お金って大事?お金に関する本から考えてみた。

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“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

こんにちは、または、おはようございます、こんばんは!GP山蔦です。

突然ですが、皆さんお金の管理はどうされていますか?
私は普段から散財するタイプではないので、正直あまりきちんとルールを決められていません。ストレスを感じずに節約できそうと思う小さなことはできるだけ節約、経験値になりそうなことは積極的に投資、がなんとなくのマイルールです。

人によっては用途によって口座を分けたり、給料日に割り振りを決めたりときっちり管理されている方や、今が人生で一番若い時!とその場で大きな決断をされる方もいますよね。

『「お金は大事」とよく聞くけれど、どういう意味で大事と言っているのかな』とふと疑問に思ったので、今回は「お金」に関する本3冊を読んでレポートし、お金について考えて参りたいと思います!

『きみのお金は誰のため』田内学

『きみのお金は誰のため』書影

ある大雨の日、中学2年生の優斗は、ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、謎めいた屋敷へと入っていく。そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでおり、「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げられる。その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まる 。

東洋経済STORE」より

印象的な文章をピックアップ!

本を読んで私の印象に残った言葉をいくつかピックアップしてみました。

p. 38「難しい単語を覚えただけで、多くの大人は満足するのよ」

p. 131「全体を考えれば、値段自体が上がることには大した意味はない。それよりも、未来の幸せにつながる社会の貯蓄を増やすことの方が重要や」

p. 162「問題なのは、『社会が悪い』と思うことや。社会という悪の組織のせいにして、自分がその社会を作っていることを忘れていることが、いちばんタチが悪い」

p. 217「気候変動でも、自然破壊でも、世界全体が直面しているような問題に興味を持って、未来を守るという目的を共有できれば“ぼくたち”は広がる」

本を読んで

この本は、「お金」とはそもそも何なのか、どんな意味があるのか、どんな役割を果たしているのかを冷静にわかりやすく解説してくれています。
生まれた時からお金があり、何を手に入れるにも「お金」を使ってきた私を含め、この本を読めば「お金」を変に過大評価していたかもと気づくのではないでしょうか。個人的には、学生時代に歴史の授業で貨幣の流通の始まりを習った瞬間も似たような不思議な感覚があったなあと思い出しました。
やさしいタイトルではありますが、大人になったことでよりお金の存在を意識し、時には意識しすぎている方も多いと思うので、ぜひ読んで欲しい本です。
「お金」の裏にある大切なものや、考え方を思い返すきっかけとなります。

『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』アンドリュー・O・スミス

『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』書影

【大反響! 累計15万部突破のベストセラー】

金融教育先進国のアメリカでは、高校の授業で「お金」の基本を学びます。

「将来のために貯金しよう」「株ってどんなもの?」などといった、世の中のお金の本でよく言われるようなことだけではありません。

「破産とはどんなシステムか?」「金融詐欺に騙されないためにどうすべきか?」「老後資産にはいくら必要か?」――人生のありとあらゆるライフステージごとに、お金とどう付き合っていくべきかを体系的に学びます。

就職、結婚、マイホーム購入……わたしたちが人生で重要な選択をするとき、それらすべてが「お金」と切っても切り離せない関係にあります。

お金について考えることは、自分の人生について考えることでもあるのです。

一冊で一生モノのお金の基礎知識が身につく、世界一やさしい入門書!

SB Creative」HPより

印象的な文章をピックアップ!

p. 23「経済的に自立した個人」になるために、まず覚えておかなければならないのは、自分のお金の面倒を見るのは自分しかいない、ということだ」

p. 25「キャリアや結婚といった人生の大きな要素については、だいたいの目標は決めておいた方がいいだろう」

p. 379「たいていの仕事は、最終的に言葉と数字で決まる。間違った言葉を使ったり、数字に不備があったりすると、大きな問題につながりかねない」

p. 386「人はポジティブな態度に好感を持つ。だからたとえつらいときでも明るさを忘れないようにしよう」

p. 389「恵まれた立場にいる人は、社会のために何か貢献しなければならない」

本を読んで

想定がおしゃれな教科書・辞書のようで素敵なこの本。書いてある内容もタイトル通りお金に関する教科書のような内容の本で、お金に関して無知な私にはとてもためになり、かつ、少し難しい本でした。
今回は急ぎ足で全体を読んでしまいましたが、もう一度1つ1つ理解し考えながら読み直したいなと思っています。
私のように、「お金に関しての知識がないから1から学ばなければ」と思っている大人にもおすすめですし「アメリカの高校生が学んでいる」とタイトルに入っている通り、学生にもおすすめです。
本の最後に載っている「付録 この本で学んだ大切なこと」も、シンプルながらためになることが詰まっています。是非!

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』ビル・バーキンス

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』書影

全米注目のミリオネアが教える、究極のカネ・人生戦略。「今しかできないことに投資する」「タイムバケットにやりたいことを詰め込む」「若いときにはガレージから飛び降りる」……など、人生を豊かにするために、私たちが心に刻むべき9つのルールを紹介。若ければ若いほど、人生の景色をガラリと変えられる一冊。

ダイヤモンド社」HPより

印象に残った文章をピックアップ!

p. 17「死は人を目覚めさせる。死が近づいて初めて、私たちは我に返る。先が長くないと知り、ようやく考え始めるのだ」

p. 20「大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことだ」

p. 66「人生を存分に楽しむには、無意識な自動運転をやめ、自らの意思で思う方向に操縦していかなければならない」

p. 190「どんな経験でも、いつか自分にとって人生最後のタイミングがやってくる」

p. 265「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ」

本を読んで

DIE WITH ZERO、ゼロで死ねという少々挑戦的なタイトルなこちらの本。タイトル通り死ぬまでに財産を使いきりなさい、といったことが書かれています。お金を経験値など思い出に使うべきと。
私は比較的保守派なので、普段から貯められるものならお金は出来るだけ貯めておいたほうが良いだろうと行動してしまうことが多いです。ある程度の貯蓄は今後の人生やリスク、精神衛生面を考えるとあった方が良いだろうなあと思います。が、書かれている通り明日何があるかわからない、年齢とともに体力はどんどん減っていく……ということを考えると、確かに今しか出来ないような思い出作りにはどんどん足を突っ込んでいきたいなと思いました。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
それぞれの書籍で主張内容や推奨内容は異なっていたものの、共通するのは「お金」を主体で考えるのではなく、「人生」や「社会」を主体で考えなさいということかなと解釈しました。お金の使い方、稼ぎ方も、私が思う私の幸福や私の考える社会の幸福に基づくべきだなぁと。今後もっとお金の役割について知り、幸せについて深く考え知っていきたいです。

皆さんもぜひ読んでみてください!

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最終更新日:

WRITER

山蔦千尋

CHIHIRO YAMATSUTA山蔦千尋

アシスタントプロデューサー

高校時代は吹奏楽部、大学時代はサークルでの演劇とステージや舞台を作りあげるのがひたすらに楽しく、大好きでした。
社会人になってもイベントをプロデュースできるということで、わくわくしています。ドラマチックで、観客も出演者もスタッフも私自身も鳥肌が立つようなイベント作りができるよう、楽しみながら誠心誠意頑張ります。
よろしくお願いいたします!

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