ガウディの“弟子”になろう! 没後100年、新宿で体験する『永遠なるガウディ』

2026年は、世界的建築家アントニ・ガウディの没後100年。そんな節目の年にガウディの弟子になって、彼が生きた時代を歩けるとしたら?
そんな“もしも”をVRで体験できるのが、『永遠なるガウディ ~VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡~』です。
VRゴーグルを装着すると、そこに広がるのはガウディが生きた時代。しかも、ただ名建築を眺めるのではなく私たち自身が“ガウディの弟子”となって物語の中へ入り込んでいきます。歩いて、見て、ときには手を動かしながら、ガウディの世界を巡っていく。一体どんな景色が待っているのでしょうか。
今回は、新宿の没入型VRシアター「Storydive Theater WAHHHP」で楽しめる、新しいガウディ体験をご紹介します!
没後100年。今だからこそ体験したい、ガウディの世界
このVR体験が登場した2026年は、アントニ・ガウディの没後100年という大きな節目の年。さらに、生涯をかけて取り組んだ代表作・サグラダ・ファミリアでも、主塔「イエスの塔」の完成という大きな節目を迎える年です。
そんなタイミングで、2026年8月5日に新宿にオープンした没入型VRシアター「Storydive Theater WAHHHP」。そのこけら落とし作品として選ばれたのが、本企画である『永遠なるガウディ ~VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡~』なんですね!
しかも本作、サグラダ・ファミリア財団が正式に認定したVRコンテンツだというのだから、思わずワクワクしてしまう。
完成した名建築を「すごい!」と眺めるだけではなく、ガウディは何を考え、何から着想を得て、あの独創的な建築を生み出していったのか。その創造の裏側まで辿っていくのが、本作の面白いところです。
1926年へ。ガウディの“弟子”として失われたアトリエを歩く

では、ガウディの創造の裏側をどうやって辿っていくのか。
この物語で私たちに与えられる役は、“ガウディの弟子”。 舞台となる1926年へと入り込み、師匠の足跡を追っていきます。
目の前に現れるのは、ガウディの死後に焼失し、現在は残されていない彼のアトリエ。学術資料をもとに3Dで再現されたその空間へ足を踏み入れます。
部屋の中を歩き、設計図を手に取り、模型を覗き込む。そうしてアトリエを巡るうちに見えてくるのが、ガウディの建築と“自然”とのつながりです。植物の茎や山の稜線、波の形。ガウディが自然の中に見出した造形が、どのように建築へと取り入れられていったのか。その発想が、目の前で少しずつ紐解かれていきます。
「なぜガウディは、こんな形をつくったのか?」
完成した建築を眺めるだけでは見えてこないその答えを、師匠の足跡を追いながら探っていく。解説を読むのではなく、自分で歩き、見て、手を動かすからこそ、いつの間にかこちらも“弟子”の気分になってしまいそうです。
全4幕でたどる、ガウディの創造の物語

さて、“ガウディの弟子”となった私たちを待っているのは全4幕の物語。
アトリエから始まり、自然の中にある創造のヒントを見つけ、やがてあの名建築の中へ。そして最後には自分の手まで動かすことに……!ここからは、ガウディの創造を辿る旅へ出発です。
ACT 01|まずは、ガウディのアトリエへ

物語の始まりは、1926年のガウディのアトリエ。前章でも触れたように、現在は失われてしまったこの場所が学術資料をもとにVR空間として再現されています。
そこへ弟子として足を踏み入れ、草図を眺め、模型へと発展していく過程を追いながら「ガウディはどうやって建築を考えていたんだろう?」と、その創造の跡を辿っていきます。
もう存在しない場所を、自分の足で歩ける。過去の空間を目の前によみがえらせ、その中へ入っていけるのは、VRだからこそできる体験です。
ACT 02|植物や波が、建築に変わる!?

