海の環境問題を遊んで学ぶ!「海の自由研究フェス2026」が今年も開催

夏休みの自由研究。子どもたちにとっては一大イベントですが、保護者にとっては毎年頭を悩ませる恒例行事でもありますよね。そんな自由研究を、イベントとして楽しく解決してしまおうという面白い取り組みが今年も原宿で開催されます。その名も「海の自由研究フェス2026」。
環境問題をただ教えるのではなく、「体験したくなるコンテンツ」に変えてしまうの発想は、イベントづくりの視点で見てもかなり興味深いところ。今回は、そんな「海の自由研究フェス2026」の内容をチェックしていきましょう!
遊びながら海を学ぶ。海の自由研究フェス2026って?
海洋ごみの約8割は、街から流れ出たごみだと言われています。特にプラスチックごみは海の中で分解されにくく、長い年月をかけて海洋環境や生き物たちに影響を与える存在として知られています。そうした課題を、未来を担う子どもたちに「楽しく」「わかりやすく」伝えるためにスタートしたのが、海の自由研究フェス。
2018年に始まった本イベントは、今年で8回目を迎える人気イベントとなっており、昨年は過去最高の盛況を記録。今年も原宿駅前の商業施設「WITH HARAJUKU」を会場に、五感を使って学べる体験型コンテンツが多数展開予定です。
【イベント概要】
開催日時:2026年7月25日(土)10:00〜17:00/7月26日(日)10:00〜17:00
会場:WITH HARAJUKU 3F
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-30
対象:主に小学1年生〜小学6年生
参加費:無料 ※海のワクワク体験講座のみ事前申込制(1講座1,000円)
実施コンテンツ。何が楽しめる?
会場には、海について楽しく学べる体験型コンテンツが勢ぞろい!
環境問題と聞くと少し難しそうなイメージがありますが、このイベントでは「まず体験してみる」ことをが最大のポイント。見て、触って、作って、遊ぶ。だからこそ子どもたちも自然と興味を持てる。イベントとしても参考になる設計がたくさん詰まっているので、その点も注目を。
実施コンテンツ①:海のワクワク体験講座

海の環境問題について学びながら、自由研究作品まで完成できるワークショップは毎年人気のメインコンテンツ。2026年は、海洋ごみ問題やゴーストギア、海洋貧酸素化など、合計7つのテーマを用意しているとのこと。海で今どんなことが起きているのかを知りながら、自分の手を動かして学べる内容となっています。
さらに昨年大人気だった「マイクロプラスチックでスノードームを作ろう!」は定員を2倍に拡大。子どもたちが楽しみながら環境問題に触れられるよう工夫されているのも嬉しいですよね。
ただ話を聞くだけではなく、学んだことを自由研究作品として形にして持ち帰れるのも魅力。つまり夏休みの宿題と学び体験を同時に叶えてくれる夢のようなコンテンツなんです!
実施コンテンツ②:さかなのおにいさん かわちゃんによるトークショー

各種メディアやイベントで活躍する「さかなのおにいさん かわちゃん」が今年も登場。
魚の生態や海の魅力などを、“難しさ0でオモロく伝えてくれる”本人気イベントですが、期間中はトークショーだけでなく、グッズ販売会やサイン会も実施予定。
実施コンテンツ③:海ゴミアクアリウム

今回は神戸の水族館「átoa(アトア)」と共同制作した海ゴミアクアリウムも展示。海洋ごみが生態系に与える影響を、実際に目で見て学べるコンテンツになっています。
メインとなる海洋ごみ水槽に加え、「海にごみが流れ着く過程を再現した展示」や「未来のマイクロプラスチックの姿を表現した展示」なども登場。環境問題を“見る体験”へ変えているのは実に興味深いですよね。
実施コンテンツ④:マイクロ砂浜でマイプラ探し

海辺に漂着するマイクロプラスチック問題を、実際に体験しながら学べるコーナーも。
砂浜の中からマイクロプラスチックを探し出すというシンプルな内容ですが、ニュースで聞くだけでは実感しにくい問題だからこそ、自分の手で探してみる体験には大きな意味がありそうです。ゲーム感覚で参加できるので、小さな子どもでも楽しめそうなのが良いですね。
実施コンテンツ⑤:ミニゴミアート

海で回収されたごみを使ってアート作品を制作できるブースも登場します。「海のワクワク体験講座」の対象年齢に満たない小さな子供も参加が可能。ごみをアートへ変える体験は、環境問題だけでなく創造力を育むきっかけにもきっとなる!
実施コンテンツ⑥:パートナー企業ブース

毎年人気なのが企業による体験型ブース。海や環境問題に取り組む企業の活動を、実際に体験しながら学べるのが魅力です。遊びの中に学びが自然と組み込まれているのも、このイベントらしいポイント。

ニチモウ株式会社
使い終わった漁網をリサイクルして、「環境にやさしい魚キーホルダー」を制作!楽しみながらものづくりに挑戦できるだけでなく、資源を循環させる大切さについて考えるきっかけにもなりそう。
Photo:特定非営利活動法人 green birdより引用

海洋エンジニアリング株式会社
水中ドローンを操縦して海のごみ拾いに挑戦を。ゲーム感覚で楽しめる内容なので、子どもたちにぴったりなコンテンツ。遊びながら海を守るためのヒントに触れられます。
Photo:特定非営利活動法人 green birdより引用

株式会社UACJ
アルミ缶のリサイクルについて楽しく学べる体験ゲームを実施。普段何気なく捨てているアルミ缶が、どのように生まれ変わるのか。身近なテーマだからこそ、自由研究のネタにもなりそうですね。
Photo:特定非営利活動法人 green birdより引用

株式会社モウイジャパン
昨年は昼頃には完売したという人気ブースも登場!ノルウェーサーモンのお寿司を販売し、「食」の視点から海や環境とのつながりを考えるきっかけを届けます。お腹も満たしながら学べるなんて、ちょっと得した気分かも?
Photo:特定非営利活動法人 green birdより引用

スタンプラリーも実施!
イベント当日はパートナー企業ブースを巡るスタンプラリーも開催されます。スタンプを集めると、スペシャルゲスト「さかなのおにいさん かわちゃん」デザインのグッズをプレゼント!
Photo:特定非営利活動法人 green birdより引用
主催団体はNPO法人green bird
本イベントを主催するのは、全国各地でごみ拾い活動を行うNPO法人green bird。
彼らは2002年に原宿で誕生したごみ拾いボランティア団体で、現在は国内外約70チームを展開しています。年間3万人以上が活動に参加しており、「キレイな街は、人の心もキレイにする」が合言葉。
海洋ごみの多くが街のごみから始まっていると言われる今、この団体がイベントを手がけているのも納得です。
おわりに
環境問題を伝える。言葉にするとシンプルですが、それを子どもたちが夢中になる体験へ変えるのはなかなか難しい。そんな中、海ごみやマイクロプラスチックといったテーマを、アクアリウムやアート、水中ドローン体験などを通して楽しく学べるイベントへと変えたのが「海の自由研究フェス2026」なんですね。
学びは難しいものではなく、面白いものにもできる!そんなイベント作りにおけるお大きなヒントを教えてくれるこのイベント。夏休みの自由研究はもちろん、親子で楽しめるおでかけ先としても要チェック。今年の夏は原宿で、海について楽しく学ぶ特別な体験をしてみてはいかがでしょう?それではまた。
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