“勉強”から“表現”へ。英語を楽しくする面白いプロジェクトが調布でスタート

英語を学ぶだけでなく、演じて、歌って、表現する。この夏、調布で開催される「Kids English Theatre 2026」は、英語・演劇・ダンス・アート・プロジェクションマッピングを融合した参加型プロジェクト。英語でセリフを話し、歌い、仲間と一緒にひとつの舞台をつくり上げる、ちょっと特別な体験が待っています。
英語を“勉強”ではなく“表現”として楽しめる、この夏注目のプログラム。今回は、その魅力をたっぷりご紹介します。
英語・演劇・ダンス・アート・プロジェクションマッピング!「Kids English Theatre 2026」とは?
「Kids English Theatre 2026」は、子ども英会話コミュニティ「Eigo-A-GoGo(EAGG)」と、日英バイリンガルシアター「劇団バナナ」が共同で手がける参加型舞台プロジェクトです。
開催日は2026年8月23日(日)。会場は調布市文化会館たづくり「大会議場」。子どもたち自身が英語のセリフや歌、身体表現だけでなく、衣装や小道具づくり、舞台空間の演出にも携わり、仲間とともにひとつの舞台をつくり上げていくのが、このプロジェクトの大きな特徴です。
さらに、プロジェクションマッピングによる映像演出も予定されており、会場全体が物語の世界へと変化するイマーシブな空間へ。“完成した舞台に出演する”のではなく、“舞台そのものを創る側”として参加できるのも、このプロジェクトならでは。プロのクリエイターと一緒にひとつの作品をつくり上げる経験は、子どもたちの創造力や表現力を育む、かけがえのない貴重な時間となるはず。
「やってみたい!」を引き出すKids English Theatre 2026の特長とは?


英語教育、舞台表現、アート体験。子供たちの「やってみたい!」を引き出すさまざまな要素や工夫が組み合わさったプロジェクトから、中でも特に気になったポイントをご紹介。
1|全国どこからでも参加OK!オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型
英語演劇や舞台表現に興味があっても、「近くにそうした機会がない」なんて悩み、意外と多いですよね。「Kids English Theatre 2026」では、事前のオンラインレッスンと夏休みの集中対面ワークショップを組み合わせたハイブリッド形式を採用。参加者はオンラインで英語のセリフや歌、演技表現を学びながら仲間と交流。本番前には調布に集まり、実際の舞台づくりに挑戦します。
住んでいる場所に関係なく参加しやすいのはもちろん、「オンラインで知り合った仲間と実際に会って舞台をつくる」という体験も嬉しいポイントですよね。
2|英語・演劇・ダンス・アート・映像演出のプロと一緒に舞台を創る
英語教育や演劇、ダンス、アート、映像演出など、さまざまな分野のプロフェッショナルが参加するのも本プロジェクトならでは。
子どもたちは英語でセリフを話したり歌ったりするだけでなく、衣装や小道具づくりにも挑戦。さらにプロジェクションマッピングによる映像演出も加わり、舞台全体が物語の世界へ。
完成した舞台に出演するだけでなく、「どんな世界観にする?」「どんな衣装がいい?」とアイデアを出し合いながら、仲間と一緒に作品を作り上げる。舞台に立つだけでは終わらない、“つくる楽しさ”まで味わえるのが、このプロジェクトの醍醐味です。
3|英語を“勉強”ではなく“伝えるための言葉”として使う
このプロジェクトで印象的なのが、英語を暗記することではなく、実際に使いながら学ぶことを大切にしているというところ。
物語の内容を理解し、役になりきって演じる。仲間と相談しながら作品をつくり、観客に向けて自分たちの表現を届ける。そうした過程の中で、英語はテストのための教科ではなく、人とつながるためのコミュニケーションツールへと変わっていきます。英語力だけでなく、考える力や表現する力、仲間と協力してひとつの作品をつくり上げる力もきっと育まれるはず。
このプロジェクトが生まれた背景もチェック



日本では英語を学ぶ機会は増えている一方で、英語を使って「誰かに伝える」「仲間と創る」といった体験ができる場は、まだそれほど多くありません。
「Kids English Theatre 2026」が目指しているのも、まさにそんな体験。オンラインレッスンから舞台づくりまで、仲間と協力しながら作品をつくり上げる過程そのものを学びの場としています。
さらに、作品には「平和」や「共生」といったテーマも盛り込まれています。英語を話すことだけでなく、物語の意味を考え、自分の言葉や表現で伝えることも大切にしているプロジェクトです。


Photo:合同会社Logicca(プレスリリース)より引用
会場となる調布市文化会館たづくり「大会議場」では、プロジェクションマッピングや光、音、美術を組み合わせた演出も予定。子どもたちの英語や歌、身体表現が映像演出と重なり、舞台全体がひとつの物語の世界へと変化していきます。
本番を最高に楽しむための事前プログラムも充実!
舞台づくりは本番当日だけじゃない!むしろ、本番までの過程こそがこのプロジェクトの大きな魅力です。
① 事前オンラインレッスン


本番に向けては、Eigo-A-GoGo(EAGG)によるオンライン英語レッスンと、劇団バナナによる演劇レッスンを複数回実施。
セリフや歌を練習するだけでなく、役づくりや物語の背景についても学びながら、少しずつ作品の世界へと没入していく。英語を「勉強するもの」ではなく、「表現するための言葉」として使う体験ができるのも、このプロジェクトならではの魅力です。
Photo:合同会社Logicca(プレスリリース)より引用
② 対面ワークショップ


本番前の対面ワークショップでは、参加者が調布市文化会館たづくりに集結。
劇団バナナの俳優・ダンサー陣から演技や表現を学ぶほか、みんぐるりんごによる衣装・小道具づくりにも挑戦します。
さらに、映像演出を担当するFumie Ito Matters & Geoff Mattersとの合わせ稽古も予定されており、舞台が完成していく過程を間近で体験できるのだとか。
ステージに立つだけではなく、舞台づくりの裏側まで関われる本格的なプログラムとなっています。
Photo:合同会社Logicca(プレスリリース)より引用
③ 本番公演


最終日に行われる公演は、地域の人たちに向けて無料公開予定。
初回作品モチーフは、劇団バナナが2013年にニューヨークで発表した「MOMOTARO」。日本で広く親しまれる物語「桃太郎」をベースに、新しい解釈と現代的なアレンジを加えたミュージカルです。プロのアーティストたちと共創することで、発表会という枠を超えた舞台作品を目指します。
Photo:合同会社Logicca(プレスリリース)より引用
終わりに
英語を勉強するのではなく、英語で歌い、演じ、仲間と一緒に物語をつくる。そんな体験ができる「Kids English Theatre 2026」。英語教育と舞台表現、アート体験、映像演出を組み合わせ、子どもたちが“学ぶ側”ではなく、“表現する側”として参加できるのが、このプロジェクトならではです。
「どうすれば人は夢中になれるのか」「どうすれば学ぶことをもっと楽しくできるのか」。そんな視点から生まれた体験設計も印象的。英語教育とエンターテインメントを無理なく結びつけた企画には、これからの学びのヒントが練り込まれていると思いませんか。
英語教育の取り組みとしてはもちろん、「参加したくなるイベントはどう生まれるのか」という企画・演出の視点から見ても興味深いプロジェクト。イベントづくりに携わる人にとっても、新たな気づきを与えてくれそうです。それではまた。
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