GP JOURNAL

海外ゲストも大満足。アップグレードされたネオジャパンな伝統芸能コンテンツ

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“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
Photo:Youtube@大茶会oo-sanoe

みなさんこんにちは!GPの宮永です。
伝統と新しいものが斬新に融合する日本は、行きたい国ランキングの中でも常にトップランクの観光大国。どの季節に訪れても何かしら面白味がある。だからこそ、様々な国から多くの人々がやって来ます。

今回ご紹介するのは、外国からやって来たお客様に喜んでもらえるイベントコンテンツ。その中でも“伝統をそのままに現代にアップデートさせたモダンな日本コンテンツ”を中心に探してきました。

茶道や和楽器などの伝統文化に最新のセンスや時代感、技術がプラスされると、なんだかめちゃくちゃ新しい!こんなにクールだったら海外からのお客様はもちろん、我々日本人も大いに盛り上がること間違いなし!

外国人が喜ぶ日本の伝統コンテンツ7選

伝統芸能が息づく演舞と墨の即興芸術 。

まずはこちら。俳優の早乙女太一さんと、画家の柏原晋平さんによる墨を使用した新たなパフォーマンスのご紹介。
早乙女さんといえば日本の伝統文化である大衆演劇、劇団朱雀の二代目として有名な方です。そんな彼と、本能寺への襖絵奉納をはじめ水墨画などを駆使し日本の伝統芸術で新しい作品を開拓する柏原晋平さんがコラボレーションしました。

日本の伝統芸術に奥深い2人の芸術家によるモダンな世界観ですが、なんだか神聖なものを見ているような気分になってきませんか?これこそまさに日本の“静”に潜む躍動感の表現。また、音楽に関しても東京の風景が思い浮かぶノスタルジックな電子音楽をあえて使用するというところにもものすごいセンスを感じます。

世界観に圧倒される、次世代書道パフォーマンス

お次はこちら。墨蜂会(BOKUHOKAI)のざお書道教室の展覧会の最後に行われた、代表、野竿進悟さんと映像作家Takuya Suzukiさん、そして音楽作家のSho Sakaiさんが制作したプロジェクションマッピングと書の作品です。

これは素晴らしい! 書とは“魂をもつ言葉”な訳ですから、全ての文字に意味があります。その言葉や表現したいことを視覚と音を通して人に伝えるという試み。
もちろん、シンプルな書は奥が深く、果てしなく美しいものです。しかし日本語を使わない方には勿論、その削ぎ落とされたミニマムな美を理解するまでには時間がかかるもの。

しかし、このパフォーマンスはどうでしょうか。圧倒的に惹きつけられ、気がついたら彼らの世界の中に入り込んでいる。言葉の持つ意味がわからなくても、伝えたいことは心にダイレクトに響いてくる。そして何より美しい……。素晴らしい映画作品を一本見終わった後のような充実感があるのではないでしょうか。

新たな魅力を再発見。あの名曲を和楽器で。

イベントに音楽はつきもの。「ここぞ!」というタイミングで誰もが知る曲をチョイスすれば、会場は一気に湧き上がること間違いなし。
そこで提案です。海外からのお客様が多い、もしくは日本文化をプッシュしたいイベントだった場合に、名曲を和楽器で演奏するのはいかがでしょう?

こちらの映像は、和楽器アーティスト集団である和楽器アンサンブル真秀​​さんによるもの。映像内では情熱大陸を演奏されていますね。
日本の伝統楽器である箏・三絃・胡弓・尺八の魅力を現代に発信するべく、東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業したメンバーによって2016年から活動しているこのバンドは、様々な名曲をアレンジして演奏しています。

あの名曲もこの名曲も。和楽器で演奏するとこんなに雰囲気違うのかとビックリ! 今までにない新たな魅力が見えて面白い! イベントに来たお客さんも『知っている曲の別アレンジ』にはテンション上がることうけあいです。

イケてるDJがプレイする、クールに昇華された伝統音楽

引き続き音楽コンテンツのご紹介。こちらは先ほどの和楽器生演奏とは真逆のムードで、日本の伝統音楽をミクスチャーさせたDJミュージックです。
……いやいや、これめちゃくちゃイケてるでしょう!!

HIFANA、KEIZOmachine!氏による、DDJ-SX2を使用したパフォーマンス映像なんですけど、これ個人的に大好きです。
なんか、日本って歴史ある伝統技術が力強く根ざす一方で、近未来的なイメージもあるんですよね。この2つのイメージがこのプレイ上でとっても上手に交わっている気がします。

侍ショーも最新Ver.へアップグレード。

海外における日本のイメージって、富士山!寿司!芸者!ですよね。それに並んで忍者や侍などがやっぱり人気だったりします。海外では忍者漫画のNARUTOが大ブームになっていて、各種イベントで侍ショーをやるとめちゃくちゃウケるんです。
……でも、ちょっと待った!
普通の侍ショーをやるのも良いですが、ちょっと今風にアップグレードしませんか?

こちらは先ほどもご紹介した、早乙女太一さんとチームラボがコラボレーションした新春特別講演『龍と牡丹』の一幕です。
映像効果を駆使した舞台で自分自身の影絵と繰り広げられる殺陣早乙女さんの演技は圧巻の一言!

茶道の魂とプロジェクションマッピングを融合したら?

禅と通じる茶道はも海外でも人気なアクティビティ。抹茶といえば日本を代表するフレーバーということもあり、外国の方々から絶大な人気を誇ります。しかしこのお茶、単に飲むだけではなく作法も本当に美しい。だからこそ、この茶道を目の当たりにしたいと思う旅行者は多いのです。

さて、ご紹介したいのはこちらのスペシャルなお茶会です。

ホテル雅叙園東京で開催された、平成初となる文化財「百段階段」でのお茶会はなんともアバンギャルドなものでした。出展作家 弦間康仁氏によるあかりの演出の中でお茶会が楽しめるという趣旨のイベントだったのですが、この異次元のような世界観。

不思議なムードの中で精神を研ぎ澄ませお茶をいただく。そしてこの時の茶人の所作の美しさ。それだけで一級芸術品である茶道と現代技術でさらなる魅力を増したあかりの演出の中が合わさると、これ以上ない上質なパフォーマンスになるのです。

知ってた?和製マジックの面白さ。

みなさん、マジックというとなんだか洋風なものに感じるかもしれません。しかし、実は日本にもマジックはあるんです! 日本伝統のマジックと言われる「手妻・和妻」の数少ない継承者 藤山大樹さんによるマジックをちょっと見てみてください。

和服に身を包み、日本の道具を使用してあれや此れやと繰り広げられるマジック。面白いっていうか、なんだかとっても新鮮じゃありません?!キリッとした佇まいとたまに現れるお茶目な表情は、ゲストをグッと惹きつけますよね。さすがです。海外からのお客様は勿論、日本の若いゲストにも新鮮に映るでしょうし、それこそ年配のゲストは嫌いなはずなし!

「最近フレッシュなイベントコンテンツ探してるんだよな。何か良いアイデアないかな……」なんて思ってるそこのあなた。和製マジックなんていかがでしょう?

終わりに

いかがだったでしょうか?今回調べていて思ったのですが、和風エンタメコンテンツって面白い!ポイントは、単なる“和物”じゃなくて、“モダンにアップグレードされた和物”をチョイスする……という部分。伝統芸能が現代バージョンに昇華されているからこそ、外国の方だけでなく、日本人にも新鮮な驚きを届けることができます。イベントのコンテンツに悩んだときは『モダンな和風コンテンツ』、試してみませんか?

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公開日:

2021MAY

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