PRイベントとは?種類・成功事例・会社の選び方まで、プロが解説

この記事のポイント

  • PRイベントとは、新商品や新サービス、ブランドの想いをメディアやお客様に届けるための企業イベントの総称です。
  • 代表的な種類は、記者発表会/ローンチパーティ/体験型イベント/メディア向けブランディングイベントなど。目的に合わせて選べます。
  • 成功のカギは、目的とターゲットの明確化、ブランドの世界観と一貫した体験設計、そして事後の発信までを見据えた企画です。
  • 外部に依頼する場合は、企画から運営、事後施策までを一貫して相談できる会社を選ぶと、コンセプトが最後までブレにくくなります。
  • グローバルプロデュースでは、業種・規模を問わずPRイベントのプロデュース実績があります。ざっくりしたご相談段階からでも大歓迎です。
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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

PRイベントとは

PRイベントとは、企業が新しい商品やサービス、ブランドの想いをメディアやお客様に届けるために開催するイベントの総称です。

「発表会」「ローンチパーティ」「体験型イベント」「メディアツアー」など、いろんな形があります。共通しているのは、単に情報を伝えるだけでなく、参加した方に実際に体験してもらったり、その場で感情が動いたりすることで、そのイベントで得られた印象が新聞やテレビ、SNSを通じてさらに広く伝わっていく、という流れを設計している点です。

最近では、広告だけではなかなか伝えきれない「ブランドの世界観」や「想い」を伝える手段として、PRイベントが改めて注目されています。

なぜ今、PRイベントが注目されるのか

インターネット広告やSNS投稿があふれる中で、企業からのメッセージが埋もれやすくなっています。「動画スキップ」「広告ブロック」といった行動も一般的になり、一方通行の情報発信だけではなかなか届きにくい時代ですよね。

そんな中で価値が見直されているのが、実際に体験できるリアルな場です。手に取ったり、香りを感じたり、その場で誰かと話したり――こうした「一次体験」は、動画や記事で見るのとはまったく違う印象を残します。

そしてPRイベントは、その体験をメディアやインフルエンサーを通じてさらに広げていける仕組みでもあります。参加できる人数は限られていても、そこで生まれた記事、SNS投稿、口コミによって、当日その場にいなかった多くの方にもブランドの魅力が届いていきます。

PRイベントの主な種類

ひとくちに「PRイベント」と言っても、目的やターゲットによって様々な形があります。ここでは代表的な6タイプをご紹介します。

1. 記者発表会・プレスカンファレンス

メディア関係者を招待し、新商品・新サービス・新事業戦略などを発表するイベントです。プレスリリースだけでは伝わりにくい背景やビジョンを、経営者や開発者の言葉で直接届けられるのが強みです。

2. 新商品発表会・ローンチイベント

新しい商品やサービスの世に出るタイミングに合わせて開催するイベントです。メディア関係者だけでなく、既存のお客様やインフルエンサーを招待するケースもあります。展示、デモンストレーション、体験ブース、トークセッションなどを組み合わせて、商品の魅力を多面的に伝えます。

3. ローンチパーティ

新商品発表会に「パーティ」の要素を掛け合わせた形式です。招待制で少人数、飲食や交流を通じてゆっくりと商品を体験してもらえるため、ブランドロイヤリティの高いお客様や、深く関わってほしいインフルエンサーへの訴求に向いています。

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4. 体験型イベント・ポップアップ

お客様に実際に商品やブランドの世界観を体験してもらう形式です。期間限定のポップアップストア、街中に設置する体験ブース、店頭でのタッチアンドトライなど、自由度の高い設計ができます。SNSでの拡散を狙う場合にも相性が良い形式です。

5. メディア向けブランディングイベント

特定の商品発表ではなく、ブランド全体の世界観や姿勢をメディアに伝えるためのイベントです。企業のあり方そのものに興味を持ってもらうことで、中長期的な記事化や特集につながっていきます。

6. トークセッション・カンファレンス型

業界のキーパーソンや専門家を招いてのトークセッションや、テーマ性のあるカンファレンスもPRイベントの一種として活用されます。企業が業界内でリーダーシップを発揮したいときや、業界メディアからの取材を期待するときに効果的です。

目的別・PRイベントの選び方

PRイベントは目的によって、選ぶ形式や設計がガラッと変わります。「何を達成したいのか」から逆算するのがオススメです。

目的オススメのイベント形式設計のポイント
新商品を広く知ってほしい記者発表会+ローンチイベントメディアの取材動線/プレスリリースとの連動
ブランドの世界観を伝えたい体験型イベント/ポップアップ空間演出/五感で体感できるコンテンツ
既存のお客様に感謝を伝えたいローンチパーティ/招待制イベント招待客リスト設計/パーソナルな体験
SNSで話題化したい体験型イベント/フォトスポット撮影したくなる仕掛け/ハッシュタグ設計
メディアに継続的に取り上げてほしいブランディングイベント/トークセッション業界キーパーソンの招聘/編集者との関係構築

