KAKERU Vol.2 開催レポート「理念」は、伝えるだけでは届かない。人の心と行動を動かすイベントの力。
この記事のポイント
- GP主催で行われているKAKERUが大切にしていることが理解できる
GPジャーナルをご覧の皆さま、こんにちは。中原です。
企業イベント担当者の“リアル”が交わり、つながる場所として、2026年にスタートしたGP主催セミナー「KAKERU」。「知見を“掛ける”」「人と人を“架ける”」「新たな挑戦へと“駆ける”」。そんな想いを込めた本プロジェクトも、今回で第2回を迎えました。
2026年9月11日に開催した「KAKERU Vol.2」のゲストは、イオン株式会社 人材育成部 人材開発グループ マネージャーの村岡大輔様。
テーマは、「参加者の心を動かし、行動につなげるイベントとは?」です。
企業にとって欠かせない「理念」。ただ伝えて終わるのではなく、一人ひとりの行動へどうつなげていくのか。今回はイオングループの「理念価値体現プログラム」を題材に、その裏側へ迫りました。
理念を「知っている」から「行動できる」へ

企業理念やパーパスを掲げる企業は少なくありません。一方で、それを社員一人ひとりが自分ごととして捉え、日々の行動にまで落とし込むことは、決して簡単ではありません。
今回のトークセッションでは、村岡様と、本案件を担当した弊社イベントディレクター・坂田が登壇。会社やグループの背景から、イベント開催に至った経緯から理念浸透を具体的にどのように設計したのかまで、担当者とプロデューサー、それぞれの視点から紐解いていきました。
華やかな演出や目新しい企画だけがイベントの価値ではありません。
「何を伝えるか」だけでなく、「参加者にどう受け取ってもらい、その先でどう動いてもらうか」。
イベントを“場づくり”ではなく“行動変容のきっかけ”として捉える。そんな視点が詰まった時間となりました。
聞くだけで終わらない。参加者自身が「問い」をつくる

今回のKAKERUでは、トークセッションを聞いて終わるのではなく、参加者自身が考え、言葉にする時間を多く設けました。
村岡様のお話を受け、まずは各テーブルで感想を共有。そのうえで「もっと聞いてみたいこと」を話し合い、グループごとに一つの質問へと絞り込みます。その問いを会場全体へ投げかけ、村岡様と坂田が答えていく——そんな参加型の質疑応答を実施しました。
さらに後半では、「本日学びになったこと」「自社のイベントに活かせそうなこと」をテーマに参加者同士でディスカッション。
誰かの正解を持ち帰るのではなく、他社のリアルを材料に、自社なりの答えを考える。
KAKERUという名前の通り、異なる企業の経験や視点が“掛け合わさる”ことで、会場のあちらこちらから新たな問いやアイデアが生まれていました。
セミナーが終わってからも「KAKERU」は続く

本編終了後には、恒例となった立食形式の交流会を開催しました。
同じテーブルだけで交流が完結しないよう、時間を区切りながら新たな参加者との会話を促すなど、より多くの出会いが生まれる場を目指しました。台本上でも約15分ごとの交流促進や、登壇者・GPメンバーが会場を巡回する設計を取り入れています。
企業も、業界も、役職も違う。それでも「イベント」という共通言語があれば、話せることは意外なほどたくさんあります。
自社の悩みを相談する方、先ほどのトークテーマについてさらに意見を交わす方、新しく出会った担当者同士で名刺を交換する方。
セミナーで得た「知識」が、人との対話によって「知見」へ変わっていく。
そんなKAKERUらしい光景が、今回も会場に広がりました。
企業イベントの“リアル”を、もっと社会へ
Vol.1からVol.2へ、回を重ねるなかで、私たち自身も改めて感じていることがあります。
それは「企業イベントの現場には、まだ社会に共有されていない知見がたくさん眠っている」ということです。
成功した企画だけではなく、その裏側にある迷いや試行錯誤、意思決定まで共有する。そして、そこに別の企業の経験や視点を掛け合わせていく。その積み重ねが、次の誰かのイベントを少しだけ良くしていくのだと思います。
KAKERUは、まだ始まったばかりです。
次回Vol.3も、皆さまのイベントづくりに新しい視点を持ち帰っていただけるテーマを企画中です。台本上でも次回のテーマ・登壇者は「鋭意企画中」としており、現時点では具体名を出さない形が適切です。
知見を掛ける。人と人を架ける。そして、新しい挑戦へ駆ける。
次回のKAKERUでも、新たな“リアル”と出会えることを楽しみにしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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