くと、水野さんは少し笑ってこう答えてくれました。
「決められなかったんですよ。だから、“どっちもできる領域”を選ぼうと思って」
さらに
「形があるものがちょっと苦手で。自分で0から1を作る、形ないものがスキなんです」
その答えが、“イベント”だった。
表現もできる。
人も巻き込める。
空間も作れる。
何もないところから、熱狂を生み出せる。
まさに、水野さんにとってイベントは、自分自身を表現できる場所だったのかもしれないですよね。
水野さんのアナザースカイ
水野さんにとっての“アナザースカイ”は、新宿・安田ビル前の広場。当時、ストリートダンサーの聖地ともいわれていた場所のようです。
人が多く、ダンサーもたくさんいて、実は「集中しづらくて少し苦手だった(笑)」と。それでも、ガラス張りのビル前で、仲間たちと朝まで踊り続けた日々は、今でも忘れられない時間だそうです。
仲間が集まり、音が鳴り、自然と人が足を止める。あの時感じた高揚感を、今も追い続けている。
そして、根っこにあるものは昔から変わっていない。
「自分の中で、“イベント=ワクワクするもの”って感覚がずっと変わってないんですよね」
真面目なイベントでもいい。
フォーマルな式典でもいい。
でもまず、自分がワクワクできるか。
その感情があるからこそ、空間に熱が宿り、人の心が動くのだと思う。
「自分が楽しんで、その影響で周りの人がポジティブになってくれたら嬉しい」
その言葉は、とてもシンプルでした。けれど、イベントの本質を突いている気がしました。作り手がワクワクしなければお客様を楽しませることはできない。
最後に、水野さんはこう話してくれました。
「これからも、イベントに関わった人がポジティブに、ハッピーになれるようなイベントを作り続けたい」
その言葉の通り、水野さんは今日もまた、誰かの心を動かす“ワクワク”を作り続けています。
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