PRイベントを成功させる5つのポイント

1. まずは「目的」と「ターゲット」を明確にする

PRイベントは形式もコンテンツも自由度が高い分、目的が曖昧なまま企画を進めると、当日「盛り上がったけど、結局何が伝わったのか分からない」という状態になりがちです。

「何のためにやるのか」「誰に届けたいのか」を、最初の段階でチームで言語化しておくのがオススメです。イベント後の「成功/改善点」の判断もぐっとしやすくなります。

2. ブランドの世界観と一貫した体験を設計する

PRイベントで大切なのは、会場に足を踏み入れた瞬間から帰るまで、参加者が「このブランドらしさ」を感じ続けられることです。空間の色使い、BGM、提供するお料理やドリンク、スタッフの言葉遣いに至るまで、細部を揃えていくと、印象がぐっと深まります。

3. メディア・インフルエンサーの動線を丁寧に設計する

PRイベントはその場の参加者数以上に、報道や発信を通じて広がっていくのが強みです。メディア関係者にとって取材しやすい環境を整えたり、インフルエンサーがSNSで発信しやすい撮影スポットを用意したりと、「発信されやすい設計」を意識しましょう。

プレスキット(プレスリリース、写真素材、動画素材など)を事前に準備しておくと、記事化・発信につながりやすくなります。

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4. 参加者が「話したくなる」仕掛けを組み込む

参加した方が「あのイベント、良かったよ!」と誰かに話したくなるかどうか。ここが口コミの広がりを大きく左右します。フォトスポット、限定アイテム、意外性のあるコンテンツ、印象に残る演出――どれも「話したくなる」きっかけになります。

5. 事後の発信・二次活用まで設計する

PRイベントの効果は、当日だけで終わりません。当日の映像や写真、参加者の声、登壇者のスライドを、後日の営業資料、SNS投稿、ウェビナー、ホワイトペーパーなどに二次活用することで、長く効き続けるコンテンツになっていきます。

企画段階から「どんな素材を残して、どのチャネルで発信するか」を設計しておくと、事後の展開がスムーズです。

PRイベントの成功事例

実際にPRイベントを企画・運営する際、参考になる事例をいくつかご紹介します。それぞれ、当社の関与範囲を明示しています。

INNOVATION of iTero 2024(インビザライン・ジャパン株式会社)

GPプロデュース事例:INNOVATION of iTero 2024(インビザライン・ジャパン株式会社)

歯科医師の皆様を対象とした、口腔内スキャナ「iTero Lumina」の新製品発表イベントです。単に製品を紹介するのではなく、業務効率の向上や歯科医療の未来といった上位の視点からもアプローチし、来場された先生方が新製品を「自分ごと」として受け止められるよう工夫しました。ケータリングにもこだわり、来場者同士がゆっくりと交流できる時間を設けたのも、専門家向けPRイベントとして好評をいただいたポイントです。

CLASH DE Cartier ポップアップ(Cartier)

2019年に原宿で開催された、ラグジュアリーブランドCartierによるポップアップです。ラグジュアリーブランドがどうやって若い世代の感度と接続するかを鮮やかに示した事例で、Cartier本来の遊び心と革新性を、鏡や空間演出で表現していました。「ラグジュアリー × ストリート」の掛け合わせは、多くの企業にとって参考になる考え方だと思います。

RADIO HERMÈS(HERMÈS)

同じく原宿で開催された、HERMÈSによる期間限定ラジオ局のイベントです。ブランドが自ら「語る」のではなく「語り合われる場」を提供するという発想が印象的でした。商品を売ることを目的にせず、HERMÈSという文化そのものを体験してもらう設計は、PRイベントの発展系として大変学びの多い事例です。

SCOPES Tokyo driven by Porsche(Porsche)

Porscheがデジタルアートとブランド体験を融合させたイベントです。自動車という「機能」ではなく、「カルチャーをリードする存在」としてのPorscheを、アート体験を通じて表現していました。BtoCブランドが成熟期に「世界観を体験させる」ことで新しいファン層を掴む好例と言えます。

@cosme TOKYO(@cosme)

原宿にオープンした@cosmeの旗艦店です。単なる販売店ではなく、来店者が美容の未来を体験できる場として設計されていました。テスターの充実、カウンセリング、SNS撮影スポットなど、リテール(実店舗)そのものをPRイベントの装置として位置づけた発想は、リアル店舗を持つブランドにとって示唆に富んでいます。

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PRイベント会社の選び方

PRイベントを外部の会社に依頼する場合、「どんな観点で選べばいいのか」で迷う方も多いですよね。ここでは、PRイベント特有のポイントを5つご紹介します。

1. 過去のPRイベント実績を確認する

PRイベントは、社内表彰式や周年イベントとはまた違うノウハウが必要になります。メディア対応、インフルエンサー連携、発信の設計など、PR特有の実績があるかを確認するのがオススメです。

2. 企画から発信までを一気通貫で相談できるか

PRイベントの効果は当日だけでは決まりません。事前のティザー発信、当日の運営、事後のコンテンツ二次活用まで、一気通貫で相談できると、コンセプトが最後までブレにくくなります。

3. メディア・インフルエンサーとのネットワーク

PRイベントの成果は「誰に来てもらえるか」で大きく変わります。招待するメディアやインフルエンサーの選定、事前アプローチ、当日のケアまで対応できる体制があるかを確認しておくと安心です。