アトリエでガウディの創造に触れたら、今度はそのアイデアの源へ。登場するのは、植物の茎、山の稜線、海の波。実はガウディの建築を紐解くうえで欠かせないのが、こうした“自然”の存在です。
自然の中にある形や法則を見つめ、それを建築へと取り入れていったガウディ。ここでは、その造形が建築へと姿を変えていく様子が目の前で展開されていきます。
「なるほど、あの不思議な曲線はこうやって……!」そんな発見を、解説を読むだけではなく、変化を目の前で見ながら体感できるのが面白い!
ACT 03|そして、あの名建築の中へ!

ガウディの発想が見えてきたところで、いよいよその先へ。待っているのは、サグラダ・ファミリア、グエル邸、カサ・バトリョといった名建築です。
流線型のアーチへ手を伸ばし、ステンドグラスから差し込む光の中に立つ。写真では何度も見たことがある、あの建築の“中”へ自分が入り込んでいく……。
スペインにある巨大な建築を、新宿にいながら内側から巡っていく。「知っている建築」が、「自分が歩いた空間」に。VRだからこその距離の縮まり方を、ここではたっぷり味わえそうです。
ACT 04|最後はあなたの手で。サグラダ・ファミリアを“つくる”

そして物語はいよいよクライマックスへ。ここまでガウディの創造を追いかけてきた“弟子”に、ついに出番がやってきます。
挑戦するのは、なんとサグラダ・ファミリアの石を、自らの手で積み上げること!しかも、操作にコントローラーは使いません。ハンドトラッキングによって、自分の手をそのまま使い、目の前のガウディの世界へ触れていきます。
アトリエを歩き、創造の源を知り、名建築の中へ入り——最後は、自分もその建築に手を加える。ここまで来ると、最初に“弟子”という役を与えられた意味も見えてきますよね。
「見る」から「知る」へ。「知る」から「歩く」へ。そして最後は「つくる」へ。
4幕かけて少しずつ体験への関わり方を深めていくことで、最後には観客だったはずの自分まで、140年以上にわたって受け継がれてきたサグラダ・ファミリアの物語に参加している。そんなところまで連れていってくれるのが、『永遠なるガウディ』の面白さです。
VRなのに“一人じゃない”。最大30人で同じ物語へ

このVR体験のもうひとつのポイントが、ガウディの世界を誰かと一緒に楽しめること。
「Storydive Theater WAHHHP」では、最大30名が同じVR空間に同時参加が可能。ヘッドセットを装着していても、周囲にいる人の位置や動きはシルエットとして見えるため、友人や家族、恋人と一緒に物語を楽しむことができます。つまり、それぞれがVRゴーグルをつけていながら、みんなで同じガウディの世界を巡れるんですね。
一人で没入するのに、一人じゃない。 この摩訶不思議な感覚は、本当にこのVR体験ならでは。
そして体験が終われば、「あそこ、すごかったよね」と、たった今見てきた景色について一緒に話せる。VRでの時間そのものが、誰かとの思い出になるのもいいですよね。
さらに、日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語の5言語に対応。新宿駅からほど近く、海外から東京を訪れる人も楽しみやすい環境が整っています。
100年前のガウディを“今”体験する
100年前を生きたガウディと、今もなお建設が続くサグラダ・ファミリア。今回の『永遠なるガウディ』は、そんな歴史をただ眺めるのではなく、自分でその中へ入って楽しめるのが何より面白い!
失われたアトリエを歩いて、ガウディの発想を追いかけ、ときには自分の手も動かしてみる。教科書や展示で見たことのある歴史も、VRの中ではずいぶん違って見えてきそうですよね。
そしてイベントをつくる側として気になったのが、VRの技術そのもの以上に、そこへどう参加してもらうかという部分。
“ガウディの弟子”になってもらう。たったひとつ役割を加えることで、見る人は物語の登場人物になり、自分から歩いて、見て、触れていく。
歴史や文化って、まだまだ面白い体験にできるのかもしれません。ガウディ没後100年の2026年。いつかサグラダ・ファミリアを訪れてみたい人も、まずは新宿から“弟子入り”してみてはいかがでしょうか。
それではまた!
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