4. 空間演出・体験設計のクリエイティブ力

PRイベントは「体験の質」がそのままブランド価値に反映されます。過去事例のクリエイティブがブランドの世界観と一貫していたか、参加者の心が動く設計になっていたかを、実際の事例写真や動画で確認してみると良いと思います。

5. 相談段階での提案力とコミュニケーション

最初の打ち合わせで、こちらの想いをしっかり受け止めてくれるか。そして、単に言われた通りに動くのではなく、プロとしての視点で提案してくれるか。ここは実際に会話してみないと分からないポイントなので、複数社と話してみるのもオススメです。

よくある質問(FAQ)

Q. PRイベントは何か月前から準備するのが理想ですか?

規模によって変わりますが、中規模以上のPRイベントは3〜6か月前から動き出すのが理想です。特に人気の会場やメディア関係者のスケジュールは早く埋まってしまうので、まずは会場と日程を押さえるところから始めるのがオススメです。

Q. メディアやインフルエンサーはどうやって集めればいいですか?

自社で日ごろから関係のあるメディアリストがあれば、そちらへの直接アプローチが基本です。関係が少ない場合や、業界外のメディアにも広げたい場合は、PR会社やイベント会社のネットワークを活用するのがオススメです。

Q. BtoB企業でもPRイベントは効果がありますか?

はい、業種を問わず効果を発揮できるのがPRイベントの魅力です。BtoBの場合、専門家向けの発表会や業界メディア向けのブランディングイベントなど、目的にあわせた形式を選ぶと成果につながりやすくなります。事例でご紹介したiTero Luminaも、歯科医師という専門家向けの成功事例です。

Q. オンラインでもPRイベントは開催できますか?

できます。ライブ配信型、収録型、ハイブリッド型(リアル+オンライン)など、様々な形式があります。ただし、オンラインならではの「飽きさせない画面作り」や「双方向のコミュニケーション設計」には専門的なノウハウが必要になるので、実績のある会社と相談するとスムーズです。

Q. PRイベントの効果はどうやって測定すればよいですか?

目的に合わせて指標を選びます。認知系ならメディア掲載件数/SNS発信数/リーチ数、関係構築系ならNPSやアンケート満足度、事業貢献系なら問い合わせ数/商談化件数/指名検索の変化などを見るのがオススメです。事前と事後で比較できるように、開催前に測定方法を決めておくと安心です。

Q. 小規模でもPRイベントを開催する意味はありますか?

はい、あります。招待客が20〜50名でも、その方々が発信力を持っていたり、業界内でキーパーソンだったりすれば、そこから広がっていく影響は大きいです。「規模の大きさ」より「誰に来ていただくか」が重要なので、小規模でも十分に効果を出せます。

Q. 事後の発信・二次活用のオススメの方法は?

当日の映像や写真を、営業資料、SNS投稿、オウンドメディア記事、ウェビナー、ホワイトペーパーなどに横展開する方法がオススメです。企画段階から「どんな素材を残して、どこに展開するか」を決めておくと、事後の展開がスムーズになります。

Q. 自社で企画するのと、プロに依頼するのはどちらがいいですか?

社内にPRイベントの経験豊富な担当者がいれば、社内で完結する選択肢もあります。一方で、初めての開催や、メディア対応・空間演出の専門性が必要な場合は、経験豊富な会社に相談すると、コンセプトから運営、事後施策までを一貫して進められて安心です。

Q. まずは相談だけしたい場合、どう進めれば良いですか?

「まだ企画が固まっていない」「ざっくりした構想段階」でも大歓迎です。まずは目的や実施したい時期、想定している規模感などをお聞かせいただければ、そこから一緒に考えていく形で進められます。お気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。

まとめ

PRイベントは、企業の想いや新しい価値を、体験を通じてメディアやお客様に届けるための大切な手段です。形式もコンテンツも自由度が高い分、目的とターゲットをしっかり見据えて設計することが、成功への近道になります。

グローバルプロデュースでは、年間200件以上のイベントを手掛けてきた経験を活かして、業種や規模を問わずPRイベントのプロデュースを承っています。「こんなイベントができるかな?」といったざっくりしたご相談段階からでも大歓迎ですので、ぜひお気軽にお声がけください。

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最終更新日:

WRITER

宮永 麻代

取締役/CMO/
エグゼクティブプロデューサー

気づけばイベントプロデューサー歴15年以上、、!表彰式、インセンティブトリップ、キックオフ系案件が特に多いです。
イベントプロデュース業のほか自社のWEB、広報等のマーケティングまわりのほか社内業務改善のDXを推進。

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GLOBAL PRODUCE Co., Ltd.株式会社グローバルプロデュース

年間200件以上のイベント企画・制作・運営を手掛けるイベントプロデュースのプロフェッショナル集団。株主総会、周年イベント、表彰式などの社内イベントから、PRイベント、展示会まで、リアル・オンライン・ハイブリッドを問わず、企業の「伝えたい」を形にする最適なコミュニケーションを設計・提供しています。

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